【城間勝行】システム屋が語る「お盆」の不思議

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ビジネス・マーケティング
今は、とある企業で、数千人が利用する業務システムの保守開発に携わっています。日々のタスクは、お客様からの問い合わせ対応や、新しい機能追加のための設計・実装がメイン。

そんな中、毎年この時期になると、僕たちシステムエンジニアにとって、ちょっとした「イベント」が起こります。そう、「お盆」です。

お盆は、多くの方にとって、ご先祖様を迎え、家族や親戚と集まって過ごす大切な時間ですよね。もちろん、僕もそれは同じです。ただ、システム屋としてお盆を経験すると、ある不思議な現象に気が付きます。

それは、システムへのアクセス数が、まるで潮が引くかのように一気に減ることです。

普段は数千人の方が利用しているシステムでも、お盆期間に入ると、まるで「誰もいない」かのように静かになります。アクセスログを見ると、まるで幽霊でも出たかのように、ユーザー数が急減しているのです。

この現象を目の当たりにするたびに、僕は「お盆って、システムから見ても本当に『あの世とこの世の境目』なのかもしれないな」と、ついつい考えてしまいます。

何百台ものサーバーが常に稼働し、膨大なデータがリアルタイムに行き交う日常。それが、お盆の時期だけは、まるで時間が止まったかのように、静けさに包まれる。普段は気づかない、システムの「呼吸」のようなものを感じることができる、貴重な時間です。

そして、この静かな時間を利用して、僕は普段できないような「お盆限定タスク」に勤しみます。

例えば、普段はアクセスが多くてなかなか実行できないような、大規模なデータベースの最適化や、システムのパフォーマンスチューニング。
あるいは、新しい技術を試すための検証環境の構築など。

これはまるで、ご先祖様が帰ってきている間に、普段は掃除できない家の隅々までピカピカにする、という感覚に似ているかもしれません。システムも、この静かな期間にしっかりとメンテナンスをしてあげることで、また日常の忙しい期間を元気に乗り越えられるようになるのです。

お盆が明けて、またシステムへのアクセスが戻ってきた時。
「よし、これで気持ちよく日常を迎えられるな」と、いつも達成感を感じます。

お盆という日本古来の風習が、まさかシステム開発の現場でもこんなユニークな形で感じられるとは、僕自身もエンジニアになって初めて知りました。

皆さんの仕事では、お盆にどんな変化が起こりますか?
もしよろしければ、ぜひ教えてください。

それでは、また。
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