0 Clown— はじまりは、無邪気さから —
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0 Clown — はじまりは、無邪気さから —
Vision Quest Tarot のカードを、
最初から1枚ずつ紹介していこうと思います。
カードの意味は覚えるものでもありますが、
それ以上に その絵柄を見た時に
自分の中でどう感じるかが
とても大事だと思っています。
このシリーズでは、
カードの基本的な意味を主軸にしながら、
絵柄が何を伝えているのかも
少しずつ見ていこうと思います。
最初のカードは、
Clown(クラウン)
標準的なタロットでは、
Fool(愚者)にあたるカードです。
Clown の基本的な意味
— はじまりと可能性 —
Clown は、
はじまりのカードです。
まだ何も決まっていない状態。
準備が整っているとは言えないけれど、
それでも一歩踏み出そうとしている。
このカードが表しているのは、
無謀さというより、
可能性にかけて動き出す状態
だと思っています。
どうなるかは分からない。
うまくいく保証もない。
それでも、
「やってみよう」と思ったとき、
このカードの流れは
すでに動き始めているのだと思います。
絵柄から見えてくるもの
— 無邪気な一歩 —
このカードでは、
人物が崖の縁に立ち、
これから一歩踏み出そうとしているように見えます。
足元は、
決して安全とは言えない場所です。
それでも、
この人物の表情は、
どこか**無邪気**に見えます。
深く考えすぎていない。
怖さがないわけではないけれど、
それ以上に、
「行ってみよう」
そんな気持ちが
先に立っているように感じます。
そして、
背後には
大きな狼の存在があります。
まるで、
この人物を見守っているようにも見えます。
さらに、
少し離れた場所にも
もう一匹の狼の姿があります。
ひとりで進んでいるように見えて、
完全にひとりではない。
この絵柄には、
そんな意味も含まれているように思います。
また、
人物は手に
小さな袋を持っています。
大きな荷物ではなく、
最低限のものだけ。
すべてを整えてから進むのではなく、
持てるものだけを持って、まずは進んでみる
そんな姿にも見えます。
私にとっての Clown
— 「なんとかなるかな」と思えたとき —
このカードを見ると、
思い出す出来事があります。
最初の会社を辞めると決めたときのことです。
先のことが
はっきり見えていたわけではありません。
むしろ、
どうなるか分からないことの方が
多かったと思います。
それでも、
心のどこかに
「なんとかなるかな」
という気持ちがありました。
振り返ってみると、
あのときの自分は、
少し無邪気だったのかもしれません。
でも、
その無邪気さがあったからこそ、
一歩を踏み出せた。
あのときの一歩が、
今につながっているのだと思います。
Clown が出るとき
— もう始まりの中にいる —
リーディングで Clown が出るとき、
それは
「準備が足りていない」
という意味ではなく、
**「もう始まりの中にいる」**
ということなのかもしれません。
不安があっても、
まだ見えていないことが多くても、
それでも
「やってみよう」
と思っているなら、
その時点で
何かはもう始まっている。
このカードは、
そんなことを教えてくれるように感じています。
このカードが気になるとき
もし Clown が気になるとき、
それは
- 何かを始めたいと思っているとき
- まだ形になっていない可能性を感じているとき
- 少し不安だけれど、動きたい気持ちがあるとき
そんなタイミングなのかもしれません。
カードは、
「正しい答え」を出すものではなく、
今、自分がどこに立っているのか
を教えてくれるものだと思っています。
もし
「今の自分は、どんな始まりの中にいるのか」
を知りたくなったとき、
カードを通して、
一緒に見ていくこともできるかもしれません。
Hal Luno
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This reading features cards from The Vision Quest Tarot, created by Gayan S. Winter and Jo Dosé, and published by AGM Müller. All rights reserved.