「依存しちゃダメですか?」
恋愛相談をしていると、時々こんな質問を受けます。
私は、少しくらい相手を頼ることは悪いことではないと思っています。
好きな人がいるから頑張れる。
会える日を楽しみに仕事をする。
落ち込んだ時に「この人がいるから大丈夫」と思える。
それも恋愛の素敵な力です。
こんな感じで、依存と愛情は意外と近いところにあります。
違いが出てくるのは、その恋愛が「苦しい」と感じ始めた時です。
相手の機嫌で一日が決まる。
連絡がないだけで、自分には価値がないような気がする。
相手が笑ってくれれば幸せで、少し冷たくされるだけで世界が色あせる。
自分の幸せの鍵を、全部相手に預けてしまっている状態です。
どうして、そうなってしまうのでしょう。
相手の態度が不安定だからかもしれない。
自分に自信が持てないからかもしれない。
「この人と一緒に生きていきたい」という願いが強いからかもしれない。
本当に理由は人それぞれです。
だけど共通して思うのは、その苦しさを我慢し続けても、幸せな恋愛にはなりにくいと私は感じてしまいます。
我慢は少しずつ心に積もっていき、いつか限界を迎えてしまうからです。
では、依存と愛情は何が違うのでしょう。
私が思う違いは、とてもシンプルです。
依存は、「相手がいないと幸せになれない」と思ってしまうこと。
愛情は、「相手がいることで幸せが増える」と感じられること。
依存は、自分の人生が相手中心になってしまう。
愛情は、自分の人生も大切にしながら、相手も大切にできる。
依存は、不安や涙が増えていく。
愛情は、安心や笑顔で満たされる。
恋愛をしながら依存する日があってもいい。
弱くなる日があってもいい。
大切なのは、「私は今、苦しい時間の方が多くなってないかな?」と、ときどき自分の心を見つめること。
恋愛は、自分を失うためにするものではありません。
自分らしく笑える毎日を、誰かと一緒に増やしていくもの。
私は、そんな恋愛が長く続く幸せにつながるのだと思っています。