「何もしないと落ち着かない」 「将来への不安や、何もしないことへの罪悪感が湧いてきてしまう」
そんな経験はありませんか?
以前の私は、まさにそうでした。何もしないでいると、かえって色々な考え事が頭を巡り、心が休まらないのです。体は横になっていても、頭の中はフル回転。これでは体力が回復するどころか、精神的に疲弊してしまいます。
だから、常に何かをして過ごしていました。料理をしたり、ドライブに出かけたり、ゲームに没頭したり。自分の趣味の時間を楽しんでいるつもりでしたし、「何もしないのはもったいない」とさえ思っていました。
でも、気づいたんです。何かをしているということは、結局のところ、頭や体、心を使っているということ。それって、本当に「休んでいる」ことになるのでしょうか?
趣味を楽しんでも消えない疲労感の正体
好きなことをして心をリフレッシュしたつもりでも、なぜか体の疲れが取れない。むしろ、どこかに不調を感じることさえありました。人間の体は繊細で、どこか一部が疲れていたり不調だったりすると、他の部分にも影響が出てしまうものです。心が癒されたとしても、頭や体が疲弊していれば、結局また心も疲れてしまう。そんな悪循環に陥っていたのかもしれません。
今思えば、そんな日々が「脳疲労」に繋がっていたのだと感じています。
マインドフルネスからの気づきと、認知の転換
以前、マインドフルネスについて学んだことがあり、実践も試みました。しかし、最初のうちはなかなかうまくいかず、頭を使う量は思うように減りませんでした。
そこで、私は少し自分の考え方を変えてみることにしたんです。
「何もしない」のではなく、「何もしないをする」のだ、と。
この小さな認知の転換が、私にとっては大きな一歩でした。
「何もしないをする」と意識することで、初めて心から体の全ての部分を休ませることができるようになった気がします。一見すると、それは何の意味もない、無駄な時間のように思えるかもしれません。でも、その「何もしない時間」こそが、自分の心身を労り、回復させるための、実はとても意味のある時間なのだと思えるようになったのです。
「意味のないこと」なんて、きっとない
この経験を通して、「世の中、本当に意味のないことなんてないんだな」と改めて感じています。
もし、かつての私のように「何もしないこと」に不安や罪悪感を覚えてしまう方がいたら、一度「何もしないをする」という意識で、積極的に休息する時間を取り入れてみてはいかがでしょうか。
それは、忙しい日々の中で見失いがちな、自分自身を大切にするための時間になるかもしれません。