夜勤がつらい。でも、看護師としての経験は活かしたい。
そう感じ始めたあなたへ。
このページを開いたということは、おそらく今、夜勤明けのしんどさや不規則な生活リズムに、心身ともに限界を感じ始めているのではないでしょうか。
看護師として積み重ねてきたキャリアを、夜勤なしで活かすことは可能です。しかも“病棟勤務以外”という選択肢も、今では医療の現場で確実に増えています。
今回は、治験関連職を中心に、看護師資格や経験を土台として働ける日勤職を7つご紹介します。
【01】CRC(治験コーディネーター)
治験に参加する患者さんに対し、説明補助や経過観察、医師との調整、記録作成などを行う仕事。
患者さんへの丁寧な説明、経過の記録、医療者との調整力など、病棟経験がそのまま強みになる職種です。
夜勤なしで、患者さんと1対1で関わる時間がしっかり確保されている点も魅力。
【02】CRA(臨床開発モニター)
医療機関を訪問し、治験の進行が適正に行われているかを確認・管理するポジション。
看護師経験に加え、資料を読み解く力、慎重なチェック力が求められるため、几帳面な人や整理が得意な人に向いています。
出張は多めですが、夜勤は完全になし。企業勤務なので福利厚生も安定しています。
【03】PV(安全性情報管理)
副作用情報を収集し、製薬会社や医療機関にフィードバックする役割。
医療知識を活かしてデータを読み取り、副作用リスクを正確に判断・記録する職種です。
直接患者さんと接することは少ないですが、安全性にかかわる重要な医療支援業務です。
【04】治験事務局スタッフ
治験に関わる書類整理、施設・IRB(倫理審査委員会)との連絡、治験スケジュール管理などを担当。
患者さん対応こそ少ないものの、看護師の目線で現場を理解できることが強みになります。
デスクワーク中心で、安定した日勤業務を希望する方におすすめです。
【05】クリニカルエデュケーター(医療機器インストラクター)
医療機器メーカーや製薬会社に所属し、医療従事者に対して製品の使い方や導入支援を行う仕事。
説明力・プレゼン力・現場理解力が求められ、病棟での教育係経験などが活かされやすいポジションです。
【06】医療系カスタマーサポート(企業内)
医療従事者や患者からの製品やサービスに関する問い合わせ対応を行います。
コミュニケーション力や、症状や薬剤に関する正しい理解が求められます。
患者対応ではなくても、医療の知識がしっかり役立つ仕事です。
【07】コールセンター(医療相談)
企業や自治体が運営する健康相談窓口などで、電話やメールによる医療相談に応じる仕事です。
問診力や傾聴力、リスク判断力などが求められるため、臨床経験がそのまま価値になります。
夜勤なしの固定勤務が多く、育児や私生活とのバランスも取りやすい環境が整っています。
このように、看護師資格や経験を活かせる職種は、病棟以外にも多岐にわたります。
「夜勤がつらい」と感じることは、何かを諦めるサインではありません。
それは、“新しい働き方を模索する合図”です。
あなたの経験は、形を変えて社会に必要とされています。
無理を続けるより、一度立ち止まり、自分に合った働き方を選び直す。
それはとても前向きなキャリアの一歩だと、私たちは思います。
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