真夏の草刈り作業、社員にやらせますか?外注化を考えたけど...

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コラム
こんにちは、改善コンサルのカイゼンラボです。
このブログでは、現場で感じた「ちょっと気になるムダ」を、
ゆるく・具体的に見直していくヒントを発信しています。

暑い……!本格的に夏って感じですね。
外に出るだけで汗が噴き出し、ちょっと動くだけで体力が持っていかれる。

今回は、そんな真夏にピッタリ(?)な、今思い返してもゾッとするムダ作業の話です。

社員がやる真夏の草刈り作業は、ムダの極み

最近では、事務やバックオフィス業務を外注化するのは当たり前に
なってきました。
コア業務に集中し、生産性と創造性を発揮するためです。

でも、それ以上に外注化してもいいよねと思う業務があります。

そう、肉体労働的な業務です。

私は肉体労働的な業務も、外注していいと思っています。

なぜなら、社員の時間、体力、そして気力まで奪うような
業務が、「会社のため」として無自覚に押しつけられて
いるからです。

今回は、そんな「社員にやらせるべきじゃない仕事」に巻き込まれた体験談をお届けします。

真夏の日曜日に草刈り作業、社員にやらせます?

今から8年前、舞台はT社。
この会社、なんと真夏の日曜日に社員総出で草刈り作業を実施したんです。

しかも、代休なしです。
当然、私も強制参加しましたが――そりゃもう地獄でした。

当日の気温はおそらく35℃超え
直射日光の下で、草を刈る。刈る。刈る...

そのうち、立ちくらみがして目の前がボーッとしてきました。
軽い熱中症だったと思います。

作業が終わってから少し落ち着いたとき、ふと思いました。

「これは…いくらなんでもやらせちゃダメなやつだ…」

そこで私は、人件費と外注費を比較してみたんです。
仮に正社員30名×5時間×時給1,700円で計算すると――

255,000円!

一方、業者に草刈り作業を依頼した場合、相場的には1回3万円前後。
(もちろん、面積や除草の量にもよりますが…)

「これ、業者に頼んだ方が安いし、安全だし、ストレスもないじゃん!」

次年度は絶対に外注化しようと心に決め、見積もりも準備し始めていました。

ところが――
その矢先に、私は別の事情で会社を去ることになりました。

結果としてこの改善案は実現せず、失敗です笑

でも、私はこう思っています。
「おかしい」と思って声を上げることが、すでに改善の第一歩なんだと。

餅は餅屋に。環境美化という名の慣習を疑え!

とにかくですね、地方の中小企業ほど、昔からの慣習を疑わない
傾向があります。

特に多いのが、こうした肉体労働系の「奉仕的作業」

・「環境美化」
・「地域への貢献」
・「みんなでやれば絆が深まる」

こういった耳障りのいい言葉を使って、実質は社員をタダ働き
させているケースも少なくありません。

もちろん、全ての草刈りが悪だとは言いません。
でも、それって本当に“社員がやるべき仕事”なんでしょうか?

社員がやるべき仕事は、
コア業務・創造的な業務・生産性を生む業務のはずです。

外注できるなら、外注すればいいんです。ケチる理由なんてない。
それだけで経済も循環しますし、社員のパフォーマンスが上がる
のであれば、安いと思いませんか?

記事まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、珍しく?改善に失敗したお話となりました笑

ただ、この一件で、従来から続く慣習に疑問を持つきっかけ
なったことは間違いありません。

ここで記事を振り返りますと、

✅ 真夏の草刈りは、社員にやらせる仕事ではない(と思う)
✅ 時間・体力・人件費、すべてがムダに奪われる
✅ 外注すれば、コストも安全性もストレスも改善できる
✅ 「昔からやってるから」は、改善の敵
✅ 改善に失敗しても、「疑って声を上げた」こと自体が前進

ムダな事務作業にムダな肉体労働、これを徐々に無くしていけば、
もっとイキイキと創造性に満ち溢れた社会になるのではないでしょうか?

次回予告

次回のテーマは「あのデータどこ行った...フォルダの階層はシンプルに!」
についてお届けしたいと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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