社員が朝掃除するの、そろそろやめませんか?

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こんにちは、改善コンサルのカイゼンラボです。
このブログでは、現場で感じた「ちょっと気になるムダ」を、
ゆるく・具体的に見直していくヒントを発信しています。

最近、何をすべきで、何をしないかを自問自答しております。
何かをしない日をあえて作ってもいいかもしれませんね。

しないと言えば、ワークマン流の「しない経営」が有名です。

これは、「価値を生まない仕事はやらない」
「社員にストレスを与えることをしない」という考え方です。

ああ、これって掃除の話にもつながるな~…と。
毎朝15~20分ほど、社員総出で掃除している会社、まだありますね?

日本の地方の会社は、特にこの考え方が根強いです。

私も昭和文化の会社にどっぷりつかっていましたから、よくわかります。

でもよくよく考えてみて下さい?

その時間って、概算で年間60時間(=週5日×15分×12ヶ月)になります。

この“掃除を社員がやる”文化、ワークマン式の視点で見直すとどうなるか、シンプルに考えてみました。

理想編:掃除は「しない経営」の改善例


ワークマンでは「価値を生まない仕事はしない」というルールがあり、

掃除も“社員が担う業務”ではありません。

本来の専門性や創造性を発揮する時間を奪うだけだからです。

海外(アメリカ)では、このような考え方をしています。

・掃除はプロに委託

・清掃スタッフを雇用 or 契約して外注化

・その時間で社員は本来の業務(企画・分析・相談など)に集中

➤社員の集中力ダウン、ストレス上昇を防ぎ、仕事の質アップを目指す
経営スタイルです。

ただ、日本はというと、まだまだ朝の掃除文化は根強く浸透しています。

あ、私は掃除ギライではありませんよ。

念のため強調しておきます笑

ただ、過去に私が実践した掃除の外注化も選択肢としてはアリなのではないかと思っています。

現実編:私が試した“低コスト・外注化”の実際


舞台は7年前の会社でのお話。
☟例のやる気ゼロのオジサン社員の会社です。

その部署では、私含め3名の社員が毎朝15分総出で掃除していました。
(時給換算すると、1,500円以上)

で、そこでふと冷静に考えてみたんです。

1,500円 × 0.25時間(15分) × 3人 × 20営業日 = 月22,500円

年間にすると、270,000円です!

「これ、外部に委託したほうがコスト的に安いかも」と閃きました。

そこで、試しに清掃業者(ダイオーズ)に見積注文したら――

当時は月額20,000円程度でした(年間240,000円)

もちろん、清掃場所や清掃回数によって変動はしますが...

それでも専門業者の掃除なので、キレイさも段違いですし、
社員の「当番負担」ゼロで朝のストレス緩和も期待できます。

業者さんとも交渉し、週3回、清掃場所はトイレと会議室だけ。

その結果、どうなったのか?

社員の清掃コストを抑えつつ、やる気UP・時間・集中・清潔さまで手に入る
というクアドルプル(トリプルの上)な改善になったんです。

掃除は“やらないことで価値が生まれる業務”でもある


とまあ、数字だけ見ればいかにも効率アップで改善しました!

と言えますが...。

ここはハッキリ言って賛否両論あるかと思います。

イエローハットの創業者である鍵山秀三郎さんも、

~人間は義務でやらなくてもいいことがどれだけできるか
ということが人格に比例していると思います。~

と語っておられます。

つまり、指示や命令されなくても動ける社員を育てる。
そういう意味で、掃除という行為は推奨されるというものの見方です。

ここは価値観の問題ではあるかと思いますし、そもそも効果がハッキリ

目に見えないものなので、やってみないとわかりませんよね。

しかしながら、私は「やらないこと」を決めるのも大事だと考えていて、

それが掃除であってもそれ以外であっても本質は同じです。

ワークマン式「しない経営」もそういった考え方のひとつなんだと

広い心で受け止めていただけたらなと思います。

記事まとめ


いかがでしたでしょうか?
今回は、ちょっと賛否両論のある改善テーマでしたが、再度メリットを
振り返ってみます。

✅ワークマン式「しない経営」は“価値を生まない仕事はしない”という考え方

✅社員が掃除をするのは、“やらなくてもいい仕事”でもある

✅プロ外注なら社員より安く生産的な時間に変わる

✅社員は本来のコア業務に集中できる

会社の掃除は、毎朝社員がおこなうべきもの――

在宅ワークも増えた今、かつての当たり前の考え方も変わりつつあります。
当たり前を疑ってみる、というのも改善の第一歩です。

次回予告

次回は「なんで会議は長くムダに感じるの?その原因と対策」についてお届けします。
本来の会議の在り方、事前準備の在り方について振り返ってみましょう。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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