こんにちは、効率オタクです。
商売とは、相手にとって有用な価値を提供し、対価を受け取る行為です。そして対価が動くときには必ず相手の同意が必要です。この「同意を得る」という要素は、非常に重要です。
同意がなければ商売は成り立たず、もし同意なく対価が動けば日本ではほぼ犯罪となります。同意がないままお金を動いた場合、詐欺・窃盗・横領など該当する罪に問われるのではないでしょうか。
また対価の移動に関して折り合いがつかない場合は民事訴訟になりますが、最初の争点は「同意したかどうか」の確認作業になっていると思います。そこから言った・言っていない、「どこまで同意したか」これを精査して支払いの有無や契約の範囲を決めていくのではないでしょうか。
話は変わりますが日本には「おせっかい」という文化があります。人間のやさしさがあって非常に良い行動であり、これまで幅広く受け入れられています。ただしこれは結果が良かった場合に良いのですが。悪い方向に転んだときトラブルになるケースが多いかなと思います。「やってあげたのに」という主張は、同意の視点で見ると成立しません。
事が小さければその人のやさしさとして受けいれるケースも多いかと思います。ただ見返りを求める形でのおせっかいは大小は関係なくナンセンスかなと思います。
プライベートは上記で良いかもしれませんが仕事においておせっかいは厳禁ですよね。お客様との間には必ず責任の区分があります。1つのプロジェクトに複数の企業が参加しているような時でも必ず責任の区分があります。勝手に自社の区分以外の所に触れることはないでしょう。もし支障が出れば「何勝手なことをしているのか」と立派な加害行為となります。自社内の作業でも同じで、善意でやったつもりの行為ほどトラブルを招きやすいものです。理由は「優しさ」と「支障」相反するベクトルなのでめんどいんですよね...なので同意のない行動はしない、これで統一している企業さん多いのではないでしょうか。その位ですね、同意を得るという行動は重要なのです。
今、企業間の格差が隠し切れないほど広がってきています。このようなリテラシー教育は表にはあまり出てこないので分かりにくいのですが、地味に見えて実は影響がかなり大きいです。これを本音の世界で真剣に取り組むのか、建前の世界でぼんやりとやるのか、こんな違いが確実に企業力に表れているのではないかなと思っています。
話は変わって、今月はクリスマスがありますね。昔は「これをあげたら喜ぶかな」という、感覚だけでプレゼントを選んでいたんですよ。ですが「この色はちょっと…」というズレも多かったと思います。もちろんこれも人間味があって良いのですけどね。
そして20年位前にこのスタイルが変わりました。お互いの希望を確認し、欲しいものを明確にして交換するようになりました。これは今日述べた「同意を得る」という行動をしっかりと盛り込んだアップデートがされたと捉えてもいいのではないでしょうか。