「理解する」を理解する 補足②例外も考える

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 こんにちは、効率オタクです。


 理解するについてどうすればよいのか5つのアプローチを書きましたが、個別で補足を書いています。今回は②例外を考える、理解度の確認方法です。

 本当に理解しているかどうかを確かめる方法として、「例外を想定してみる」ことは非常に効果的です。

 製造業では、安全と品質に関して繰り返し注意喚起される場面が多いと思います。その背景には、「重要度」と「発生頻度」のギャップがあります。つまり、頻度が低くても発生すれば重大な損失につながる事象があるということです。

 伝える側は、どれだけ稀な出来事であっても重要なことはしっかり伝えなければなりません。一方、受け取る側も、「頻度が低いから大丈夫だろう」と軽視せず、重要性を軸に受け取る必要があります。この関係性を理解しているかどうかは、実務において極めて重要です。

 私事になりますが、今年、人間関係において「万が一を想定していて良かった」と実感する出来事がありました。ちょっとしたボタンの掛け違いのようなすれ違いが起きたのですが、不安を感じて放っておけなかったのです。普段であれば「まあ、本人の自由だろう」と受け流すところですが、その時は「もしかして」と強く思うことがありました。

 というのも、過去に自分が味覚障害を経験したことがあり、その症状と非常に似ていたからです。もしこの誤解が解けなければ、その人に多大な迷惑をかけているかもしれない。聞くも100%ではありませんが、話し合いの場を設ける事が出来ていれば誤解も半分くらいは解けていたかもしれませんが、実際はそう上手くはいきません...

 あれから数ヶ月が経過しましたが、すべてが明確に解決したわけではありませんし、相手がどう受け取ったかも正確には分かりません。ただ、あの時に比べれば少しは誤解が解けているのかなと今はそう思ってます(直接聞いてないので分かりませんが...)。また人生の中で他人には分からないとても大事な時期である可能性もあります、「万が一を考えておいて本当に良かった」と、心からそう思っています。

 業務においても同様です。重要な局面における損失は、時に取り返しがつかないほど大きなものになります。なので、ただの作業指示として受け取るのではなく、その「意味」や「周辺条件」まで理解しておく必要があります。異常が起きたときに判断軸がブレない人は、こうした背景までを含めて「理解している」人です。

 私たちは日常的に「理解する」という言葉を簡単に使います。しかし、本当の意味での理解とは、例外や周辺状況においても柔軟に対応できる力を含んでいるのではないでしょうか。それこそが、「理解する」を本当に理解する、ということなのだと私は思います。



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