前回、
自分の感覚が少しずつ分からなくなっていった話をしました。
今日は、
なぜそんな状況でも私は
「相手がおかしいのかも」ではなく
「私がおかしいのかも」と考えてしまったのか。
その理由について、少しだけ言葉にしてみます。
私はもともと、
人の気持ちを考えるほうでした。
相手の立場を想像する。
言葉の裏を考える。
「きっと何か事情があるんだろう」と思う。
それ自体は、
悪いことではありません。
むしろ、
とても人間的で、やさしい性質だと思います。
でも、そのやさしさは、
関係が歪み始めたとき、
自分に向かって刃になることがありました。
相手の言動に違和感を覚えたとき、
「私の受け取り方が悪いのかも」
「相手はそんなつもりじゃないよね」
「傷ついたって感じる私が、過敏なだけ?」
そうやって、
確認すべき相手の行動を、全部自分の内側に引き取ってしまう。
もしこれが、
怒りっぽい人や、自己主張の強い人だったら。
「それはおかしい」と、
もっと早く線を引けたかもしれません。
でも、
気を遣える人ほど、
共感できる人ほど、
「自分が間違っている可能性」を
いつも一番に考えてしまう。
それは、
相手を理解しようとしてきた証でもあります。
当時の私は、
「分かり合えない相手がいる」という現実より、
「自分の感覚が信じられない」という不安のほうが、
ずっと怖かった。
だから無意識に、
自分を疑うほうを選んでいたんだと思います。
ここで、
大切なことをひとつだけ。
自分を疑ってしまったあなたは、弱かったわけじゃありません。
むしろ、
関係を壊さないように、
必死でバランスを取っていただけ。
そのやり方しか、
知らなかっただけです。
今の私は、
当時の自分にこう言います。
「相手を理解しようとする前に、
まず“自分がどう感じたか”を
大事にしてよかったんだよ」
それは、
わがままでも、冷たい判断でもありません。
自分を守るために、必要な順番でした。
もし今、
同じように悩んでいる人がいたら。
「あなたが優しいから、こうなった」
その一言だけ、
そっと置いておきたい。
次回は、
夜中に何度も検索していた
あの行動について話します。
「サイコパス」と調べ続けていた夜。
あれは、
自分を壊すためじゃなく、
取り戻すための行為だったと、
今なら分かるから。
もしここまで読んで、
「もう少し詳しく知りたい」「自分の状況に当てはめて考えたい」
と思った方へ。
noteでは、
・なぜこんな関係に巻き込まれるのか
・心がすり減ってしまう仕組み
・私自身が回復するまでに意識したこと
などを、もう少し深く書いています。
無理に読まなくても大丈夫です。
でも、今のあなたに必要なタイミングだったら、
そっとのぞいてもらえたらうれしいです。
気になる方はプロフィールからご覧ください。
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