デザインがNG = ポンコツ扱いされる時代

記事
ビジネス・マーケティング
ぷれぜん仙人です、

“デザイン”というスキルは
めちゃくちゃ重要です。

これまでの時代においては、
持っているスキルを

"ブーストしてくれる武器"

になっていたと思います。

いわゆる、
"鬼に金棒”系のスキルです。

例えば、

「それ以外のスキル」
が全く同一だとすると、

ーーー
A:デザインのできるサラリーマン
B:デザインがポンコツのサラリーマン

A:デザインのできるコンサルタント
B:デザインがポンコツのコンサルタント

A:デザインのできるコピーライター
B:デザインがポンコツのコピーライター
ーーー

という場合は、圧倒的にAの方が
ハイ・パフォーマーになれます。

だって、コンテンツが一緒なら、

・読まれやすい
・理解されやすい
・内容が刺さりやすい

などなど、デザインが良い方が
有利な点が多々あるからです。

逆に、

素晴らしい社内企画が考えられても、
革新的な事業計画が作れても、
切れ味抜群のコピーが書けても、

デザインがイマイチだと
伝わるもんも伝わらなくなります。

もちろん、

コンテンツがショボくて、
デザインだけが良いと

"単なるハッタリ野郎”になり
けっこう微妙なのですが・・・

まあ、そういうのは別にして、
一般論としては

============================ 
デザインができた方が完全に有利!
============================ 

という、当然の結論になります。

(その割には、無視して勉強しない人
 がめちゃくちゃ多いので不思議!)

で、本題です。

そんな重要なデザインという
スキルなのですが、

コロナ以後の世界において、
けっこう"位置付け"が変わって
きている気がしています。

それは、これまでの

「持っていると得するスキル」

という位置づけから、

============================ 
持ってないと不利になるスキル
============================ 

に変わってきた気がしています。

なぜ、こう思うのか??というと、

コロナによってウェブ上の情報が
飛躍的に、爆発的に増えました。

また、キャリア、働き方が
などが”強制破壊"されました。
(これから来る未来も含めて)

それによって、

「デザインの微妙な人」

がどんどん、
不利になっていきます。

みなさん既にお気づきと思いますが、

全体的にWeb上のデザインの
クオリティが上がりまくった!

という現象が起こったからです。

全体の平均点が上がっているんだから、
「変わっていない人」は相対的な
順位が落っこちるのは当然です。

一昔前であれば、

"デザインがポンコツ”

であっても、

"コンテンツがホンモノ”

であれば

ブログ、SNS、YouTubeなど
でアクセスを伸ばすチャンスが
あったと思います。

しかし、

現在はあまりに競争が激しく
なり過ぎてデザインがポンコツ
だとそれだけの理由で、

============================ 
コンテンツそのものがポンコツ扱い
============================ 

されるリスクがかなり高まっています。

”変テコなレインボーカラー"
で読みにくいブログ

サムネイルも中身の動画も
"デザインが0点"のYouTube

改行無しで”バビロニアの石版”
みたいなメルマガ

これらが日の目を見る確率は
ほぼほぼ、無くなっていきます。

デザインが全く関係なさそうな
ツイッターですら、改行の位置、
漢字/カタカナ/ひらがの比率など、
デザインスキルが問われます。

読みにくいだけで、アウトです。

そもそも論として、

コンテンツとデザインを分けること
自体がナンセンスです。

デザインとは明らかに
”コンテンツの一部”だからです。

フリーランスで独立している人は
言わずもがなこのデザイン競争に
巻き込まれます。

・デザインが微妙なHPやSNS
・デザインが微妙なセールスレター
・デザインが微妙な営業資料

ぜーんぶ、ダメです。

以前の時代なら、
(かろうじて)許されていた

"吐き気をもよおすデザイン”

を平気でやってしまう人は、
全体の平均値が上がったことで
今後は”ポンコツ扱い"になります。

外注すれば問題なくないですか?
という意見にも私は反対です。

デザインスキルのない人に、
あがってきたデザインの良し悪しが
なぜ判定できるのか??

と思いますし、

”全部"外注するんですか??
という疑問があります。

何でもかんでも外注してたら
スピードで負けます。

いや、俺はサラリーマンだから大丈夫!
デザインなんて必要なし!

と思っていた人も、今や、副業、複業、
リモートワーク当たり前の時代です。

これまでは”阿吽の呼吸”でなんとか
なっていたものが、ならなくなります。

サラリーマンやっていた頃に、

"5秒でゴミ箱に捨てたくなるパワポ”

を作るデザインスキルが微妙な人が、
社内にたくさんいましたが、
今後の時代は厳しいと思います。

コピーライターもそうです。

私は仕事上、色々な人の書いた
コピーを見る機会がありますが、

コピーライティングで
“勘違い”をしている人がいます。

それは、

============================ 
良いコピーを書きさえすれば読まれる
============================ 

という、もはや"妄想レベル”と
言ってよい間違いです。

キャッチコピーを一生懸命考えて、
何度も書き直して・・・

ということをやっていても、

「いや、それ以前の問題かと・・・」
というコピーが多々あります。

要は、
"開いた瞬間の第一印象”です。

“メラビアンの法則”

はコピーライティングにも
当てはまりますので、

LPやメルマガを開いた瞬間に、
“デザインが明らかにポンコツ”

なら、そこに何が書かれてあろうが
読まれずに終了、の可能性が
かなり高まります。

人間の脳は、意識的なロジック脳より、
感覚的、本能的な原始脳が
"瞬間ジャッジ”を行いますので、

・吐き気をもよおすデザイン
・読む気が失せるデザイン
・アマチュア感丸出しのデザイン

全部、アウトです。

コピーライティングは、

"セールスマンを紙に印刷したもの”

と言われますが、

営業マンが、ヨレヨレのTシャツ、
サンダル、寝癖、ダルい喋り方で
営業に来ているようなもんです。

普通に考えれば、「誰でも分かる話」
かと思いますが、デザインスキルが
微妙な人は何とも思わないので不思議です。
(え?何か問題でも?みたいな感じ!)

・・・というわけで、

デザインのスキル、大事です。

私が学生時代に読んで、
かなり衝撃を受けた本で

ダニエル・ピンクさんの
『ハイ・コンセプト』
という本があります。

当時、”戦略コンサル”が就職で
ブランド化して、本屋行けば

・ロジカルシンキング系の本
・「外資系コンサルの〜」という
 キャッチコピーの本

が平積みされ始めた頃に、

============================ 
MBAはオワコン!MFAが21世紀のスキル!
============================ 
※Master of Fine Artsの略

と言い放ったピンク先生の慧眼には
恐れ入りますが、15年以上経って

あの本に書かれていたことが、
まさに現実になっている感があります。

もし、デザインに自信ありません!!

という人は、慌てて、必死に勉強を
スタートした方が良いと思います。
(学ぶのに時間かかりますので!)

私自身も、今年になって、
かなり危機意識を持ったので、

イチからデザインを
勉強し直しました。

いや〜、デザインは奥が深い!

という感じでまだまだですが、、、

やはり学ぶことは重要ですね。
そして、実践がさらに重要。

デザインは「スキル」です。
「センス」だと思っている人は、

単に、"知識不足”、”練習不足”だと
思って99%間違いないと思います。
(超・上級者を除く!)


ぷれぜん仙人


追伸)

では、どんな知識を学び、
何を練習すればいいか?

については、この本が
素晴らしいです。

デザイン系の本をこれまで
それなりに読んできましたが

「普遍的な本質」が学べる
デザインの名著だと思います。

『ノンデザイナーズ・デザインブック』:
(URL貼れないのでAmazon等で検索してください!)


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