浮気は、決して許される行為ではありません。
パートナーを、深く傷つける行動です。
それでも、パートナーとの日常の関わりの中で、
「理解されない」「尊重されない」「認めてもらえない」
このような状態が続くと、人は強い虚無感を抱くことがあります。
その心の隙間を埋めるために、行動に走ってしまうことがあるのです。
それが仕事や趣味に向かえば、何の問題もありません。
しかし、その矛先がパートナー以外の異性に向いたとき、
大きな問題へと発展してしまいます。
本来、自立しており、自分自身を律することができる人であれば、
このような行動に至らないのかもしれません。
ただし、実際には多くの人が、何かしら他者に依存しながら生きているのも事実です。
完璧な人間など、いません。
そして、浮気をしている人には、分かりやすい変化が現れます。
今までになく身なりに気を遣うようになる。
休日出勤や残業が増える。
スマホを常に持ち歩き、通知を過剰に気にする。
パートナーへの感情の起伏が激しくなる。
こうした異変を、パートナーは必ず感知します。
「最近、何か変だ……」
浮気が発覚するきっかけにも、いくつかの共通点があります。
クレジットカードのホテル利用履歴。
衣服についた香水や、ホテル特有の匂い。
身近な知人からの目撃や報告。
パートナーのスマホから見つかる、決定的な証拠。
疑いが確信に変わった瞬間、
頭が真っ白になりますよね。
「うそであってほしい」
しかし、その後パートナーを問いただし、
浮気を認められたことで、事実が確定します。
実は、この発覚後の対応によって、
パートナーが再び浮気を繰り返すかどうかが、大きく分かれます。
浮気をした側は、一般的に罪悪感を抱えているケースがほとんどです。
裏切られた側の傷は、計り知れないものです。
しかし、裏切ってしまった側もまた、長年にわたり心に傷を抱えているのです。
そのような状態の中で、
浮気という行為の善悪だけを強く持ち出し、
必要以上に責め立てたり、
再発防止の名のもとに、行動を管理し、制限することは、
かえって逆効果になる場合があります。
浮気は、何かしらの心の隙間を埋めるために起こることがあります。
そのため、浮気後に対策を重ねれば重ねるほど、
結果的に、また心が満たされなくなることも少なくありません。
さらには、「信用してもらえない」と感じ、
心を閉ざしてしまうケースもあります。
もちろん、傷ついた側を責める意図は、一切ありません。
ただし、再構築を目指すのであれば、
もう一度、相手を信じる覚悟と、
なぜ浮気に至ったのか、
その背景まで目を向ける必要があります。
浮気をされた今だからこそ、必要なのは、管理ではなく安心感です。
過去の出来事は、変えることはできません。
しかし、関わり方ひとつで、
今と未来を変えることは、十分に可能です。