こんにちは、しむらです。
菜の花が見頃の季節ですね。
もう少しすると、桜も本格的に咲き始めます。
しむら自身は花粉症ではないのですが、この時期になると花粉症の方は本当に大変そうですね。
見ているこちらまで、少し辛くなってしまいます。
さて本日は、ご主人の浮気をきっかけに、最終的に夫婦関係が良くなった事例についてお話しします。
ご相談者は30代の女性。
ご主人は40代。
お子さんはおひとりです。
奥さんはとてもきっちりした性格で、家事を卒なくこなしながらフルタイムで仕事もされていました。
いわゆる「しっかり者」の奥さんです。
しかし、しっかりしているからこそ、些細なことでもご主人に口うるさく口出しをしてしまうことが増え、徐々に夫婦関係は崩れていきました。
そんな中、ある日からご主人の行動に変化が現れます。
残業や休日出勤が増える。
身なりを気にするようになる。
体型を気にしてジムに通い始める。
その変化を敏感に感じ取った奥さんは、ご主人のカバンやスマホを確認することが常習化していきました。
そしてある日、ついに浮気の証拠を見つけてしまいます。
信じていた相手からの裏切り。
その事実を知った当初、奥さんは激しくご主人を責めてしまいました。
当然の反応だと思います。
しかしその結果、夫婦関係はさらに悪化してしまいました。
それでも、どうにか関係を修復したい。
そう考えた奥さんは、しむらに相談することを決意されました。
私はまず、状況を整理しながら、二つのことをお伝えしました。
一つ目は
「ご主人への執着(依存)の気持ちを整理する必要がある」ということです。
夫婦関係が悪化し、なおかつ修復を望む場合、どうしてもパートナーに意識が向きすぎてしまいます。
しかし、気持ちが向きすぎるほど、相手は逆に距離を取ろうとします。
つまり「重たい」と感じてしまうのです。
そのため、いくつかのNG行動をやめる必要があることを、丁寧に説明しました。
そして二つ目は
「相手は変えられない」ということです。
「なんで私が被害者なのに、私が変わらないといけないの?」
そう思いますよね。
しかし、夫婦関係の再構築では、変化を求める側から先に歩み寄る必要があります。
さらに言うと、人は
「自分が困らない限り変わろうとしない」
という性質があります。
人は変化を嫌います。
現状に満足していれば、わざわざ変えようとはしません。
これは浮気をした側も同じです。
自分の行動が間違っていることには、どこかで気付いています。
しかし
自分が養っている
妻はまだ自分を大切に思っている
子どもが自分に懐いている
このような状況が続くと、自分を変える必要性を感じないのです。
だからこそ、まずは再構築を望む側から変化することが大切になります。
皮肉ですよね。
傷ついた側なのに、自分が変わらなければならない。
しかし最終的なゴールは、夫婦関係の再構築です。
そこに目を向け、中長期的な視点で考える覚悟が必要になります。
では実際に、この夫婦がどのように関係を改善していったのか。
ポイントは
「ご主人のことを考えすぎない時間を作る」ことでした。
時間に余裕があると、どうしてもパートナーのことを考えてしまいます。
そこで
ジム
エステ
習い事
仕事
趣味
サークル
何でも良いので、ご自身が楽しめることに時間を使うようにしました。
そして、居場所として自分の存在を認めてくれる人たちと関わる時間を増やしていきました。
その結果、奥さん自身の中で変化が起こります。
余計なことを考える時間が減り、
居場所ができたことで自信を取り戻し、
毎日が穏やかになっていきました。
一方、ご主人の視点から見てみるとどうでしょうか。
今まで自分に執着されていた状態から、重たい圧力のようなものがなくなります。
さらに、奥さんが毎日楽しそうに過ごしている姿を見ることで、
人としての魅力を改めて感じるようになります。
その結果、夫婦の間にちょうど良い距離感が生まれました。
関係性も徐々に改善し、
今ではご主人の帰宅時間も以前より早くなり、
こまめに連絡もくれるようになりました。
あくまで、今回のご夫婦のケースではあります。
しかし、根本的な解決の方向性は、多くの夫婦に共通しています。
パートナーも、一人の人間です。
夫婦であっても、それぞれの人生には常に様々な選択肢があります。
だからこそ
相手を認める
相手を尊重する
相手を理解しようとする
そのためには、時には適度な距離感も必要になります。
距離に余白を作ることで、夫婦関係が良くなるケースは決して珍しくありません。
パートナーの言動で、自分の感情や行動を決めるのではなく、
自分自身で選択していく。
「パートナーから選ばれている」のではなく、
「私がこの人を選んでいる」。
この感覚は、良好な夫婦関係を保つためにとても大切な視点です。
夫婦関係は、相手をコントロールしようとすると苦しくなります。
しかし、お互いを一人の人として尊重し合えたとき、関係は自然と変わっていきます。
もし今、夫婦関係で悩んでいる方がいたら、
まずは相手を変えようとする前に、自分の心の余白を作ることから始めてみてください。
そこから、関係が少しずつ変わり始めることも少なくありません。