ビジネス英語の限界――自分の世界の中でしか詳しくなれない

記事
IT・テクノロジー
英語で仕事をしている、と言うと
「英語が得意なんですね」と言われることがある。

おそらく
「英語ペラペラ」
「何でも英語で話せる人」
そんなイメージを持たれているのだと思う。

正直に言うと、かなり違う。

英語が得意なのではなく、
仕事の範囲の英語に慣れているだけだ。

たとえるなら、
「エンジニアなんですね。
ネットワーク・バックエンド・インフラ・顧客折衝、全部できるんですね」
と言われているような感覚に近い。

できることはある。
ただし、それは自分の担当領域に限った話だ。

実務英語は、想像以上に狭い

S__52387842.jpg

実務で使う英語は、驚くほど限定されている。

・仕様確認
・スケジュール調整
・課題整理
・合意形成
話している内容の8〜9割は、毎回ほぼ同じ構造・同じ単語・同じ言い回しだ。

だからこそ、ある日突然
「英語ができるようになった」と錯覚する。

だがそれは、言語能力が広がったわけではない。
単に、使う英語が固定化されただけだ。
ビジネス英会話の経験年数が長い人を見ても、同じことを感じる。

発音はブロークンで、
どちらかというと「記号としての英語」で会話している印象だ。

それでも仕事は成立する。

実務英語が伸びなくなる瞬間

ChatGPT Image 2026年2月15日 17_00_34.png

一定期間、英語で仕事をしていると、どこかで成長が止まる。
・会議は問題なく回せる
・メールも書ける
・トラブル対応もできる
ここで大体の人が成長が止まる。

それ以上努力するインセンティブがなくなるからだ。

例えば、
「秋葉原駅は東京駅から2駅離れています」
「そのエリアには近寄らない方がいいです」
こうした一見シンプルな日本語が、英語ではパッと出てこない。

抽象的な話が苦しい。感情表現が単調になる。

この違和感は、当たり前だ。
実務では、実務に不要な英語を使わないからだ。

実務は語彙を広げる場ではない
実務の正解は常に、
・分かりやすく
・誤解なく
・最短で

その結果、
・難しい表現は使わない
・新しい言い回しは試さない
・通じる英語を繰り返す
という最適化が起きる。

一緒に会議に出ている日本人も、必ずしも英語が流暢な人ばかりではない。
語学学習としては正しくないが、仕事としては圧倒的に正しい。

それでも実務英語が最強な理由

ChatGPT Image 2026年2月15日 19_39_10.png

ここで一度、この幻想は壊した方がいい。

英語で仕事をしていても、
・映画が分かるようになるわけでもない
・小説が読めるようになるわけでもない
・ネイティブ並みの会話力が付くわけでもない
理由はシンプルだ。使っていない英語は、上達しない。

これはプログラミングと同じ。
業務でSQLしか書かない人が、ある日突然C++を書けるようにはならない。

それでも、実務英語には明確な価値がある。
・仕事の引き合いが増える
・稀少性がある
・再現性がある
「通じる英語」があれば、仕事は成立する。

完璧な英語は不要だし、むしろ邪魔になることすらある。

英語をどう位置づけるか
結論はシンプル。
実務英語=仕事の道具
語学としての英語=別競技
この2つを混ぜると、どちらも中途半端になる。

仕事で英語を使いたいなら、仕事の文脈で最短距離を走ればいい。
語学として英語を楽しみたいなら、別で時間を取るしかない。

私はマリオのタイムアタック的な英語を上達させたい

ここからは少し個人的な話。

英会話学習を3.5年ほど、
実務で英語を使う仕事を2年以上続けてきて、最近、ビジネス英語自体に飽きを感じている。

仕事は回っている。ただ、「芯を食っていない」感覚が残る。
100%的確な英語表現ができていないことに、小さなストレスが溜まっていた。

母国語ではないのだから当然だと分かっていても、なかなか割り切れない。
今、私が試しているのは
「英語の会議時間の効率を2倍にすること」
成果を変えず、会議時間だけを1/2にしたい。

感覚としては、マリオのタイムアタックに近い。
速さを競い、制限の中で最適解を探す。

何かに挑戦していると、アドレナリンが出る。
毎日同じことの繰り返しでは、どうしても飽きる。

具体的にやっていること
・会議の文字起こしを確認する
・内容を理解し直す
・より良い言い回しをChatGPTやGeminiに聞く
過不足のない表現。

相手の立場に立った英語。
できる限り短い言い回し。

それを一つずつ、自分の中に蓄積している。
会議時間を1/2にするのは極端かもしれない。

だが、
・手が届きそうで、努力しないと届かない
・届けば報酬がある(労働時間削減、報酬アップ)
こうした目標設定は、人を前に進める。

「早く終わらせても、別の仕事が振られるだけ」
という人もいるだろう。

それでも、頑張っても何も変わらない状態よりは、ずっと健全だ。

ココナラでキャリア相談や履歴書作成の相談に乗ってます!

新規登録で下記のリンクから相談した場合、1,000円引きで実質600-700円で相談可能です!

招待リンクはこちら:
➡ https://coconala.com/invite/JGB98B
(コピーしてブラウザに貼ってください)


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら