2025年1月に独立してから、ちょうど1年が経った。
エンジニアやコンサルは独立しやすい業種と言われるが、私の場合も「悲壮な覚悟で会社を飛び出した」というより、どこか成り行きに近かった。
ただ一つ確かなのは、この1年は、40年近い人生の中で最も働いた一年だったということだ。
今回は、独立前に思い描いていたイメージと、実際に独立してみて分かった
「想定通りだったこと」と「想定通りじゃなかったこと」を整理してみたい。
【想定通りだったこと】
1.求人はとにかく多い
人手不足なのか、炎上案件なのか、その両方なのか。
理由は分からないが、求人は文字通り腐るほどあった。
営業代行会社からは、ほぼ毎日のように案件メールが届く。
世の中には本当に様々な事情で「人を探している現場」があるのだと実感した。
結果として2ヶ月で
・応募した案件数:50〜60
・面談数:15件以上
短期間で数をこなしたおかげで、面談スキルは明らかに上がった。
正直、これは独立して得た一番分かりやすい成長かもしれない。
2.生活は楽になる(数字の話)
正社員で月給50万円の人がいるとする。
会社側は、その人を雇うために最低でも月100〜110万円以上の売上を上げなければならない。
社会保険料、オフィス代、採用コストなどなど
会社という仕組みを維持するだけで、想像以上にお金がかかる。
一方、個人事業主はどうか。
会社の看板はないが、同じ仕事をして月80万円以上稼ぐことは十分可能だ。
感覚的には
正社員 年収500万円 → フリーランス 年収800万円
正社員 年収1,000万円 → フリーランス 年収1,500万円
これは誇張ではなく、かなり現実的なラインだと思っている。
3.良くも悪くも、時間が余る
会社員であれば、
・評価シートの記入
・社内イベント
・管理職なら1on1やメンタルケア
こうした「仕事ではあるが、成果に直結しない時間」が多い。
独立すると、それらが一切なくなる。時間は100%自分の裁量になる。
結果として、仕事に投下できる時間が上がり、パフォーマンスは大きく上がった。一方で、社員同士のつながりは当然なくなるので、孤独な時間は増えた。
ただ、私は独立が2回目だったので、そこに大きな驚きはなかった。
退職後1週間ほどは少し寂しかったが、半年も経てば、
関わりの薄かった元同僚の名前は、正直ほとんど思い出せなくなっていた。
【想定通りじゃなかったこと】
4.ピンポイントで「やりたい案件」は少ない
私は英語案件をやりたかった。だが、募集自体が思ったより少ない。
ITコンサル、PMO、バックエンド案件は山ほどある。しかし「英語」に絞ると、体感で案件数は5分の1程度になる。
英語・システムができれば仕事に困らないか?と問われれば「人に依る」いったところか。
案件が切れてしまった場合、次の案件が都合良く入るのは英語については難しい印象だ。
ただし、救いもある。応募者もさらに少ないらしく、英語面談まで進めば通
過率はほぼ100%だった。
5.業務委託への期待値は、驚くほど低い
正社員時代、私のいた会社は「最後の砦」を社是にしていた。
当然、プレッシャーも責任も大きかった。与えられた仕事に対して全力で邁進するーすばらしいプロ意識だった。
ところが業務委託になると、世界が一変する。
「残業しなくてOK」
「仕事が遅れてもOK」
拍子抜けするほど、期待値が低い。その分、業務量もそこまで多くない。
私はほぼ休まず、
週5日×10時間で働いていたところ、逆に上流の会社からこう言われた。
「仕事のペース配分を考えてください。次の契約、なくなりますよ」
働きすぎると契約が切られる。これは想定外だった。
6.単価は本人の値段付け次第
面談を突破した実際にもらったオファーの単価は、60万円〜120万円と非常に幅があった。
仮に生活費を月30万円して単純化すると
・単価60万円 → 残り30万円
・単価120万円 → 残り90万円
同じ「フリーランス」でも、生活水準はまったく別物になる。
このあたりで、「実力」という概念が少し壊れた気がした。
より良い収入を得るための実力は、目的ではなく、あくまで手段なのかもしれない。
元同僚もフリーランスになったが、実力で単価が決まるというよりは本人は「自分はこのくらいの単価だったらOK」といった感じで本人の意向=単価になるといった感じだった。
【2026年に向けて】
独立して1年。
仕事は順調だが、社員を雇って会社を大きくしたい、という願望は全くない。
業務委託は引き続き活用するが、私は飽き性だし、マネジメント能力も高くない。
これからも「自分の生きたいように生きる」を優先したい。
特に2026年は、海外に打って出たい。
「ビジネスで有利かどうか」を最優先に考えると、候補はアメリカになる。
準備として、クラウドワークスでアメリカ滞在経験者10人ほどにインタビューした。
年齢は18〜45歳。交換留学、国際結婚、駐在、、、、。
ニューヨークやロサンゼルスといった大都市から、アイダホ州のような日本人に馴染みの薄い地域まで、本当に多様だった。
その中で惹かれたのはニューヨークだ。2024年~2025年の年末年始でいったニューヨークが強烈に惹かれている。
ニューヨークに行けば「海外への憧れ」という名のコンプレックスは解消される。
私の人生は、いつもコンプレックスが原動力だった。
マイナスの感情は、プラスの感情よりも強いモチベーションになる。
「現地のアメリカ人でも就職が厳しい」と言われる今、
帰国子女でもない英語がカタコトのアラフォーがどこまで通用するかは分からない。
でも、失敗したら東京に戻って働けばいい。ありがたいことに、この1年で人脈はでき、東京ならいつでも仕事を取れる状態にはなった。
2018年、最初のフリーランス時代は生活に困窮し、漫画喫茶に住んでいたこともある。
そこから8年。
もしニューヨークに住めたら、それは、なかなか痛快な話じゃないだろうか。
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