こんにちは、保育士の仕事を13年してきました、子育て&心の病アドバイザーのかっぱママです。
私は毒親から虐待を受けて育ちました。虐待により、脳が傷つき萎縮してしまい、その結果16歳で摂食障害、双極性障害になりました。現在は摂食障害は完治、双極性障害は回復(寛解)しています。
今回は毒親から受けてきた虐待によって起こった事をお話ししたいと思います。
キャラクター物は禁止。自分の好きな洋服を一切着せてもらえなかった子供の頃の話
私は子供の頃、可愛いキャラクターや、セーラームーン、おジャ魔女どれみなどの魔法少女系のアニメなどが大好きでした。ピンクやふりふり、リボンやハートなど女の子っぽいものも大好きで、とても憧れがありました。
そして、キャラクターなど可愛い物を見たりする事に、とても幸せを感じました。
しかし、母親は私がキャラクターのものを身につける事を禁止していました。洋服もいつも母親が選んだもので、私に決定権は何一つありませんでした。
そして、着るものなどに関しては、「三桁以上のもの(千円以上のもの)はお高いものだよ!!」と言われて、三桁の安い母親が選んだものを基本的に購入していました。
貧乏であったなら仕方のないことかもしれませんが、我が家は別荘を持っているほどお金には困っておらず、親たちもタバコやお酒食事や飲み代、自分の好きな事には沢山お金を使っていました。
母親が選ぶ洋服や持ち物は、私の好みとは正反対で、暗い色や、無地などのシックな感じの洋服でした。
私は、派手な色(蛍光色やピンク、赤、水色など)が大好きで、母の選ぶ、そのような洋服を着る事がものすごく嫌でした。
毎日自分が身につけるものというのは、嫌でも目に入ります。その度に憂鬱な気持ちになっていました。今思うと、とてもストレスでした。
そして、キャラクターのものが本当に大好きすぎて、どうしても着たくてお願いしたこともありますが、断固として許されず、ピンク色などの洋服も
「あんたが着ても似合わない。気持ち悪い。」などと言われました。
「あんた、自分の顔を鏡でみたことあんの?」などとも言われました。
好きなものを否定され、禁止された私が大人になってどうなったのか?
好きな洋服が着れないまま、私は大学生になりました。
洋服などの着る物に関しては、自分のおこづかいやお年玉でさえも好きに買うことは許されないままでした。
今まで、親の言うことに反論することなど、一度もできずに、反抗期も迎えることがなかった私でしたが、心療内科の先生に
「このまま家にいると本当に危険だから、とにかく逃げなさい。家出でも良いからとにかく親から逃げなさい」と言われた事をきっかけに、家にあまり帰らないようになって行きました。
そこから、私はついに初めて、大好きなキティちゃんの洋服を買う事ができたのです。
それを着れた時に、涙が溢れ出しました。
嬉しくて、大学にも着て行き、嬉しくて大学では今まで着たかったキャラクターの洋服や、イチゴ柄のワンピースなどを着て行きました。
私は美大だったので、周りも個性的なファッションだったり、かなり派手なファッションの人も沢山いたので、そこまで目立つ事はありませんでしたが、何人かの友達に「大学生でその服はないわぁ」と笑われる事はありました。
しかし、美大は個性を重視する風潮があったので、そこまで気にすることはなく、好きな洋服を着ていく事が出来ました。
そこからはもう、とにかく今まで欲しくてたまらなかったキャラクターグッズや洋服、ピンクやリボン、ハートなどの可愛い洋服などを沢山買いました。
「もう、好きな物を身につけていいんだ!!もう好きな物を買ってもいいんだ!!」
嬉しくて嬉しくてたまらなかった事を覚えています。
しかし、今まで押さえていたので、反動はやってきます。とにかく、キャラクターの物や可愛い物が欲しくてたまらないのです。
私の持ち物はキャラクターのものや可愛い物で溢れました。
自分でもちょっと異常なレベルかもしれないな・・・と感じていました。
親から、自分にお金を使う事はだめなことだと言われて育ったので、お金を使いすぎるという事は無かったのですが、
一般的な大学生、大人とは違っていたと思います。
そして、これは虐待を受けてきたこと、親から一度も褒められた経験が無かった事が大きく関係していますが、
親から否定されて、好きなものを禁止されてきた私は大人になっても、自己肯定感というものがまるで無かったと思います。そして、摂食障害と双極性障害になりました。
虐待を受けて、ひどい言葉をかけ続けられてきたので、自分という存在がいらないもののように感じ、「死んだ方が良いんだな」と何度も思いました。
親からも自分はいらない存在、消えろ、死ねなどというような内容の言葉をかけられてきたこともあり、自殺未遂も何度かしています。
幸いにも私は、沢山褒めてくれて、認めてくれて、愛してくれる夫と出会い、自己肯定感を培う事ができました。
その他、保育士の勉強だったり子育てや心理学の勉強をしてきたことによって、正しい知識を身につけ、自己肯定感はどんどん上がっていきました。
そのおかげもあって、病気に打ち勝ち、今は幸せに子育ても仕事もしながら生活できています。
社会人になってからはいくらかは落ち着きましたが、保育士をしていたので、キャラクター物は子供達に非常に喜ばれ、日常的にも普通に身につけていました。これは、保育士や幼稚園の先生あるあるかもしれないです。
そこから、結婚して、子供が生まれてからは、自分の身につける物でキャラクターのものなどを着る事はなくなり、一般的なママになったと思います。
洋服も柄物や派手なものよりも、黒や白など落ち着いた雰囲気になって行きました。
やはり子供が産まれたので、ちゃんとした母親にならなければと思ったのだと思います。
しかし、長男のけいちゃんが産まれて2歳になった時の保育園のお迎えでmすっぴんで行ったら「ママ、もっと可愛いお洋服着て欲しい。〇〇ちゃんのママはメイクしてるって言ってたよ。ママもメイクして、可愛くして欲しいよ。可愛いママがいいよぉ」
と言われた事をきっかけに、そっか、可愛いママの方が嬉しいんだ。可愛いママでいていいんだ!と思い、そこからはピンクや可愛い感じのものやキャラクターの物も、再び持つ事にしました。
長男だけでなく、次男のいっちゃんも可愛い物やピンクやハートが大好きで、私がそういう物を持っていると喜びますし、最近では自分でもピンクや可愛い洋服や靴などを好んで選ぶようになりました。
周りの目線なども、気になる事は確かにありますが、自分や子供達が喜んで幸せだと感じているのだから、それでいいじゃないかと今は感じています。
他にも子供の好きなものを否定したり、禁止していると起こってしまった身近な例
これは実際によく聞く話なのですが、無添加にこだわり、オーガニック派のママさんがいて、市販のお惣菜はおろか、おやつも手作り、市販のお菓子やジュースは一切飲ませないという方がいました。
赤ちゃんの頃はわからないのでそれでも良いかもしれませんが、幼稚園や保育園に行き出すと、周りの子達の様子も見えてきたりして、欲しくなったり、買い物に行って欲しい物ができたりします。
このお菓子が欲しい、このジュースを飲みたいと思っても、一切禁止されているので、その子は口にする事が出来ません。
そういう子がお友達のお家に行った時に、ものすごい勢いでジュースをがぶ飲みしたり、市販のお菓子を爆食いしてしまうという現象が起こります。
他の子が遊んでいるのに、お菓子のテーブルから一切離れず、狂ったように食べ続けてしまったりします。
他にも、ファーストフードや市販の揚げ物などを一切禁止していた家庭の子は大人になって、毎日マクドナルドを食べ続け、カップラーメン生活をしているという話も聞きます。
私のような例の他にもこのように、子供の頃から禁止や否定をされて育つと、親がいない場所であったり、大人になってから大爆発を起こす可能性がとても高くなります。
子供の頃にしたかった事、着たかった物、欲しかった物、食べたかった物・・・・。
自分の好きな物、欲しい物、食べたい物を否定される、禁止されると言う事は、著しく自己肯定感を下げてしまいます。
自己肯定感が下がってしまったり、自己肯定感が培われないと、自分に自信がないので、自分で行動しようという力も育たず、自分の事も大切に出来ないし、他者肯定感も培われないので、人を信じることもできなくなります。人のことも大切に出来なくなってしまいます。
結果として、精神疾患になってしまったり、非行に走ってしまったり、最悪の場合、自殺してしまったり・・・・。
と、悪い方向に行ってしまいます。
私が日々子育ての参考にさせて頂いている親野智可等先生の本に、このように書いてあります。↓
子育てで一番大切なことは、親子関係をよくすることです。
それではじめて、子供の自己肯定感が高まるからです。
ではどうしたら、良好な親子関係をきづくことができるのでしょう。
その為にとにかく大事なのは、親の言葉を変えることです。
言葉を変えれば、親の愛情が子供に伝わるようになります。
そして「愛されている」と実感できた子は、自分の存在を肯定できる「自己肯定感」と、自分以外の人を信頼できる「他者肯定感」が同時に育ちます。
この二つを持っていると、自分がやりたいことを自分で見つけられ、主体的に取り組むチャレンジ精神や、努力を継続する力があります。
また、他者と上手にコミュニケーションをとって、協力する力も自ら育みます。こうした力が、子供の人生を充実したものにしてくれるのは間違いありません。
「ちょっとしたひと言が、子どもを伸ばす・傷つける 親の言葉100」より
親から禁止や否定をされ続けてきたら、親子関係は決して良くはなりません。
確かに、子供の健康を思って、オーガニックや無添加な物を食べさせているのだと思いますが、完璧にそれをこなそうとはせずに、月に一回はジャンクフードでも何でも子供の好きなものを食べて良い日にするとか、
お誕生日やクリスマス、お出かけした日は、ジュースやお菓子もOKにするとか、そのようにチートデー的な感じで、子供にも楽しみの日を作ってあげるなどをすると良いのではないかと思います。
子育てにおいて、親の完璧主義は子供にとってマイナスな影響を及ぼす事も多いです。
全て完璧にするよりも、「丁度良い加減」を意識して、無理をしすぎず、時には「ま、いっか!」と思えるようになれると、子育てはうまくいきやすいと感じます。
親が完璧主義でいつもイライラしているよりも、「ま、いっか!」と笑顔でいてくれる方が、子供にとっても嬉しいですし、成長にも良い影響を及ぼします。
子供は親が笑顔でいてくれる事が、一番嬉しい事なのです。
キャラクター物の禁止については、私の例だけではなく、周りでもよく聞く話です。
赤ちゃんの頃はまだよくわかっていないので、ママさんの好みのものを思う存分着せてあげたら良いのかなと思いますが、およそ2歳くらいからでしょうか。
自分の好きな物が出来始めたり、自我が出始めたら、なるべく子供の欲求を満たしてあげることは大切だと私は感じます。
「キャラクターものはださいし、おしゃれじゃないから着せたくない」
「ピンクが着たいっていうけど、男の子なのに変だから絶対着せない」
「女の子なのに、可愛い物は着たくないっていうけど、私は着せたいから可愛いドレスを着せてる」
などなど・・・。
洋服を選ぶ際も、子供は「これがいい!!」とキャラクターのものを欲しがっているのに、「それは変だよ!こっちにしなさい」と無地のものを押し付けているママさんの姿も見かけたりします。
子供は自分の好きなものを否定されると、ものすごく落ち込みます。自分を否定されているような気持ちになります。自己肯定感もダダ下がりです。
「キャラクターものはアニメなどで観せているんだから別にいいでしょ」というママさんもいますが、そうじゃないんです。
子供は、自分が好きなものを着たり、持ったりする事で、大人が考えられないくらいの大きな幸せを感じるものです。
私自身がそうでした。
大人にとっては大した事ではなくても、子供にとっては、涙が出るほど嬉しいものなのです。
親に禁止や否定をされ続けた私が、自分の子供に気をつけている事
現在の長男のけいちゃんは、見た目も中身も女の子。
ジェンダーは定まっていません。
年中の初めくらいまでは、特に好きな物の話や、着たい服、したい髪型について詳しく話してくれていなかったので、その事に気付いていませんでした。
もしかしたら、年中になってそういう気持ちになったのかもしれませんが、それはよくわかりません。
なので、年中まではけいちゃんの髪の毛も短く、持ち物も男の子っぽいものが多かったと思います。
けいちゃんの遊びは、赤ちゃんの頃から、おままごとやお人形遊び(メルちゃんやりかちゃん、シルバニアなど)が多く、車や電車、戦いごっこ、戦隊物などには興味がまるでありませんでした。
なので、遊びはけいちゃんの好きなようにさせていましたが、洋服や見た目も女の子なのだとわかったのは、年中の頃でした。
年中になって、「髪の毛を長く伸ばして、結びたい」「可愛いお洋服が着たい。可愛いキャラクターが好きなんだ(サンリオ、すみっコぐらし、ちいかわなど)」と話してくれるようになりました。
私自身の経験から、自分の子供には、その子の好きな物を着せてあげたい、持たせてあげたいというように私は強く思っていました。
なので、そこからは、けいちゃんに着たい物、持ちたい物をよく話を聞いて、全てけいちゃんの着たいという物を着せてあげました。年中から幼稚園に入ったので、通園グッズも全てけいちゃんの好きな可愛いキャラクターの物にしました。
けいちゃんは私と同じで、本当に可愛い物が大好きな子です。
特に可愛いぬいぐるみが大好きで、2年生の今でも、毎日沢山ぬいぐるみを出してお人形遊びを楽しそうにしています。
洋服は基本的に全てにキャラクターがついているものが着たいようで、基本的にキャラ物を着ています。
次男のいっちゃんは、車や電車遊びが好きだったので、まだ喋れないうちは好きかな?と思って、車や電車などの洋服を着せていました。
しかし、年少になり上手に言葉を喋れるようになってからは、自分の好きな物の話もしてくれるようになり、今は「いっちゃんはピンクが好き!ハートが好き!可愛いキャラクターが好き!」と言っています。
なので、最近かけ始めたメガネもハートのピンク色。
洋服も靴もいっちゃんが選んだピンク色の可愛い物になっています。
そして、「にいにみたいに髪の毛を長く伸ばして結びたい!!」と最近は口にするようになりました。
なので、髪の毛は前髪だけ切って、あとは伸ばしている所です。
けいちゃんは兄への憧れが強く、「お兄ちゃんみたいになりたい」という気持ちが強いのかなとも思うのですが、「可愛いのが好きだから、ピンクとかハートがいいの!」とも言っているので、けいちゃんのような傾向があるのかもしれませんが、まだわからない状況です。
「男の子なのに、ピンクや可愛い物を持ったり、髪の毛を伸ばしていじめられないの?」
と不安に思われる方もいらっしゃると思います。
確かに多様性の時代にはなってきたとはいえ、まだまだ日本は古い考えが根強く残っているので、女の子っぽい男の子に否定感を覚える方もいると思います。
実際高齢者の方などの理解は浅いと感じます。
しかし、今の幼稚園、保育園や小学校は、かなり多様性に対応できるようになってきていて、教育的にも、「男の子でも女の子でも、好きなものを持って好きな服を着ていいんだよ」という風潮になってきています。
呼び方も、昔は男の子は「〇〇くん」女の子は「〇〇さん」だったのが、今は男女統一して「〇〇さん」となっています。
なので、子供達もそのように考えられる子が増えてきています。
しかし、それでもまだけいちゃんに「男のくせに女みてぇ!」などと言ってくる子はいます。
でも、それに対して、何度も私は、「誰に何を言われても、気にする必要は無いよ、けいちゃんの着たいもの、持ちたい物を持てば良いんだよ。誰だって好きなものを持って良いんだよ。ママはけいちゃんにはその服や髪型とてもよく似合っていると思うよ。すごく可愛いよ」と話をします。
それと同時に、学校の先生にクラスの中で、「おかしい事ではない、男の子でも女の子でも、みんな好きなものを持って好きな髪型をしても良いんだよ」という話をしてもらえるようにお願いをしたりしています。
学校だけではなく、習い事でも同じようにコーチや先生にお話をしています。
次男のいっちゃんのことも、幼稚園の先生によくお話をして、何か言われてしまったらフォローしてもらえるようにしています。
このように、確かにまだまだフォローなどは必要ですが、その大変さよりも、子供達が好きな物を持って、好きな服を着て、好きな髪型ができることの喜びを感じられることの方が何十倍も何百倍も重要なことだと思っています。
今回は私の実体験を踏まえて、子供の好きな物に対して否定や禁止をした時にどう言う事が起こるかというお話をさせて頂きました。
私はココナラで、相談や愚痴聞き、カウンセリングなどを行なっています。毒親の相談、子育ての相談、精神的な病気の相談、ママ友問題の相談、などなど様々な分野の相談を行なっていますので、お気軽にご連絡下さい。