「また月曜日が来る」と思うだけで、体が反応する
日曜日の夜になると、胃が痛くなる。
上司の声のトーンが少し変わるだけで、心臓がバクバクする。
頼まれたら断れない。
断ったら、居場所がなくなる気がするから…
「メンタルが弱いのかな」
「みんなはこんなに消耗していないのかな」
「仕事が続かないのは、自分がダメだからかな」
そうやって、また自分を責める。
今日は、そういう状態で相談に来てくださった方のことを、個人が特定されない形でご紹介しながら、専門家として伝えたいことをお話しします。
【今回の相談】
30代のBさんは、職場での強い緊張感に悩んでいました。
上司がキーボードを叩く音が少し大きいだけで「何か怒らせたかな」と体が固まる。
軽い業務の修正を指摘されただけで、一日中その言葉が頭を離れない。
同僚から仕事を頼まれると、内心はパンク寸前でも笑顔で引き受けてしまう。断ったら居場所がなくなるという恐怖が、NOという言葉を飲み込ませる。
話を聞いていくうちに、幼少期の家庭環境が見えてきました。
親の機嫌を損ねると無視される、暴言を吐かれる
——そういう環境の中でBさんが身につけたのは、「親の顔色を先読みして、先回りして動く」という生き延びるための方法でした。
職場で感じる「張り詰めた空気への恐怖」は、かつての家の中の記憶に、体が自動的に反応していた状態だったのです。
社会福祉士・精神保健福祉士として、伝えたいこと
「仕事が続かない」のは、根性がないからではありません。
Bさんのような状態は、精神保健福祉士の視点から見ると「過剰適応による神経の摩耗」です。
毒親やアダルトチルドレンの影響を受けて育った方は、幼少期に「相手の感情を読んで、先に動く」ことを生存戦略として学んできます。
それは、その環境で生き延びるために必要だった方法です。
でも大人になって職場に出ると、その生存戦略がそのまま動き続けます。
上司の表情の変化を「脅威」として感知する。
断ることへの恐怖が、自分の限界を超えて引き受けさせる。
小さなミスが「ここにいてはいけない」という信号に変わる
——これは、心が弱いのではなく、子ども時代に学んだパターンが今も動き続けているだけです。
自己肯定感が育たなかったのも、自己理解が難しいのも、同じ理由から来ています。
カウンセリングやコーチングを受けると、何が変わるの
カウンセリングやコーチングでは、「なぜそうなっているのか」の仕組みを一緒に整理しながら、その方の課題やテーマに合わせてケアを進めていきます。
Bさんのような状態であれば、たとえばこんな変化が起きてきます。
①職場で「体が固まる」反応が、少しずつ変わっていきます。
「これは今の上司への反応なのか、昔の記憶への反応なのか」を分けて考えられるようになります。
体の反応はすぐにはなくならなくても、飲み込まれなくなっていきます。
②「断れない」恐怖の根っこが、見えてきます。
「NOと言ったら居場所がなくなる」という感覚がどこから来ているのかを理解することで、少しずつ「断っても大丈夫だった」という体験を積み重ねられるようになります。
「仕事が続かない自分はダメだ」という自己否定のループが、ほどけていきます。
③「なぜこうなっているのか」がわかると、自分への見方が変わります。
責めるのではなく、「よくここまでやってきた」と思えるようになる。
そこが、回復のスタートラインです。
なぜ変えられるのか
これらの変化が起きるのは、頭の中で自分を責め続ける声が「自分の声」ではなく、かつて繰り返し言われてきた言葉が染みついたものだと気づくことで始まります。
「あの声は昔の親の声だ」と切り離して認識できるようになると、その声に飲み込まれにくくなっていきます。
また、「上司の不機嫌は上司の課題であり、自分の責任ではない」という心理的な境界線を引く練習を積み重ねることで、職場での消耗が少しずつ変わっていきます。
学習されたパターンは、新しい気づきと経験で変えられます。
仕組みを理解することが、その第一歩です。
自己紹介をさせてください
私は社会福祉士・精神保健福祉士・保育士の国家資格を持ち、人事・採用の実務経験もあります。
ここで書いてきたような生きづらさや職場での消耗についての相談を、ココナラ内だけで500件以上、これまでの相談としては1,200件以上お受けしてきました。
「こういう話、どこに相談すればいいかわからなかった」という方が、多く来てくださっています。
もし少しでも「話してみようかな」と思ったら、気軽に来てくださいね。
一人で抱えずに、話してみませんか
「これ、私のことかもしれない」と感じた方へ。
まず話してみてください。
整理されていなくていいです。
「職場でなぜかいつも消耗する」「断れない自分が嫌だ」——そのままの言葉で来てください。
3日間メッセージカウンセリングでは、自分のペースで、3日間かけてメッセージをやりとりしながら、今の状態を一緒に整理していきます。
「自分のパターンを根本から理解して、変えていきたい」という方には、思考整理コーチングがあります。
毒親やアダルトチルドレンの影響で身についた思考のクセや感情のパターンを、一緒にほどいていきます。
自己理解を深めながら、「自分で自分を整えられる力」を育てていく時間です。
あなたは、ずっと頑張ってきた
職場で消耗しながら、それでも毎日続けてきた。
限界を超えながら引き受けて、夜に一人で責めて、また朝を迎えてきた。
それは、メンタルが弱いからじゃない。
子どもの頃から、そうやって生き延びてきたからです。
仕組みを知ることで、変えられます。
一人で抱えてきた時間が長い分、話すことで見えてくるものがあります。
一緒に整理していきましょう。
※現在、いいね&フォローをくださった方に「仕事と心のセルフチェック診断」をお送りしています!
ぜひご活用ください✨