本来の自分に戻るというのは、
急に強くなることではありません。
何でも完璧にできるようになることでもありません。
もう二度と迷わない自分になることでもありません。
本来の自分に戻るとは、
自分の感覚を無視しないことです。
違和感をなかったことにしないこと。
本音を押し込め続けないこと。
自分を責める前に、
「私は何を感じていたんだろう」
と、少し立ち止まって見てあげること。
その小さな積み重ねが、
少しずつ現実を変えていきます。
自分を知るほど、心地よさが見えてくる
自分を知るほど、
自分に合わない場所や関係に気づきやすくなります。
自分を知るほど、
無理に合わせ続けることが苦しくなっていきます。
そして少しずつ、
「私は本当はどうしたいんだろう」
という感覚が戻ってきます。
それは、
わがままになることではありません。
本来の自分を取り戻していくことです。
自分でも意外な自分に出会う
自分を知っていくと、
意外な自分に出会うことがあります。
今まで、
「みんながおいしいと言うから」
という理由で、
なんとなく選んでいた食べ物。
でも、ある日ふと、
「あれ?
本当に好きなのは、こっちだった。」
そんなことに気づくかもしれません。
好きな色。
落ち着く場所。
心地よい人との距離感。
休日の過ごし方。
本当にやりたい仕事。
周りに合わせることが当たり前になっていると、
自分の「好き」や「心地よい」は、
少しずつ見えなくなってしまいます。
だから本来の自分に戻るというのは、
新しい自分になることではありません。
もともと知っていた自分を、
少しずつ思い出していくことなのです。
繰り返す現実は、選び直せる
もし今、
また同じ人間関係で苦しくなっているなら。
また自分を後回しにしているなら。
また「私が我慢すればいい」と思っているなら。
それは、
あなたがダメだからとか。
そうではなく
まだ見えていない、
自分の反応や前提があるだけなのかも。
そして、それは気づくことで、
少しずつ選び直せるようになります。
すぐに大きく変わらなくてもいい。
まずは、
「私は今、何を感じているんだろう。」
「私は何を怖がっているんだろう。」
「本当はどうしたかったんだろう。」
そうやって、
自分に問いかけてみること。
そこから現実は、
少しずつ変わり始めます。
あなたの中には、最初から答えがある
繰り返してきた現実は、
あなたを苦しめるためだけに
起きていたわけではありません。
本来の自分に戻るために、
何度も教えてくれていたサインだったのかもしれません。
そのサインに気づいたとき、
あなたはもう、
同じ場所をぐるぐる回るだけではなくなります。
少しずつ。
自分の感覚を信じられるようになる。
少しずつ。
自分に合った選択ができるようになる。
そして気づけば、
以前と同じ出来事が起きても、
もう、
以前と同じ自分ではなくなっています。