「この先生、相性がよくないかも?」と感じる理由 ~指導スタイルと得意・不得手のズレ~

記事
音声・音楽

前回のブログでは、
「この先生、なんだか相性がよくないかも?」と感じる要因のひとつ、
~トレーナーの説明が、わかりにくく感じる理由~ について少し触れました。

今回は、もうひとつの要因、
~トレーナーの指導スタイルと、受講者の得意・不得意~
について書いてみたいと思います。

ボイストレーニングのレッスンは、
先生によって進め方がかなり違います。

理論的に説明するタイプ、
体の感覚を重視するタイプ、
まず真似させて実践を重ねるタイプ。

たとえば、

誰かを驚かす、遠くの人を呼んでみるなど、
日常で本人が無意識にしていることを使って、
体感させるタイプ。

先生が実際にお手本の声を出して見せて、
それを何度も真似させながら進めていくタイプ。

理論的に説明しながら、
理解を深めていくタイプ。

どれが正しいということではなく、
それぞれの先生の経験や考え方から
指導スタイルが生まれています。

最初は、

頭で理解することが得意な人は
理論的な説明が分かりやすいかもしれません。

物まねが得意な生徒さんは、
お手本を見て真似する方法が
入りやすいこともあります。

感覚をつかむのが得意な人は、
体の動きや日常の動作から
体感していく方法が分かりやすい場合もあります。

ただ、ボイストレーニングを続けていくと、
少し違うアプローチが必要になる時期も出てきます。

頭で考えることが多い人は、
日常の自然な動作から
体感してみることが役に立つことがあります。

感覚だけで声を出している人は、
一度理論にも目を向けてみると、
理解が深まることがあります。

物まねが得意な人も、
お手本なしで自分で考えて
声を出してみる練習が必要になることがあります。

ボイストレーニングを続けていると、
そういう時期がやってくるものです。

だからこそボイストレーナーは、
生徒さんの状況を見ながら、
いくつかの方法を使い分けていくことが
求められるのだと思います。

ただ、忘れてはいけないのは、
先生にも得意・不得意はあり、
得意な方法でレッスンをしていることも多いということ。

もともと自然にできていたことは、
理論的に説明したり、
できない原因を細かく探ったりするのが
なかなか難しいものです。

そういう時は
「まず真似してみてください」
という指導になることもあるでしょう。

でも、真似するのって、得意な人と苦手な人が
いるのも事実です。
「そんな声を、聞いて、見て、すぐに真似できるのなら苦労しない」
と思ったことがある人もいるかも知れません。

一方で、
自分もできなかった経験があり、
できるようになるまでの段階を
実際に一つひとつ試してきた先生もいます。

その場合、
お手本の声を示すより、
その段階をひとつずつ生徒さんに
踏んでもらうレッスンのほうが得意でしょう。

ただ、声は一人ひとり違うもの。
声質も音域も違うので、
同じ体の使い方をしていても、
出てくる声質が違うことがあります。

先生ができることを
そのまま同じ声で見せることが
難しい場合もあるのです。

ましてや、性別が違えば、相手のイメージ通りの声には
ならないでしょう。

そのため、
「私が出したいのは、そんな声じゃない」と
思ってしまうこともあるかもしれません。

レッスンは、
先生が一方的に教える時間ではなく、
お互いの得意なことを活かして
進めていく時間でもあるのだと思います。

ボイストレーニングは、
「正しい先生」を探すというより、
自分に合う先生と出会うことが
大切なのかもしれません。

次回は、
ボイストレーニングを続けていると
「思ったほど変化を感じない」と思うことがある理由について、
少し書いてみたいと思います。
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