ロープレ練習では、共に資格取得を目指す仲間や対策講座の講師等が「相談者役」として様々な設定をした上で行うと思います。
「就活に悩んでいる学生」「仕事と子育ての両立に悩んでいる男性/女性」「転勤を命ぜられて悩んでいる会社員」「セカンドキャリアの方向性で悩んでいる男性/女性」等々。
そうすると、若年層はうまくいかない、介護の話題になるとうまくいかない等、苦手意識を感じる設定が出てくることがあります。
その理由として「世代/性別が違うのでわからない」や「経験したことがないのでわからない」という声を多く聞きます。
そこで一度考えていただきたいのは、
うまくいっていると感じている設定において「本当に相談者のことをわかっているのか」です。同世代/同性だからわかっているのでしょうか。経験したことがあるからわかっているのでしょうか。
同世代/同性であることや自分の経験から、悩みの傾向がわかったり、事前知識があったりすることはあるかもしれません。しかし、目の前の相談者の悩みをわかっているわけではなく、わかった気になれてやりやすく感じているだけだと思います。
どんな設定であっても、目の前の相談者の悩みは相談者にしかわからないものです。同じ悩みは一つたりともありません。
個人的には、苦手意識よりもわかった気になってしまうことの方が厄介な問題のように思います。一般化、思い込み、決めつけが入りやすくなり、国家資格(JCDA)の論述試験でいう「相応しくない例」になり兼ねないのです。
特に、国家資格キャリアコンサルタント試験における実技面接の15分間は、「インテーク面談60分の最初の15分間」です。悩みの傾向や事前知識が活かされる「見立て→目標設定→具体的な方策の検討」までは到底辿り着きませんし、そこを目指す必要もありません。
設定の苦手意識を気にするのではなく、わかった気にもならず、心の底から「どうして相談者は悩んでいるのだろう」とすべての感覚・感性を研ぎ澄ませて、相談者のことを「わかろうする姿勢」で没入しましょう。
その姿勢が傾聴態度として表れ、相談者との信頼関係構築につながり、キャリアコンサルタントが相談者の内省を促す鏡となる役割を果たし、相談者の主体性と自律性を尊重した支援につながっていきます。
何もわからない(苦手と感じる)設定ほど先入観なく没入できて、良い面談につながります。逆に、やりやすいなと思った設定ほど、決めつけがないように自分に問いかけてください。今の自分は本当に相談者のことをわかろうとしているのかと。
2級技能士については、たしかにその先があります。そのお話はまたの機会にお伝えできればと思います。
私自身、資格取得のご支援においても、様々な課題や悩みには同じものはないと思い、心の底から目の前の方に向き合っています。間違いなく、その姿勢によって効果的なご支援につながっていると思っています。
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さて、冒頭の書き出しを「ロープレ練習では」としましたが、試験本番ではどうでしょうか。
たしかに、相談者“役”の方がいて、いくつかの設定の中の一つを演じていらっしゃいます。しかし、相手はロボット・AIではなく、生身の人間です。
決められた設定であろうが、いま目の前の相談者“役”の方にしかできない相談になっているのです。他にはない悩みが間違いなくそこにあります。
迷うことなく、安心して、練習の成果を発揮してください。
私の経験談としては、
ここまで腹落ちさせて臨んだ技能士2級の試験では緊張はしたものの、試験会場全体が温かい雰囲気で溢れているように感じました。試験中は、私のそれに応えていただいているかのように、応援していただいているかのように、相談者“役”の方に迫真の振舞いをしていただけました。