今朝
On behalf of the governors of the fair, I have the honor of awarding a special prize of 25 dollars!
というセリフが今朝たまたま耳に入りまして。
そんなのが何の役に立つかって?
お礼を言うときに、語彙力が貧困だと Thank you. しか言えなくなるわけです。高校時代、ホームステイ先で経験しました。この語彙力の貧困に苦しんだわけです。
それを解決する方法はアニメのセリフにありました。それが上の英語です。これを見ると、こう言う英文を勝手に作ってしまいます。
On behalf of all the members of my family, I have the honor of seeing you today.
私の家族全員を代表いたしまして、本日私が一人であなた様にお目にかかることができ、光栄に存じます。
これを伝えるのに、Thank you for meeting me. しか言えないとなると、やはりこれはまずいよなということになるわけです。小学生ぐらいまでならこれで十分なのですが、社会人になってこれはないだろ、と。
国連演説を見ていても、トランプ会談を見ていても、正式な場面では正式な謝意の表し方、それに相応しい言葉遣いというのがあるわけで。
先ほどの英語はアニメレベルですから簡単です。
On behalf of [’あなたの会社名], we have the honor of being awarded with this very special prize.
[’あなたの会社名] を代表いたしまして、私共が今回この特別賞を賜りましたことに、御礼申し上げます。
ぐらいはあいさつレベルでも言えた方がいいわけで、それが、サンキュー、サンキューだけで終わるというのは、極めてインフォーマルな場にしか行けないことになるわけです。
あっ、今回は主語を we にしています。2人以上で先方にお会いするときを想定しています。1人で行っているときはこの we を I にされてください。
TOEFL のスピーキング・ライティングでは、形式ばった場面や、少しフォーマルな意見交換が求められます。あなたの語彙のレベルが高い=伝えられる内容が深いということを1分以内にアピールすることが求められます。
そしてその語彙力を育てるのに、アニメや映画のセリフは最高の素材なのです。
TOEFL スピーキングを強化する3ステップ練習法
アニメの一言を、どうやって「使える英語」に変えるのか。
そのための具体的なステップはこちら。
ステップ 1:まずは音読!声に出す!
例文:
"On behalf of my class, thank you for your support."
"On behalf of our team, I’d like to welcome you to our project."
・10回声に出して読みましょう。
・声に出すと、自分で自分の英語を修正しやすくなります。
・「口癖」にすることが目的です。
ステップ 2:録音して、自分の声で聞く!
・フォーマルな場にふさわしい言い方になっているか?
・速すぎず、丁寧に話せているか?
自分で聞くことで、「聞き手の印象」を意識できます。客観視できるんですよ。自分の声を。自分が採点官になった気分になれますよ。
ステップ 3:自分の状況に置き換える!
TOEFL にありがちな場面を想定して、言い換えてみましょう。
“Imagine you’re giving a speech at graduation…”
“You received an award on behalf of your classmates…”
こんなふうに、「使う場面」を決めることで、言葉が記憶に定着します。毎日の日常そのものが自動的に試験対策になっている。そんな人生も夢ではありません。現に私がそうなっています。
語彙力とは「選択力」
多くの人が誤解していますが、語彙力とは「単語帳を覚える力」ではありません。
「どの言い方を選ぶか」こそが語彙力です。
“Thank you.”
→(改善)“On behalf of [’あなたの会社名], we have the honor of seeing you today. We do really appreciate that."
この「選び直し」が、TOEFL スピーキングで差をつける技術です。
スコアが高い人は、「選び続ける人」
スコアの高い人は、頭がいいわけでも、帰国子女なわけでもありません。ただ、「こっちの方が伝わる」「こっちの方が得だ」と思える表現を、選び続けているだけです。
言えたことしか、伝わらない。
TOEFL では、「自分が何を言いたかったか」よりも「実際に言えたこと」だけが評価されます。
だったら、「言える表現」をストックしておけばいい。
しかも、スコアが伸びるような表現を「口癖」にすればいい。
そして、その入口として、
アニメや映画の一言は最高の教材になるのです。
明日からの英語学習では、
“これは TOEFL に出そう!” と思える表現に、ぜひアンテナを立ててみてください。
あなたの一言が、誰かの心に残る英語になりますように。