日米首脳会談で学ぶ関係副詞

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2025 年 2 月 7 日の石破首相とトランプ大統領の初会談。ホワイトハウスのホームページ
www.whitehouse.gov/briefings-statements/2025/02/united-states-japan-joint-leaders-statement/
にその内容が記された文書が公開されています。この文書の冒頭がちょうど TOEIC 向けの内容だったので、これを使って、TOEIC でよく出る問題を作ってみました。ささっと解いてしまいましょう。

ここで学べる内容は「関係詞」です。

United States-Japan Joint Leaders’ Statement

February 7, 2025

President Donald J. Trump and Prime Minister Ishiba Shigeru held their first official meeting today in Washington, D.C., [      ] they affirmed their determination to pursue a new golden age for U.S.-Japan relations that upholds a free and open Indo-Pacific and brings peace and prosperity to a violent and disorderly world.

空欄に入るのはどれか。
(A) when
(B) what
(C) how
(D) where

1. 文を理解し、空欄に注目する

まずは、問題文をよく読んでみましょう。最初に "President Donald J. Trump and Prime Minister Ishiba Shigeru held their first official meeting today in Washington, D.C., [     ] they affirmed their determination... " という部分を見ます。

ここで、空欄の前後に注目することが重要です。

前半部分は、「ドナルド・トランプ大統領と石破茂首相が初めての公式会談を行った」という内容です。

後半部分では、「彼らが決意を確認した」という内容が続きます。

空欄の前後から、「場所」に関する情報を補足する必要があることがわかります。特に「in Washington, D.C.」という部分があり、会談が行われた場所について触れています。

2. 空欄の前後に注目して文法のヒントを探る

次に、空欄の前後を詳しく見ていきます。この文では「in Washington, D.C.」という場所がすでに登場しています。ですので、この空欄には「その場所に関する情報」を補う言葉が必要だとわかります。

また、空欄の後には「they affirmed their determination(彼らは決意を確認した)」という内容があります。場所に関連する情報を追加するためには、場所を示す言葉が必要です。これが、「where」や「in which」が候補に上がる理由です。

3. 正解を選ぶ

さあ、選択肢を見てみましょう。

(A) when:「そしてその時に」という意味です。「そして」という意味を表す接続詞 and と「その時」という意味を表す副詞 then の二つ、この接続詞と副詞の二つの機能を言わば「一人二役」でこなしてしまう機能を持つ機能語で、関係副詞と呼ばれています。ここでは、

in Washington, D.C.,
[       ]
they affirmed their determination...
というように、場所について話しているので、(A) の選択肢「when」 は使えません。

President Donald J. Trump and Prime Minister Ishiba Shigeru
ドナルド・トランプ大統領と石破茂首相は

held their first official meeting
彼らの初の公式会談を開いた

today
今日

in Washington, D.C.,
ワシントンD.C. で

[    ] = そしてそこで

they affirmed ...
を確認した


[    ] = そしてそこで

というところに注目して下さい。「そしてそこで」ですから「そこで」なのですから、「そこ」なのですからこれは場所ですよね!

(B) what:これは、「何」という「もの」を表す単語で、場所の概念を表す単語ではありません。

(C) how:「どのように」や「どのくらい」という「方法」や「程度」を表す単語で場所の概念を表す単語ではありません。

(D) where:「そしてそこで」という意味で、会談が行われた場所を表す文脈にぴったりです。
よって、 (D) の "where" が正解だとわかります。

4. ここから学べる文法

(1) 関係副詞「where」の使い方

「where」は、場所を表す関係副詞です。この文では「場所」を示す役割を果たし、会議が行われた場所で何が起こったのかを補足するために必要な言葉です。関係副詞「where」は、「その場所で何が起こったか」を示すために使います。例えば、"This is the place where we met"(ここが私たちが出会った場所です)というように使われます。

(2)「where」と「in which」の違い

「where」と「in which」も、文法的にはどちらも正解ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。

「where」は、もっと一般的で自然に使われる表現です。日常的な会話や文章でよく見かけます。

「in which」は少しフォーマルで、学術的な文書や堅苦しい表現で使われることが多いです。文法的には正しいですが、この文脈では「where」の方が自然に感じられます。

したがって、この文では「where」が最も適切で自然です。

5. では通しで読んでみましょう。

"President Donald J. Trump and Prime Minister Ishiba Shigeru held their first official meeting today in Washington, D.C., where they affirmed their determination to pursue a new golden age for U.S.-Japan relations that upholds a free and open Indo-Pacific and brings peace and prosperity to a violent and disorderly world."

このように、文の意味や文法を意識しながら解答を選ぶことが大切です。TOEICでは、このような文法の知識が求められますので、少しずつ慣れていきましょう!

6. まとめ

今回の問題を通じて、関係副詞「where」 の使い方とその重要性を学びました。文法の正しい理解を深めることが、TOEICのスコア向上につながります。また、「where」と「in which」の違いを意識することで、表現の幅も広がり、文脈に応じた適切な選択ができるようになりました。

TOEICのような試験では、こうした一つひとつの文法の知識の積み重ねが大きな成果を生みます。ですから、しっかりと基礎を固め、繰り返し練習していきましょう!
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