年賀状って正直めんどくさい。でも“それだけ”で終わらなくなった話。

記事
コラム
「少し大人の心で見つめ直した、年賀状との距離感。」

今の時代って、
年が明けたら LINEで「あけおめ」ポン。
それで終わり、っていうのが当たり前になってきましたよね。

正直、楽。
気楽。
時間もかからないし、心の負担も少ない。

でも──
それでもなお、
毎年ちゃんと年賀状を送ってくれる人 がいます。

こちらからは返していなくても、
それでも送り続けてくれる人。

私はそのひとりが、父の弟…叔父でした。

「電話しただけ」のつもりが、胸の奥に引っかかった出来事

何年か前、
年賀状の返事を出さない代わりに、勇気を出して電話をしたことがありました。

喜んでくれた叔父。
でもそれで関係が深まるかと言えば、そうはならず、
また同じ年賀状のやりとりに戻っていく。

そして昨年、また電話をしたとき。
叔父は病院で検査中。
心臓も悪いらしい。

そこで突然、昔の相続の話になって、
恨みごとをぶつけられて、
ずっと聞いていたけど、途中でトイレに行きたくなって電話を切った。

きっと私は、ただ「体の限界」だっただけなのに。

でも向こうには、
「分が悪くなったから電話を切ったんだ」
って、そう思われたかもしれない。

それでも今年も、
叔父から年賀状は届いた。

…なんだかんだ言って、
それでも「繋がろうとしてくれている」事実だけは残るんですよね。

今年は、返事を書こうと思った。

正直な本音を言えば、

✔ 書くのは面倒
✔ どんな文章にすればいいかわからない
✔ そもそもそこまで深い関係でもない

だけど、

書かないで心に引っかかったままより、
書いて少し軽くなりたい。

そう思って、今年は書くことにしました。

すると、
今度は「せっかくならこの年賀状、誰に出そう?」
って考え始めたんです。

・生け花の先生
・パン教室の先生(もう行かないけど…)
・弟、妹?
・喧嘩別れした友達?

頭の中で、
いろんな人の顔が浮かんでは消えていきました。

「誰にも出さなくなった」って、少し寂しいことなのかもしれない

ある和尚さんが言っていました。

「友達がいないと言う人へ。
あなたは誰かに手紙を書いたことがありますか?」

会わなくなった人。
連絡していない人。
距離ができた人。

その存在を、
私たちは 「ないもの」として扱ってしまいがち だけど、

本当はただ、
手を伸ばす理由がなくなっただけ なのかもしれない。

年賀状って、
ただの習慣であり、
ただの紙切れかもしれないけど、

でも、

「あなたを思い出しました」
という、ささやかな生存確認

でもあるんですよね。

じゃあ、どうすればいい?

私の今年の答えはこうでした。

🌷「負担にならない範囲で、
  今、心が動いた人だけに出す。」

義務で送る年賀状は、
心をすり減らす。

でも、

・ちゃんとありがとうを言いたい人
・もう一度だけ繋げてみたい人
・“あなたのこと、まだ忘れていないよ”と伝えたい人

そういう人にだけでいい。

無理しない。
完璧じゃなくていい。
ただ、今の私の「気持ちの延長」でいい。

それは「孤独をなくす作業」じゃない。

誰かに年賀状を出すことは、

✔ 孤独をなくすため
✔ 友達を増やすため
✔ 人間関係を立て直すため

じゃないと思う。

それよりもっと静かなことで、

自分の世界を、ほんの少しだけ「誰かのいる世界」にしてあげること。

そういう、
心の温度を守る行為なのかもしれません。

もしあなたにも、
毎年なんとなく届くけど返していない年賀状があったら。

今年は、
一枚だけでもいいから返してみるのも、
いいのかもしれません。

あなたの世界が、
少しだけ温かくなりますように。
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