こんにちは。現役タロット占い師さんからも、ご相談頂いているタロット講師、タロット隼人です。
今回は、タロットの世界に興味を持って、これから、この世界の様々なことを経験して行かれる皆さんに、お伝えしたいテーマです。
しかし、僕が何か上から「教えを授ける💦」のようなことではなく、共感して頂ける感性を持っている方に先人がタロットに込めて来た想いや、タロットを通じて人生を見て行く素晴らしさを共有したいという想いです。
共鳴して頂ける感性を、お持ちの方と繋がって行けたらと…今回は、そんな想いで書きました。
🔷愚者の旅
「愚者の旅」という考え方が広まったのは、20世紀になってからです。
特にポール・フォスター・ケース(1877-1954)やエデン・グレイ(1901-1999)が、タロットを自己成長や精神的探求の道として解説する中で、この概念を強調しました。
ポール・フォスター・ケースは、ウェイト版タロットのシステムをベースに、愚者(0番)が旅をしながら、大アルカナのカード一枚一枚を通じて学び、成長していく過程として解釈しました。
🔷心理学との結びつき
20世紀後半になると、カール・ユングの心理学がタロットの解釈に影響を与えました。
ユングは「元型(アーキタイプ)」という概念を提唱して、大アルカナのカードを人間の無意識的な成長の象徴としてとらえました。
これにより、タロットは単なる占いツールではなく、個人の自己理解、自己実現の道として再解釈されました。
🔷ウエイトの語った愚者
ウエイト版タロットの監修者、ウェイト自身は「愚者の旅(The Fool’s Journey)」という言葉を直接使ってはいません。
しかし、彼の著作『The Pictorial Key to the Tarot(タロットの図解的鍵)』や、彼が関わった黄金の夜明け団の教義を見ると、大アルカナを精神的成長や神秘的な道の象徴として捉えていたことは明らかです。
ウェイトは「愚者」を特別なカードとして扱い、次のように述べています。
「愚者はタロット全体の中で最も神秘的なカードであり、その最高の意味について語ることはできない」
つまり、愚者を「旅人」として明確に位置づけるのではなく、むしろ謎に満ちた存在として扱ったのです。
🔷現代に生きる我々が受け取ったもの
ポール・フォスター・ケースや監修者のウエイトの考えたタロットの世界を見て来ました。
「愚者のカード」という、まだ「何者でもない存在」「何の保証もないからこそ全ての可能性を持った存在」。
人が新たなスタートを切ったり、自分の在り方について考えはじめたり、そんな時、「愚者のカード」は重要なカードだと先人が考えて来たことが受け取れます。
🔷「愚者の旅」が教えてくれること
「愚者のカード」から僕も、時々、自分自身について考えてみるんですけど、はやり重要なメッセージは、これは、新しいことを始める時は当然、誰でも何者でも無いわけですが、結局、自分自身の本質を見つけに行く旅だと思ってます。
そして、感性を同じくする人と出会って、自分の居るべき本質に合った領域から、同じ感性の仲間に全力で役に立つことをしたい、それが普通に出来る場所、自分の在り方を探す旅。
人も自然の一部ですから、必ず誰かの役に立つことが自分の一部になっていて、自分が好きな事や自然に出来ることが、それに結び付いた時、最高なんだと思います。
タロットや精神世界に惹きつけられている僕らは、その領域から、自分の本質を見つけて行く道を歩いています。
「愚者の旅」のテーマは、そんなことを教えてくれます🙂
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