大学入試小論文解答例12

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みなさんこんにちはnobu974です。今回のテーマは「異質な他者との共生」です。私のブログでもすでに同様のテーマはありますが、それだけ各所で出されているテーマだといえます。似たような解答案になっているかもしれませんが、生徒の素案を私が修正したものになっているので、それぞれが独自性を持っているのもまた興味深いです。

題「異様な他者を受け入れて共生することの意義について、あなたの考えを見聞や体験をふまえて述べなさい。」(社会・国際系)

 異質な他者を受け入れて共生することは決して簡単なことではない。人は見知らぬものを見れば警戒する。自分自身にとって利益になると確信できるまでは、見知らぬ他人を簡単には信用できないし、そこに人種・国籍・性別の違いを考慮すれば、そもそも価値観自体が異なることで、互いに理解し合うまでには遠い道のりがあることは想像に難くない。
 しかし、異質な他者をもし受け入れそこから共生することができるならば、その対価として得るものは非常に大きい。それは新たな価値観の獲得だ。自分に馴染みのものだけで囲まれた生活をしていれば、そこに不安はない。その代わり、新たに得られるものにも限界がある。しかし、異なる言語にあるものの考え方や通常であれば関わることのない種類の人々との交流を介し、自分自身が想像もできなかった考え方などを知ることができる可能性がある。例えば旅行での食事について考える。世界を旅し、日本では決して口にしない食べ物を海外で食べる経験がある。それが単に美味しいとか美味しくないとかの価値観でなく、その食べ物を口にする宗教的及び文化的な理由を知ることで、身近な「食」というものに対してより深い見識を得ることができる。
 人は他の動物にない社会性を持つ生き物だ。私たち人類程他者と交流できる種はない。それならば、異質な他者を受け入れる畏れを乗り越え、私たちにしか得ることの出来ない果実を享受すべきだ。そして、異質な他者を受け入れて共生することの意義は、個々の知識や価値観を交換した上での社会全体の向上にあると私は考える。(650字)

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