新習慣の提案②:おもしろいマンガを読んでみる

新習慣の提案②:おもしろいマンガを読んでみる

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みなさんはマンガ読んでいますか?
私は結構読みます。
本についての記事を何本か出していますが、マンガも大好きです。
昔から少年ジャンプを読んだり、話題作に手を出したり、ジャンル問わずに雑多に色々と楽しませていただいております。

マンガを読むことの何が新習慣なのかと自分でも思いますが、その心を少し書いてみたいと思います。
我が国では世界に誇る漫画家をたくさん輩出しています。
私が最初に夢中になったマンガはドラえもんなのですが、生まれるよりずっと前に始まった作品が今でも愛されているのはそのメッセージ性に時代を超えた魅力があるからだと思います。

さて、世の中にはクリエイターと呼ばれる仕事がたくさんあります。絵を描く、作曲する、文章を書く、映像を撮る…。
その中で私は漫画家という職業の方々がクリエイターの中で一番すごいことをしているという結論に行きつきました。

もちろんとんでもないペースで素晴らしい絵を描く能力が一番に思いつきますが、マンガを描く能力はそれだけでは成立しません。魅力的なキャラクター、読者を引き込むストーリー、それらを思い通りに動かす演出力等々たくさんの才能が合わさって初めてなることができる、まさに神がかったクリエイティブが必要になります。
本屋さんに行けばたくさんのマンガが並んでいます。
そこに作品を置いてもらえるのは命をかけて作品を生み出し、狭き門を突破された方々なのです。

マンガは日本のカルチャーとして世界を牽引していますが、私はその作品を生み出す漫画家の皆さんをとてもリスペクトしています。

そんな凄まじい才能と努力で描かれた作品だと思うと、少し見る目が変わってきます。
「子供の頃は読んでいたけど今は全く」という方も多いと思います。
マンガの発行部数は年々増えており、まさに拡大している市場の中で大人もハマってしまう作品はたくさんあります。
その中で1作、今たくさんの人に読んでもらいたい作品を1作紹介してみたいと思います。

それが
『チ。-地球の運動について-』 作:魚豊
という作品です。
マンガ好きの方々からしたらとっくに超名作になっており、紹介なんて今更も今更という感じなのはわかります。
作品自体も完結しているのですが、この秋からNHKでアニメが始まり、より一層多くの人に届いているタイミングではないかなと思い、取り上げてみました。

この作品を簡単に紹介すると、天動説が主流だった世の中で「地動説」という真理について探究する人々の群像劇です。
今では太陽を中心に地球をはじめとする惑星が廻っていることが当たり前となっていますが、14世紀ごろまでは地球が中心で他の天体がその周囲を廻るという天動説が主流でした。
そして天動説は天文学だけの領域の話ではなく、キリスト教の教えにも説かれた神学の一部でもありました。つまり、地動説を研究することは神の教えに背く「異端者」という扱いを受けてしまっていたんですね。

この世の真理に気づいた学者は異端者と扱われながらも地球が廻っているという真理を解き明かしたい好奇心、宇宙は美しい法則で動いていることを知った感動を次の世代に託すために「死」を選んでしまい…というお話です。
もしまだ未読で、気になった方は是非手に取ってもらいたいです。

私は天文学というものに全く触れたことがないのですが、そのロマンにグッときてふとした時につい夜空を眺めてしまうようになりました。
数百年前の人々も同じように星を見て何かを考えていたのかと思うと、先人たちから地続きの場所に「今」があり、また次の世代に受け継がれていくという人類の壮大な営みにまで思いを馳せてしまいます。

『チ。-地球の運動について-』 は既に完結しており、全8巻ととても読みやすいボリュームだと思います。まずは1巻だけでも気軽に読んでみてはいかがでしょうか。
新たな作品を読むということは自分の中に新たな引き出しを作るということでもあります。

おもしろいマンガは私たちに色々なことを教えてくれます。
そのキャラクター、ストーリー、セリフ...全ては作者が作品に込めたメッセージです。
読書の秋と言われますが秋の夜長におもしろいマンガを読み耽るのも人生の素晴らしく有意義な時間だと思います。

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