音楽が閉じ込めている記憶の断片は、「あの頃の今」

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街中でふと流れたBGM、CMで流れた曲、サブスクのシャッフルで再生された曲。
たくさんの音楽が日常の中であなたに届きます。

懐かしい曲を聴いたとき、それをよく聴いていた頃のことが強烈にフラッシュバックすることがあります。
自分の脳で頑張って思い出すよりも鮮烈に、その頃の感情を伴って湧き上がってきます。
私もそういう曲がいくつかあります。
まるでタイムマシンに乗るようにあの頃に帰れるスイッチがその再生ボタンです。
似たような感覚として「匂い」も記憶と結びつきますね。
昔の恋人の香水の匂い、タバコの匂いがふと香ってきたときに思い出してしまう、ということはよくあります。

何が言いたいかというと、私たちのいわゆる五感は脳に直結しており、その記憶につながるキーになっているのです。
だから五感を鋭くし、そこからの情報をインプットことは脳に大きな刺激をもたらします。

人間は2つ以上の動作を鋭敏に行うことはできません。

普段、ご飯を食べているときにスマホのニュースに夢中になっていませんか?
食べ終わったときにどんな味を感じていたか、香りを感じていたかきちんと覚えていますか?
何も見ていなかったとしても、どうでもいい考え事に頭を持っていかれていませんでしたか?

強烈な思い出はあなたがその時しっかりと「今を生きていた」から脳に刻まれていたものです。
匂いや音で思い起こされる記憶はその時の「今」からの贈り物なのです。
だからあなたがしっかりと今を生きているのであれば、今感じていることは脳に刻まれ、未来のいつの日にか心に宿ります。

今をしっかりと感じ、生きることであなたの潜在意識にあなたの進みたい道が刻まれます。
どうか今を感じて、今に生きてください。

将来に不安だってあるでしょう。
でも、少なくともこの記事を読んでいるこの瞬間には何も起こっていないでしょ?
そういうものなのです。
ないものに脳のリソースを割かないください。
あなたの今がいつだって最新で最高のグレードなのです。

「今を生きる」を重視している方は多いです。
また、この辺りをまとめた記事も書きますね。
それでは。



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