【季節の空間づくり01】新暦と旧暦のあわいで

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2月17日、新月。
旧暦(太陽太陰暦)では、今日が元日です。

新暦の正月から一ヵ月余りが経ち、年始に立てた目標も少し霞んできた頃──私はこの日を、もうひとつの正月として静かに迎えています。

旧暦(太陽太陰暦)とは

旧暦は月の満ち欠けを基準にした暦で、新月の日が毎月1日となります。
明治時代まで使われていた暦です。

今でも「旧暦の名残」は暮らしの中でほんのり感じられます。

月のリズムと暮らす

旧暦を意識すると、新月と満月の節目ができます。

新月の日は、新しいことを始める日としました。
空間を整え、気持ちを切り替えて前に進むようにしています。

満月の日は、休息と振り返りの日。
半月の間に積み重ねてきたことを振り返り、区切りをつけます。

自然のリズムと連動しているからでしょうか、旧暦を意識し始めてから、私の暮らしに不思議なメリハリが生まれました。

夜、空を見上げて月の満ち欠けを確認。

一年を365日の連続として捉えるのではなく、半月ごとの小さなサイクルとして捉える。
このリズムが、不思議と心を軽くしてくれるような気がしています。

二つの正月の間で

新暦の正月は華やかで、旧暦の正月は静かです。

今朝、私はいつものように窓を開けました。
ひんやりとした空気が部屋に流れ込み、頬をなぞっていく。

それだけです。

けれど、この「とくに何もしない」ことが、実は大切なのかもしれません。

新暦の正月から一ヵ月余り──少し乱れた暮らしのリズムを、新月のタイミングで静かに整える。
外向きのエネルギーを一度内側に戻し、リチューニングする時間が、旧正月には流れている。

そんな気がします。

両方を楽しむという選択
どちらか一方を選ぶ必要はないでしょう。

月が空に浮かばない新月の夜、自分の内側に意識を向けてみる。
月が満ちる満月の夜、張り詰めた心とからだをやわらかく開放する。

それだけで、暮らしのリズムに豊かさが加わるような気がします。

utakata design 松田 ともみ
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