「ちゃんとやらなきゃ」
「失敗しちゃいけない」
「もっと頑張れるはず」
仕事で少し注意されただけなのに、自分がダメな人間になったように感じる。
どれだけ頑張っても、「まだ足りない」と安心できない。
そんなことはありませんか?
以前の私も、完璧であろうと必死でした。
でも、本当は完璧になりたかったのではありません。
完璧でなければ、怖かったのです。
私が完璧にこだわった理由
私は子どもの頃、父によく怒られ、叩かれていました。
なぜ怒られるのか分からず、押し入れに隠れて震えていた。
でも、父はそこまで追いかけてきました。
幼い私は「私自身がダメだから怒られるんだ」と思っていました。
「ちゃんとしていれば、怒られない」
「何も悪いところがなければ、殴られない」
「完璧になれば、お父さんに見つからずに済む」
悪いところを見つけられなければ、父の怒りは私に向かない。
そう考えていたのです。
私の完璧主義は、自分を守るためのものだったと、今は感じています。
頑張っても安心できなかった仕事
大人になった私は、プログラムのテスト業務でも完璧を求めました。
不具合を見逃すのが怖くて、テスト項目を増やし、何度も確認する。
深夜まで残業し、休日も仕事をしていました。
それでも不具合が見つかると、
「もっと確認すればよかった」
「やっぱり私はダメなんだ」
と、自分を責めていました。
完璧にしたいというより、完璧でない自分が見つかるのが怖かった。
職場の上司を父と重ねていることにも、当時は気づいていませんでした。
私の心を楽にした3つの考え方
① 他人の評価と、自分の価値を分ける
仕事で注意を受けたら、改善すべき点は振り返ります。
でも、仕事の評価がそのまま私自身の価値になるわけではありません。
相手の期待をすべて満たそうとすることを、少しずつやめました。
② 不安な気持ちも、できたことも認める
「失敗するのが怖いんだね」
「ちゃんとできるか不安なんだね」
まずは、自分の気持ちを否定せずに受け止める。
そのうえで、今日できたことを一つ思い出し、「よく頑張ったね」と声をかけています。
③ 「できなければ価値がない」という条件を外す
以前の私は、仕事ができない自分には価値がないと思っていました。
10億円を家族に残せるなら、自分の命を差し出してもいいと考えたことさえあります。
でも、息子の命を10億円と引き換えにできるかと考えたら、答えは違いました。
息子が何かに失敗しても、私にとって大切な存在であることは変わりません。
だったら、私も同じですよね。
何かができるからではなく、私自身が大切な存在。
そう考えられるようになって、完璧主義は少しずつ緩んでいきました。
一人で抱えてきた気持ちを、話してみませんか?
今でも「もっと頑張らなきゃ」と思う日はあります。
そんなときは、今日できたことを一つ思い出し、自分を認めるようにしています。
もし、頑張っても安心できず、自分を責めてしまうなら、その気持ちを誰かに話してみませんか?
① 電話相談「ちょっと話そ♪」
「仕事で失敗して落ち込んでいる」
「頑張っているのに、まだ足りない気がする」
そんな気持ちを、そのままお聞きします。
愚痴でも、まとまらない話でも大丈夫。
答えを急がず、今のあなたの気持ちを大切にします。
今の気持ちを誰かに聞いてほしい方は、電話相談「ちょっと話そ♪」をご利用ください。
② ビデオ相談|自分責めの理由を一緒に整理
「なぜ失敗がこんなに怖いのか」
「どうして自分に厳しくなるのか」
そんな疑問を、一緒に振り返りながら整理していきます。
無理に考え方を変えたり、頑張ることをやめるように勧めたりはしません。
あなたが自分の気持ちを知り、自分自身を認められるように。
繰り返す自分責めの理由を整理したい方は、ビデオ相談のサービスページからお申し込みください。