「また傷つけられた」と思ってしまうのはなぜ?|私が気づいた心のクセと3つの整え方

「また傷つけられた」と思ってしまうのはなぜ?|私が気づいた心のクセと3つの整え方

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コラム
人から言われたひと言が、いつまでも頭から離れない。

「どうして、あんなことを言うの?」
「私は傷つけられた!」

思い出すたびに腹が立ったり、自分が嫌になったりしていませんか?

以前の私も、そうでした。

褒められれば飛び上がるほど嬉しいのに、少し否定されると、自分のすべてを否定されたように感じていました。

他人から認められることが、私自身の存在価値だと思っていたのです。

否定されると、存在そのものが傷つくように感じた


私は子どもの頃、父から叩かれることがありました。

理由も分からず怒られ、ただ怖かった。

幼い私は「私は存在そのものを否定されているんだ」と受け取っていました。

大人になっても、その思いは残っていました。

誰かが違う意見を言うだけで、私自身が否定されたように感じる。

人前で話すのも怖く、人の反応に振り回されていました。

勇気を出して話したのに、傷つけられたと思った


心理学の勉強会で、私は自分の大切な気づきを発表しました。

子どもの頃の私は、かわいそうな自分を心配してもらうことが愛情だと思っていた。

でも、信じて見守ることも愛情なのだと気づいたのです。

人前で話すのは苦手でしたが、勇気を出しました。

最初は受け止めてもらえたと思い、安心していました。

ところが、次の人がこんな趣旨のことを言ったのです。

「あなたの話は重くて、よく分からなかったから、今度は分かりやすい話を私がしますね」

悔しかった。悲しかった。

「私の話をバカにした!」

恥ずかしくて、その場から逃げたくなりました。

私が実践した3つの考え方


① 傷ついた気持ちを認める

「ああ、悲しかったね」
「勇気を出したのに、分かってもらえなくて悔しかったね」

まずは、そうやって自分の気持ちを認めました。

私はみんなに分かってほしかった。認めてほしかった。

その期待があったから、あんなに傷ついたのです。

② 自分の「被害者意識」に気づく

あのときの私は、「私が正しい。あの人が間違っている!」と怒っていました。

私は、自分を被害者、相手を加害者として見ていたのです。

私には、かわいそうな自分でいると、心配してもらえて愛情を感じられるという、長年の心のクセがありました。

相手を悪者にして、自分の正しさを守ろうとしていたのです。

「また、この考え方をしているな」

そう気づき、自分の怒りを認めることが、私には必要でした。

③ 相手の感想と自分の価値を分ける

私にとって大切な話でも、相手には分かりにくかったのかもしれません。

実際、別の参加者は「とても感銘を受けた」と伝えてくれました。

同じ話でも、受け取り方は違う。

相手も自由。私も自由。

私は怖かった人前で、自分の気づきを話せた。

その勇気を、私自身が認めてあげればよかったのです。

傷つきやすさの奥には、もっと深い怒りがあった


でも、考え方を変えるだけでは、同じ反応を繰り返していました。

私の心の奥には、父や母に「傷つけられた」という怒りが残っていたからです。

「私は、誰に、何を傷つけられたと思って、こんなにも怒っていたのだろう?」
「本当は、どうしてほしかったんだろう?」

その思いを見つめるうちに、子どもの頃には分からなかった父母なりの思いや愛情にも、少しずつ気づきました。

もちろん、叩かれて怖かったことが、なかったことになるわけではありません。

その深い部分に向き合わない限り、根本的な解決は望めない。

私は、自分の経験からそう考えています。

今も思考のクセが出ることはあります。

でも「これは、今の相手への怒り? それとも昔の思い?」と自分に問いかけられるようになりました。

すると、相手の言葉だけで自分の価値を決め、いつまでも怒り続けることが減っていったのです。

自分の機嫌は、自分で取ってあげる。

私は、これが心を大人にすること、自分軸で生きることなのだと思っています。

一人で抱えず、話してみませんか?


今、誰かの言葉が忘れられなくても、焦って答えを出さなくて大丈夫です。

「私は何に傷ついたんだろう?」
「本当は、どうしてほしかったんだろう?」

その気持ちを、一緒に整理してみませんか。

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