スーパーは、旅先で一番面白い観光地であるその土地の「おいしい!」や「日常」に1番出会える場所。

スーパーは、旅先で一番面白い観光地であるその土地の「おいしい!」や「日常」に1番出会える場所。

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コラム
旅行に行くと、有名な観光地へ行くよりも先に寄りたくなる場所がある。

それは、道の駅や産直市場、そして地元のスーパーだ。

野菜売り場を歩くだけで、その土地の季節がわかる。

「今日は枝豆が山積みだな。」

「このトマト、東京の半額じゃないか。」

「この魚、朝獲れって書いてある。」

そんな発見がある。

観光パンフレットには載っていないけれど、その土地で暮らす人たちの日常が、一番詰まっている場所だと思う。

旅の楽しみは、家に帰ってからも続く

最近の僕は、旅行へ行くと新鮮な野菜や魚を買い込んで帰る。

そして家に帰ってから料理をする。

これが本当に楽しい。

料理そのものが好きというより、「素材が主役」の料理が好きなのかもしれない。

新鮮なトマトならオリーブオイルと塩だけで十分美味しい。

朝獲れのアジなら、焼くだけでごちそうになる。

余計な味付けをしなくても、素材が勝手に仕事をしてくれる。

料理が上手くなったわけじゃない。

食材が優秀なのだ(笑)。

素材がいいと、余計な演出はいらない

考えてみると、これはマーケティングにも似ている。

いい商品は、無理に売り込まなくても売れる。

素材がいいと、余計な広告も、余計な演出もいらない。

野菜も、魚も、サービスも同じ。

本質的な価値があるものは、シンプルなほうが魅力が伝わる。

料理をしながら、そんなことを考えてしまう。

完全に職業病だ。

「何を見るか」から「何を買って帰るか」へ

昔は旅行というと、「何を見に行くか」が中心だった。

でも最近は、「何を食べるか」ではなく、「何を買って帰るか」が楽しみになってきた。

家に帰ってからも旅が続く。

料理をしながら、その土地を思い出す。

「あ、このナスはあの直売所で買ったな。」

そんな時間も含めて旅行なのだと思う。

暮らしを味わうという贅沢

たぶん僕が好きなのは、「豊かで新鮮な食材に囲まれた暮らし」なんだろう。

高級レストランももちろん好きだ。

でも、それと同じくらい、朝採れの野菜を切って器に盛り付ける時間も好きだ。

旬を味わう。

季節を味わう。

土地を味わう。

料理は、お腹を満たすためだけじゃない。

暮らしを味わうための時間なんだと思う。

だから今日も、旅先では観光地とともに、地方のスーパーへ向かう。

もしかすると僕にとっては、スーパーで食材探しをする時こそが一番ワクワクするのかもしれない。

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