40年越しの「さよなら」

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コラム
今朝、不思議な夢を見ました。

そこには、19歳のときに初めて心から愛した人が出てきました。

夫と結婚し、家庭を持ち、35年という長い時間を共に過ごしてきました。

それでも心のどこかで、
「人生でいちばん好きだったのは彼だった」
そんな思いを、40年近く抱え続けていたのです。
あの頃の私にとって、
彼と結婚する未来以外、想像できませんでした。

夢の中の彼は、
まるで「君はまだ僕を想っているだろう」とでも言いたげな顔をしていました。


でも、私はそこで「さよなら」を言えたのです。
思えば、これまで彼が出てくる夢はいつも、
私が追いかけ、探し続ける夢でした。

けれど今朝の夢は違いました。

目が覚めたとき、
「ああ、終わったんだな」
と静かに感じました。

40年近く抱えてきた想いと、
35年かけて育ててきた夫との関係。

その重さが、ある瞬間、静かに逆転したのかもしれません。

若い頃の恋は、輝く宝石のように心に残り続けることがあります。

でも人生には、
時間をかけてゆっくり育つ愛もある。


夫婦として長く暮らす中で、
「もうこの人には、本当の気持ちは分かってもらえない」
そう感じたことも、何度もありました。

それでも、人生のさまざまな季節を一緒に生きていくうちに、
少しずつ関係は変わっていったのです。

最近の私は、ようやく夫に頼れるようになってきました。

ひとりで背負い込みすぎていた荷物を少しずつ下ろし、
支えるだけではなく、支えられることも受け取れるようになってきた。

長い時間を共に歩いたからこそ、
ある日ふと、手を取り合える瞬間が訪れることがある。

そんなことを、今は静かに感じています。

人を好きになるというのは、本当に不思議です。

胸の奥で長いあいだ輝き続ける想いもあれば、
時間をかけて、ゆっくり信頼へと変わっていく愛もある。

今朝の夢は、
そんな人生の流れを、静かに教えてくれた気がしています。

長い時間をかけて積み重なった感情は、
一人では整理しきれないこともあります。

言葉にしたくなった気持ちがある方へ。
お話をうかがうサービスや占いもありますので、
必要なタイミングがあれば、ご活用ください。




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