私は93歳のおばと、文通をしているのですが
冬の間は「手が震える」と言って
叔母からの手紙は少なくなっていました。
私は月に2回手紙を書いて出すことを
続けています。
最近立て続けに叔母から2通連続で届いて
少し驚いたのですが…
いつもは「孫やひ孫に恵まれて、みんなに感謝している」と
書いてある叔母の文面がすこし違っていました。
娘である私にとってはいとこのお姉ちゃんのことについて
書いてありました。
長い同居生活の末の
介護の生活になったわけですから
お互いにいろいろな気持ちを抱えていることは
私にもわかります。
いとこのお姉ちゃんが
必要以上に言葉がけをしないというのも
きっと意図があってのことだと思うのです。
でもそれが叔母にとっては
寂しい、悲しい、と感じているようでした。
一言でいいからやさしい言葉をかけてほしい、
そう書いてありました。
叔母もいとこのお姉ちゃんも
どちらも私にとっては大切な親戚だし
お世話になった恩人です。
なんとかお互いの気持ちが良い方向に
進むよう祈るばかりです。
2人の関係性の中に立ち入ることは
できないので
いろいろと思い悩んだ結果
「おばちゃんが思っていることや
感じたこと、聞いて欲しいことがあったら
手紙に書いて送ってね。
私はいつもおばちゃんが
心穏やかに暮らせることを願っているからね。」
こう書くことが精一杯でした。
いとこのお姉ちゃんからは
介護の苦労話を聞いたことがありますが
どちらがどうあるべきかなんて
部外者がいえるものではありません。
親子としての長い歴史の中で
培ってきたいろんな感情があるでしょう。
客観的にみると
お年寄りは過去を基準にして物事を見ているし
介護する側は今の現状とこの先をみている。
ここに違いがあるのかな…とふと思いました。
私ができることは、
手紙で叔母を励まし
感謝の気持ちを伝えることだけです。
近しい間柄だからこそ難しい。
赤の他人だとしたら、
「嫌い」だからもう会わない
それで済むことだとしても
肉親だとそういう訳にはいかない。
だからこその難しさを感じます。
私には介護の経験がないので
きっとなんにも分かっていないんだと
思います。
だからせめて
叔母の気持ちに少しでも寄り添ってあげたい。
そう思っています。