思いがけず、漫画「きのう何食べた?」(よしながふみ著)を読むことになりました。
題名を耳にしたことはあるものの、ついぞ読まずに来ていましたが、
読んですぐ、好みの漫画だと思いました。
ごはんを食べるということを中心に、主人公ふたりの何気ない生活を描いたものでしたが、共感したのは、そのリアルさ。
第1巻の発行は2007年で、2026年2月の段階で25巻まで発行されているのですが、
第1巻では43歳の設定だった主人公が、今では60歳。
実家とのびみょうな関係だったり、両親の老いを感じながら、仕事をこなし、まいにちごはんを作って食べることも、
43歳と60歳ではだいぶ中身が変わってくると思うのですが
それでも、まいにちごはんを作って、他愛もない話をしながら食べるということの変わらなさには底力があり、土壌のようなものなのだと思わされました。
描かれるごはん内容については、
わたしにはムリ!と言いたい、必ずの一汁三菜(笑)。
築年数の古いわが家は、冬の間はとにかく寒くて、ここしばらくは
きりたんぽ→おでん→ひとりずつの土鍋でみそチゲ鍋うどん→ふつうの(?)鍋→ひとりずつの土鍋で天ぷら鍋うどん→きりt…なんていうのをエンドレスにくり返していたので、
二月の半ばを過ぎてやけに温かくなってからは、「あれ?ふだん何食べてたっけ?」と思うほどでした。
ようやく肉じゃがを作ったり、カレーを作ったりしてリハビリしている状態なので、主人公たちのごはんは自分とはだいぶ違うスタイルでしたが
読んでいて楽しかった。
まいにちの暮らしを愛おしむ気持ちが、蘇るような漫画でした。
それにしても。
リアルなだけあって、スーパーでの買いもののシーンや食材の値段もしょっちゅう描かれているのですが
2007年と2026年の物価の違うことよ…。
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