心を包む~手のひらに小さなものを乗せるように~

心を包む~手のひらに小さなものを乗せるように~

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コラム
私たちは、
ガラス細工や赤ちゃんの手を持つときは、
とてもやさしく触れます。



落とさないように。

壊さないように。

やさしく…やさしく。


自然と力を抜き、
そっと包み込むように。



なのになんで…どうして。

自分の心には、
こんなにも厳しくなってしまうのでしょう。



少し疲れただけでは、
「まだまだこれから、まだ頑張れる」


悲しくなれば、
「こんなことで弱音を吐いてちゃダメだ」


何もできなかった日は、
「今日もダメだった」



誰よりも長い時間を一緒に過ごす相手なのに、
誰よりも厳しい言葉を向けてしまう。



でも本当は、
あなたの心も、
ガラス細工と同じくらい繊細です。



だから、
自分の心にも、
手のひらに小さなものを乗せるような
やさしい意識を向けてあげてください。



「今日は疲れたね」

「よく頑張ったね」

「少し休もう」


その一言だけで、
心は安心を取り戻します。


元気になることを急がなくていい。

前を向くことを急がなくていい。



大切なのは、
自分を変えることよりも、
自分を安心させること。



心は強く引っ張ると壊れてしまうけれど、
やさしく包まれると、
また歩き出す力を思い出します。



手のひらに小さなものを乗せるように、
あなたの心も、
そのくらい大切に扱われていい存在です。



急かされて強くなるのではなく、
やさしさに包まれることで、
しなやかな心を育てていく。


そう願ってやみません。
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