小さな痛みの行き場
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感情を抑えすぎて、
あとで一気にあふれてしまう。
その流れに心当たりがあるなら、
それは「弱さ」じゃなくて、
ちゃんと感じている証拠だと思う。
ただ、感じるたびに、
ぐっと飲み込んできただけ。
本当はあのとき、
少しモヤッとしていたし、
少し寂しかったし、
少しだけ傷ついていたし。
でも、
「こんなの大したことない」って
自分で小さく丸めて、
見ないふりをしてきた。
その"少し"たちは消えるわけじゃなくて、
心の中に積み重なっていく。
気づかないうちに、
静かに…でも確実に。
そしてある日、
きっかけはほんの些細なことで、
全部が一気にあふれ出す。
自分でも驚くくらい強い言葉になったり、
涙が止まらなくなったり。
「なんでこんなことで」って、
あとから自分を責めてしまうけど、
それは「こんなこと」じゃなくて、
今までの全部がそこに集まっただけ。
だからね…。
大きくなる前に、
「ちょっと嫌だったな」
「少し悲しかったな」って、
心の中でいいから言葉にしてみるの。
ため息でもいい。
メモでもいいよね。
小さく吐き出すの。
我慢しない人になるんじゃなくて、
「小さなうちに気づいてあげられる人」に
なっていけたらいい。
そのほうが、
ずっとやさしく、
ずっと現実的で、
ちゃんと自分を大切にしていけますね。