【第14回】言いにくい修正を、うまく伝えるには?やさしい言葉で伝えるフィードバック例

記事
デザイン・イラスト
「ちょっと違う気がするけど…どう言えばいいのか分からない
デザインを依頼したときに、そんなふうに戸惑ったことはありませんか?
今回は、「思っていることをうまく伝えるコツ」と「やさしい言葉で修正依頼をする方法」をご紹介します。

百貨店でWEB制作・広告編集・SNS運用・ブログライターなど、WEB全般に携わってきたデザイナーの<ライトハートデザイン>の陽子(@初心者に親切・丁寧なデザイナー)です。この経験を生かして、このブログでは初心者に向けてWEB制作について分かりやすく解説しています。

■言いにくいのは当たり前。でも、伝えることが大切です。

前回の投稿では、「デザインの意図をデザイナーさんに説明してもらうこと」の大切さについてお伝えしました。
それでも、「やっぱり違うかも…」と感じたら、具体的にあなたの希望を伝えることが大切です。
修正をお願いするとき、「相手を否定してしまうようで気が引ける」と感じたり、「伝えたつもりだったのに、うまく伝わらなかった」という経験がある方もいるかもしれません。
けれど、**デザインは、あなたの想いを形にしていく“共同作業”**です。
遠慮してしまった結果、違和感が残る仕上がりになってしまうのは、とてももったいないこと。まずは、**修正=ダメ出し ではなく、「もっと良くするための会話」**だと考えてみてください。

■ 修正依頼は“品質を高めるためのチームプレー”

デザイナーも、お客様の「本当の希望」が見えたときの方が、よりよい提案がしやすくなります。やり取りの中で出てくる「もう少しこうしたい」という声は、むしろ歓迎されるものです。

そのときに大事なのは、伝え方を工夫すること。
たとえば、こんな風に言葉を添えるだけで、印象はまったく違います。

✦「ありがとうございます!全体の印象がすごく近づいてきました。ここだけ少し調整できたら、さらにイメージに近づくと思います。」

✦「こういう形にしていただいた意図もあると思いますが、〇〇な理由で別のパターンも見てみたいです。」

ちょっとした気遣いを添えるだけで、やり取りがとてもスムーズになります。

■ こんなときどうする?シーン別・やさしいフィードバック例

修正をお願いしたいとき、どんな風に伝えるとスムーズに伝わるか。
よくある3つのシーンでご紹介します。

● シーン1:なんとなくイメージと違うとき
• NG:「全体的に違う」
• OK:「もう少し柔らかい印象にしたいです。たとえば〇〇のような雰囲気を目指したいと思っています。」
感覚的な違和感でも、「どう見せたいか」に言い換えると伝わりやすくなります。

● シーン2:色味が希望とズレているとき
• NG:「この色はちょっと変えて」
• OK:「イメージしていたのは、もう少し明るい水色です。〇〇のサイトのような雰囲気に近づけたいです。」
具体的な色や参考サイトがあると、認識のズレが少なくなります。

●シーン3:写真やイラストが合わないとき
• NG:「この写真イヤです」
• OK:「もう少し自然な笑顔の写真にしたいと思っています。使用していい写真があるので、差し替えても大丈夫です。」

代替案を添えると、相手もすぐに動きやすくなります。

■ 迷ったら使える!やさしい伝え方テンプレート

• 「◯◯な印象を伝えたいので、~できたら嬉しいです」
• 「いい感じに仕上がってきたと思います。ここの印象だけ少し変えられたら理想に近づきます」
• 「とても丁寧に作っていただいてありがとうございます。ここだけ少しだけ調整したいです」
気まずさを感じる前に、前向きな一言+希望の理由を意識してみましょう。

■ 修正前に一度立ち止まって考えること

伝える前に、まず自分の中で確認しておきたいことがあります。
• 「どこが」「なぜ」「どう変えたいのか」を、自分の中で言葉にできるか?
• その修正が、目的に対してどう役立つか説明できるか?
• 感覚だけでなく、「誰にどう伝えたいか」という視点も持てているか?
目的が整理できれば、伝え方も自然と明確になります。

■ まとめ:「伝えること」は気まずさではなく、信頼の一歩

修正をお願いすることは、「自分の思いに向き合っている」ということ。
そして、それを丁寧に伝えることは、相手との信頼関係を深めることにもつながります。
伝え方さえ工夫すれば、「違う」と言うのも、「もっとこうしたい」と言うのも、気まずさではなく、よりよいものを一緒に作っていく対話になります。

■次回予告:広告に不可欠な「表示ルール」について。

これは、デザインと同じくらい重要な要素です。
誰もが目にしたことのある「お酒は20歳になってから」という表現を例にあげながら、表示義務について、お酒以外の物販やサービスもわかりやすくご紹介します。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら