【第5回】ホームページ構成5ステップ

記事
デザイン・イラスト

ホームページは“間取り図のある家”──必要な部屋と順番を考える


「ホームページを作りたいけど、何のページが必要?どうやって並べるの?」
今回は、ホームページを“家”にたとえて、構成(サイトマップ)の基本をわかりやすく解説します。

こんにちは。
百貨店でWEB制作・広告編集・SNS運用など、WEB全般に携わってきた<ライトハートデザイン>の陽子(@初心者にも親切・丁寧なデザイナー)です。

前回は「LPはワンルームの家」として、1ページの中の構成=設計図について解説しました。今回はその続きとして、複数ページで構成される「ホームページ」の設計=“間取り図”の考え方をお伝えします。

■ ホームページは“家全体の設計図”

ホームページは、いろんな情報を整理して届ける「建物」のようなもの。
それぞれの部屋(=ページ)には役割があり、見る人が迷わず移動できるように**動線(メニューやリンク)**を整えておく必要があります。

■ はじめての方向け:基本の5ページ構成


まずは、初心者にも扱いやすい「基本の5ページ」をご紹介します。
① トップページ(玄関+案内板)
• このサイトが何をしているのか、一目で伝える
• 各ページへの入り口(メニューやバナー)
② サービス紹介ページ(リビング)
• 具体的にどんな商品・サービスを提供しているか
• 特徴・料金・流れなど
③ プロフィール・自己紹介ページ(書斎)
• あなた自身のこと、経験、想い、実績など
• 信頼を高めるページ
④ お客様の声・事例紹介ページ(リビング横のアルバム部屋)
• 信頼と安心感を伝えるための“実績の部屋”
⑤ お問い合わせページ(出口)
• フォーム、メールアドレス、SNSリンクなど
• わかりやすく、迷わせず

■ こんな順番で見る人は動いている

訪問者は、トップページに入ったあと……
1. 何のサイト? → トップページ
2. どんなサービス? → サービス紹介
3. 誰がやってるの? → プロフィール
4. 信頼できる? → お客様の声
5. ちょっと聞いてみよう → お問い合わせ
この**「流れ」=動線**を意識して、
ページの並びやリンク先を設計することが大切です。

■ ページ数を絞って始めてもOK!

最初から完璧なホームページを作る必要はありません。
「トップページ+サービス紹介+お問い合わせ」の3ページ構成から始めて、必要に応じて少しずつページを追加していくのもおすすめです。

■ まとめ
ホームページの構成は、“どんな部屋を、どんな順番で並べるか”という家づくりと同じ。
訪れた人が迷わず必要な情報にたどり着けるように、全体の設計図=サイトマップをしっかり描くことが、見やすく伝わるホームページへの第一歩です。

■ 次回予告
ページの構成=設計図ができたら、次に大切なのは「誰に、何を伝えるか」というキーワードを決めること。
次回は、伝わるページを作るために欠かせない「キーワードの考え方」について、初心者の方にもわかりやすくお伝えします

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す