ココナラ電話相談サービスを出品している、たっくんです。
私は大阪府在住の鉄道・地理マニアで、普段から鉄道路線に乗って、様々な駅や街を訪れています。
この記事では、大阪港駅(Osaka Metro中央線/大阪府大阪市港区)を紹介します。
※写真や文章は準備でき次第、更新します!
【大阪港駅の概要】海遊館・天保山の最寄り駅!大阪ベイエリアの観光スポット!
大阪港(おおさかこう)駅は大阪府大阪市港区に位置する、Osaka Metro中央線の駅です。
海遊館・天保山大観覧車の最寄り駅のため観光客の利用が多く、大阪港駅から天保山ハーバービレッジ(海遊館・天保山大観覧車)へのアクセス道路はいつも賑わっています。
2025年3月5日より「海遊館前」という副駅名が付けられ、駅名標や車内自動放送が更新されました。
大阪港駅周辺の住所は「築港」「海岸通」という住所。築港・海岸通は明治時代の大阪港第一次修築工事の際に埋め立て造成された地域で、1903年(明治36年)に築港大桟橋が完成。明治時代から昭和前期にかけての築港・海岸通エリアは大阪の貿易拠点となっていました。
【駅構内】地下鉄だけど高架駅。ホームは明るい雰囲気にリニューアル!
Osaka Metro中央線は地下鉄路線ですが、九条・弁天町・朝潮橋・大阪港は高架駅となっています。
最近の大阪港駅はリニューアル工事が進められています。出入口から改札へ向かう通路にはイラストが描かれました。
※改札付近の写真は準備中。
2025年万博会場の夢洲、大阪城・難波宮跡最寄り駅の谷町四丁目などへ乗り換えなしで移動できます。JR大阪環状線は弁天町で、御堂筋線は本町で乗り換えです。
2025年3月5日より「海遊館前」という副駅名が付けられ、駅名標や車内自動放送が更新されました。
【駅周辺】海遊館・天保山大観覧車の最寄り駅。大阪の観光エリアの1つ!
※編集中
【大阪港築港エリアの歴史】川口に代わる貿易拠点として発展。大阪市電初の路線が築港桟橋まで開通!
※写真準備中
江戸時代頃までの大坂は大阪湾から大坂市街へ船で物資運搬する際、淀川(安治川)や木津川の河口付近に大型船を停泊させ、小型船に物資を積み替えて大坂市街へ運搬しており非効率的でした。
1868年(慶応4年)に大坂港が開港すると外国との貿易を開始。川口(現在の阿波座駅北西)に外国人居留地が設けられ、近くの富島が開港場となるものの、安治川河口から約6㎞川を遡る必要があったことから、大型船の入港はできなかったため、大坂の外国人貿易商は次第に神戸を拠点に移すようになりました。
明治以降、大阪の港湾機能を強化しようとオランダ人技師たちの指導を受けながら、1897年(明治30年)に大阪港第一次修築工事が開始。1903年(明治36年)には築港大桟橋が完成したほか、同時期に大阪市電初めての路線である築港線(花園橋~築港桟橋)が開業。昭和前期には神戸・横浜に並ぶ日本三大港湾の1つとなり、貨物取扱量が増加しました。
その後、貨物の取り扱いや客船の寄港は北港や南港への移転が相次ぎ、築港エリアの機能が低下していました。築港エリア北岸の倉庫街を再開発し、1990年(平成2年)に海遊館・天保山マーケットプレイスなどを施設で構成される「天保山ハーバービレッジ」が開業すると、大阪ベイエリアを代表する観光拠点の1つに変化しました。
※「おおさか」の漢字表記に関して、江戸時代までの出来事は「大坂」、明治時代以降の出来事は「大阪」と表記しています。
【大阪港駅から天保山にかけての商店街】天保山商店会
大阪港駅の北西に形成されている商店街です。
大阪港駅から天保山ハーバービレッジへ向かう際はこの商店街を通ります。
【飲食店や雑貨店が集まる商業施設】天保山マーケットプレイス
天保山大観覧車や海遊館に隣接する商業施設です。
【関西の景色を一望!】天保山大観覧車
天保山ハーバービレッジに設置されている1周15分の観覧車です。
大阪市内だけでなく、関西国際空港・六甲山・生駒山地などの景色を眺めることができます。
【レゴブロックを使用した様々な展示物】レゴランド・ディスカバリー・センター大阪
天保山マーケットプレイスの3階に入居する施設です。レゴブロックを使用した様々な展示があり、100万個のレゴブロックを使用して大阪の街を再現した「ミニランド」が見どころです。
【大型ガラスを使用した巨大水槽!】海遊館
海遊館は大阪を代表する水族館で、環太平洋の海を再現した展示が行われています。
大型アクリルガラスを使用した巨大水槽を泳ぐジンベエザメはとても迫力があります。
【旧:サントリーミュージアム】大阪文化館・天保山
1994年にサントリー創業90周年事業により「サントリーミュージアム」として開館。その後、大阪市に無償譲渡され「大阪文化館・天保山」に改称しました。安藤忠雄氏による設計です。
シアター・展示会場・展望ギャラリー・会議室などを備え、シーズンごとに様々な展示が行われています。
【クルーズ客船が寄港】天保山客船ターミナル
天保山客船ターミナルは2024年5月にリニューアルオープンしました。
大型クルーズ客船が寄港し、クルーズ客船利用がない日にはイベント利用されることもあります。
【日本一低い山…だった天保山】天保山公園
安治川は大阪湾から大阪城下への航路として使用され、安治川入港への目印として人工的に築かれた山が「天保山」です。
標高4.53m。山頂には二等三角点があり「日本一低い山」とされていましたが、宮城県仙台市の日和山が東日本大震災の影響で標高が変わったため、現在の天保山は日本で2番目に低い山です。
【USJ近くの桜島へ無料で船で渡れる!】天保山渡船場
天保山公園近くの渡し場から桜島へ大阪市が渡船を運行しています。
運賃は無料!
桜島側の渡し場はユニバーサル・スタジオ・ジャパンに近いため、天保山エリアからUSJエリアの移動に便利でお得な渡船です!
【大阪港駅南側の商店街】港商店会
大阪港駅の南側に形成されている商店街です。
あまり賑わっている雰囲気はありません(;^_^
大阪港駅から南へ、港商店街を通り抜けると、ジーライオンミュージアム(築港赤レンガ倉庫)へ行くことができます。
【クラシックカーを動態保存!】ジーライオンミュージアム(築港赤レンガ倉庫)
築港赤レンガ倉庫は1923年(大正12年)に住友倉庫により建設された倉庫群です。
2015年より「ジーライオンミュージアム」として使用されており、クラシックカーの展示や動態保存が行われています。
【航海の神様】港住吉神社
航海の神様である住吉大神を天保山の山頂に祀ったことを起源とする神社で、住吉大社の境外末社です。
大正時代に現在地に移転しました。
【東の四天王寺、西の築港高野山と呼ばれていた】釈迦院
※写真準備中
明治時代に開基した高野山真言宗の寺院です。
当初は天保山運河の近くに広大な敷地を有しており、大師信仰の中心地として栄えたことから「東の四天王寺、西の築港高野山」と呼ばれていたそうです。
大阪大空襲により全焼し、その後大幅に規模を縮小する形で現在地に再建されました。