2025/12北陸新幹線フリーパス 鉄道旅行記①

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2025/9/1~12/23の期間限定で、JR西日本のポイント「WESTERポイント」を使用して購入する「WESTERポイント北陸新幹線フリーパス」(以下単に北陸新幹線フリーパスと記す)というきっぷが販売された。

このきっぷは、北陸新幹線敦賀~糸魚川が自由席3日間乗り放題、指定席も6回まで利用可能というもので、
・全てポイントで購入する全ポイントタイプ(3000pt)
・一部ポイントで購入する一部ポイントタイプ(110pt + 10000円)
の2種類が販売された。
今回WESTERポイントが3000pt以上あったので、全ポイントタイプを購入し旅してきた。
1pt=1円だとすると、全ポイントタイプは3000円であり、かなりお得なきっぷと言える。
「北陸新幹線フリーパス」は2025/5~6にも販売され、この時は北陸新幹線長野~金沢開業10周年、金沢~敦賀開業1周年記念と銘打たれていた。
今回もこの記念で、お得価格で販売されているのかもしれない。

フリー区間の入口となる敦賀駅までは私の住む滋賀県からは比較的近いので、
今回の旅は旅先で宿泊はせず日帰りx3で行ってくることにした。
さて旅の模様を綴っていくとしよう!

【1日目:2025/12/13(土)】氷見線,えちごトキめき鉄道急行電車満喫の旅

1日目は敦賀駅までは車で向かう。
1,2日目はRさんと一緒に旅する。RさんはWESTERポイントをかなり持っておられ、このきっぷはすごいお得だ、一緒に行こう!、となった次第である。
今日は4:50頃出発。名神高速、北陸道経由で敦賀ICへ。
敦賀ICを降り、数百メートルばかり国道8号線を滋賀方面に戻り右折、そして、敦賀駅東口(やまなみ口,新幹線側改札口)前の駐車場に5:50過ぎに到着。
敦賀駅東口開設により、敦賀ICから敦賀駅までは非常に近くなった!
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敦賀駅東口駅舎

敦賀6:11発「かがやき502号」で北陸新幹線フリーパスの旅を開始。
今日はまず氷見線を目指す。「かがやき502号」は全車指定席のため、金沢までの指定席を確保する。敦賀出発時点で我々の乗った号車は乗客は他におらず、貸し切り状態であった!
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敦賀出発時点の「かがやき502号」車内

敦賀を出ると長い新北陸トンネルに入る。新北陸トンネルを出ると山間にある越前たけふに到着。
周りが山という状況の駅なのに、意外にも多くの乗車があった。
越前たけふは、在来線の接続は無く新幹線だけの単独駅である。
越前たけふを出発すると、北陸道の武生ICや家々が建ち並ぶ風景が見えてきて、町に近い駅であることがわかった。

続いて福井、小松に停車して、乗車があり、だんだん車内が賑やかになっていった。
車窓右手に雪を頂いた山並みを眺めながら、北陸らしい田園風景の中を快走する。この辺りは、北陸本線の「サンダーバード」、「しらさぎ」だったときもかなり飛ばしていたが、新幹線になってスピードアップし倍速になった感じだ。高速になったものの揺れはほとんど無く、快適!
金沢7:01着。ここからは金沢7:19発「はくたか554号」に乗り換える。

乗換時間で金沢駅のシンボルの鼓門・もてなしドームを見に行く。
鼓門・もてなしドームがある金沢駅兼六園口駅前は広々し、建築美が感じられる駅前だ。
もてなしドーム内から下から見上げるとドームの鉄骨とガラスが美しい!
また、地下空間への階段とエスカレータがあり、その配置と地下空間の池の配置にもこだわりが感じられ、しばしその建築美に見とれてしまった!
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金沢駅もてなしドーム

再び新幹線ホームに上がり、「はくたか554号」の自由席に乗車する。
「はくたか554号」は金沢駅始発なので自由席でも余裕で座ることができる。
金沢駅7:19発。15分の乗車で新高岡に到着。
新高岡からは新幹線高架下の地上ホームを発着する城端線に乗り換える。
城端線高岡行きは16分の接続、7:50発である。

新高岡は新幹線開業に伴って開業した新しい駅。
駅前に降り立つと、新しいホテルやショッピングモール等が見られ、新しい街の雰囲気が感じられる。
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新高岡駅

駅前には、新幹線開業記念で制作された北陸新幹線車両の石碑がある。
石にもかかわらず車両の形がよく再現されていた!
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新幹線開業記念碑

駅前を少し眺めた後は、駅の土産物屋を眺め、乗り換え待ち時間を過ごす。
新高岡からは7:50発の高岡行きに乗車。高岡行きは朱色一色のキハ40,47による3両編成。
国鉄時代からの塗装を纏った車両で、新幹線とうって変わってレトロな感じになる。ここからはローカル線の旅のモードに!高岡までは1駅だけの乗車であるが、高岡からはさらに氷見線に乗り継いでいく。
午後はえちごトキめき鉄道を乗りまくるという計画であるため、新高岡からの城端線,氷見線は「北陸おでかけtabiwaパス」を使用する。
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北陸おでかけtabiwaパス

この切符はWESTERアプリより購入しスマホ画面を見せ使用するものである。
フリー区間は敦賀~上越妙高の北陸新幹線並行第三セクター鉄道とそのJR支線(城端線,氷見線等)である。
3日前までの購入が必要で、12/10に購入しておいた。

高岡には7:53着。8:09発の氷見線氷見行きに乗り換える。
乗換待ち時間が少しあるので、駅構内はずれにある機関庫を眺め、改札を出てみる。昔の駅ビルは無くなり、新しくきれいな橋上駅舎になった!
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高岡駅にある機関庫と休憩中の気動車

再び改札に入り、今度はあいの風とやま鉄道を挟んで反対側の氷見線ホームに降りる。
城端線と同様朱色一色のキハ40,47の3両編成の氷見線列車が停車している。
今度は高校生が多く乗っている。

8:09ディーゼルエンジン音を響かせ高岡を発車する。
1駅目の越中中川で高校生のほとんどが下車し、車内は空いた状態になる。
その後、能町、伏木、越中国分と市街地の中を行く。

越中国分を出ると右側の車窓に富山湾が広がる。今日は富山湾の向こうに立山連峰も見える。次の停車駅の雨晴で下車する。
今回の旅はRさんから氷見線を楽しみたいというリクエストがあり、氷見線を堪能するならこの駅と思い、雨晴駅に下車して海岸を散策、写真撮影を楽しむことにした次第である。

雨晴駅に着くと高岡行き列車との交換があり、雨晴駅に着いてまず、朱色一色の気動車同士が並んだ写真を収める。
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雨晴駅にて

朱色の気動車が並んだ写真を収め、改札を出る。
雨晴駅は木造駅舎で駅自体の佇まいもイイ。
駅舎の写真を撮り、先ほど車窓を眺めてきた越中国分駅方面に歩いていく。

海岸に義経岩という岩があり、道路を挟んで展望台付きの道の駅がある。
この場所より数百メートル先に歩いていくと、海岸から数十メートル沖に女岩という小島が見えてくる。この女岩付近で女岩と氷見線を収められそうなポイントを見つける。
ここで9:03に雨晴駅を発着する上下2本の列車を撮影する。
雨晴海岸を行く氷見線を上手く収めることができた!
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氷見線,越中国分~雨晴にて

氷見線撮影の後は義経岩と道の駅へ。
義経岩の横の海岸から海とその向こうに立山連峰の雪山が見える。
海は湾ということもあり、波はなく穏やかだ。
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女岩と立山連峰

続いて道の駅へ。道の駅の2Fと3Fが展望台となっており、展望台から義経岩と雨晴海岸を一望できる。しばし展望台からの海岸風景を堪能!
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道の駅展望台からの眺め

展望台からの風景を楽しんだ後は、再び先ほどの女岩のポイントに戻り
雨晴9:38発の上り列車を撮影。
その後は海岸沿いの道を越中国分駅まで歩く。
越中国分駅は単線で片面ホームの構造。ホームには古い造りの木造待合室があり、ローカル線の雰囲気が感じられた。
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越中国分駅

越中国分駅からは9:59発の氷見行きに乗車。氷見行きは朱色一色のキハ47の2両編成。今度の列車は旅行客で結構混んでいる。
越中国分駅を発車するとすぐ富山湾沿いの線路へ。ドア付近に立って先ほど歩いて見て来た海岸風景を再び車窓から眺める。
雨晴で乗客の半数程度が降りる。
雨晴からは海から離れ、住宅地の中を行く。
島尾に停車して、終点の氷見に10:11着。
氷見駅の駅舎はコンクリート製ではあるが古くからの建物。
列車から旅行客が一斉に降りて、駅は旅行客で賑やかな状況になる。
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氷見駅

折り返しとなる氷見10:22発の列車で高岡へ戻る。
折り返し列車もまずまずの乗車率である。
もう一度雨晴海岸の車窓を楽しんで、高岡駅まで国鉄型気動車の旅を楽しむ。
高岡には10:52着。10:59発の城端線城端行きに乗り換える。
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高岡駅で停車中の城端線

今度も朱色一色のキハ40の2両編成。新高岡まで1駅の国鉄型気動車のショートトリップを楽しむ。新高岡には11:03着。

新高岡からは北陸新幹線フリーパスの旅を再開。
11:12発「はくたか560号」で糸魚川へ向かう。
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新高岡駅に到着した「はくたか560号」

富山を過ぎると雪を戴いた立山連峰が間近に見える。
今日は晴れていて雪山が綺麗! 青空に雪山がくっきりと映えて心洗われる風景だ。黒部宇奈月温泉を過ぎ長いトンネルを抜け、糸魚川に11:47着。

糸魚川では駅近くの食堂で昼食を頂き、12:34発えちごトキめき鉄道「急行1号」市振行きに乗る。
ここからは「北陸おでかけtabiwaパス」再開!スマホの「北陸おでかけtabiwaパス」を見せ、えちごトキめき鉄道糸魚川駅の改札口を入る。

10分ほど前にホームに降りると、ローズピンクとクリームのツートンカラーの国鉄急行色電車が入線してくる。
先頭車が455系、後に413系2両が連結された編成。先頭車には"山陽"とヘッドマークが掲げられている。
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糸魚川駅に到着する「急行1号」

413系の方は厳密には近郊型車両で、急行型電車475系を改造した車両である。ドア位置を車両中央寄りに移して両開き扉を設け、ロングシートを多く配置している。モーター等下回りは元の急行型電車のままとなっている。

2020年迄七尾線で活躍していたもので、七尾線時代は赤一色の塗装だった。
JRで最後まで活躍していた急行型電車だ。それを2021年にえちごトキめき鉄道が買い取って国鉄急行色を塗り替えたという経緯を持つ。

えちごトキめき鉄道での運行から約5年が経過し、国鉄急行色の塗色が剥げてきたため、塗り替えを行うこととなり、2026年1月12日でこの塗装での運行を終了することとなった。

塗り替え後の2026年3月以降は、白と水色のJR北陸本線時代の塗装になることとなっている。
今回はこの国鉄急行色の「急行」を乗り納めておく目的がある。

糸魚川からは最後尾の413系に乗車、ボックスシートに腰を下ろす。
車内のつり広告に目をやると国鉄時代のブルートレインやL特急の宣伝のものになっており、車体の塗装だけでなく、車内も国鉄時代を再現している。

急行型の重い走行音を響かせ12:34に糸魚川を発車する。
糸魚川を出てまもなく姫川橋梁に差し掛かる。ここで徐行し石の河原と雪の山々の眺めを堪能する。橋の前後にはこの列車を狙う撮り鉄の姿も見られた。

かつては貨車がたくさん止まっていて、今は草ぼうぼうとなった側線が広がる青海を通過。その後、トンネルを入ったり出たりして、海と北陸道の高架橋が見え親不知を通過。急行の旅を堪能!

市振には12:52着。駅近くは家が少なく駅裏は海岸で、静かな感じの無人駅である。駅舎は木造の古いものでひっそりと佇んでいた。
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市振駅駅舎

市振からは13:14発「急行2号」となって直江津に向かう。
我々も「急行2号」で直江津まで乗っていくことにする。
折り返し時間でホーム上で臨時販売していた入場券を購入。おまけの海岸の石もいただいた。
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市振駅の臨時販売所で入場券を購入!

駅ホームで発車を待つ「急行2号」もひっそりとした感じでいい。
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市振駅で出発を待つ「急行2号」

駅ホームで待つ「急行2号」や駅舎を撮影して22分の折り返し待ち時間を過ごす。

13:14急行型の重い走行音を響かせ市振駅を発車する。
来た道を戻り再び糸魚川へ。さらに糸魚川を過ぎ直江津に向かっていく。
糸魚川を出ると車内放送でデッドセクションの説明があり、車内灯が一時的に消える。
新しい車両ではデッドセクション通過時に車内灯が消えるということは無くなったので、久しぶりにデッドセクションで車内灯が消える体験をする。
能生、名立の各駅に10分程停車し、直江津へ。
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能生駅停車中の「急行2号」

有間川、谷浜付近で海の風景を楽しむ。
直江津には14:31着。
直江津からは折り返しとなる15:03発「急行3号」市振行きに乗車する。

直江津駅には久しぶりに来た気がする。
私が以前訪れたときは特急「はくたか」や特急型の快速「妙高」や「くびき野」が発着し、いかにも交通の要衝という感じだったが、今日は特急は短編成の「しらゆき」くらいしか見られず随分寂しくなった印象を持った。
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直江津駅停車中の「しらゆき」

改札を出て両側出口を眺めてみる。北口駅前には駅そば屋がある。
かつてはホームにそば屋があって、濃いそばつゆに中華そばを合わせたものを提供していたことを思い出す。
その中華そばが美味しかったなぁ。複数のホームにあったそば屋を1箇所に集約したのだろう。

南口は昔はなかった出口で、南口周辺はマンションが建ち、新しい街の雰囲気が感じられた。

駅両側出口を眺め、「急行3号」に乗り込む。今度は455系に乗車。
ボックスシートが埋まっており、ロングシート部に腰掛ける。
デッキは撤去されているが、車両両端に片開ドアが配置され、急行型の面影が色濃く感じられる。

このタイプの455系はかつての北陸本線の他、東北本線,常磐線、鹿児島本線,日豊本線でも走っており、学生時代に周遊券や青春18きっぷを使ってこんな車両に乗って、鈍行で旅したなぁ、と思い出す。

15:03直江津駅を発車する。
455系はクハでモーターが無いため、静かな走行である。
「急行3号」も名立、能生に10分程度停車する。
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名立駅停車中に「急行3号」のサボを撮影

梶屋敷駅を出るとデッドセクションを通過し、車内灯が一時的に消える。
糸魚川15:50着。これでえちごトキめき鉄道急行乗りまくりの旅を終える。

糸魚川からは16:28発「はくたか567号」に乗り換える。
乗り換え待ち時間があるので、糸魚川駅アルプス口(新幹線口)にある
「糸魚川ジオステーションジオパル」を訪ねる。

「糸魚川ジオステーションジオパル」には鉄道博物館的な展示があり、
2010年3月まで大糸線を走っていたキハ52の実車が保存されている。
キハ52の車内に入り、ボックスシートに腰掛け、大糸線を走っていたキハ52にしばし思いを馳せる。
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キハ52の実車が!

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キハ52車内

そしてその奥にある、鉄道ジオラマ、鉄道展示コーナーに行く、鉄道展示は個人が所有していたコレクションを展示したという感じで、昔のサボ(行先表示板)や駅名板、ヘッドマーク、切符等興味深く鑑賞する。

鉄道ジオラマは本格的なもので糸魚川駅日本海口(北口)の街並みをよく再現した一角もあった。
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展示品のサボ、駅名板

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糸魚川ジオステーションジオパルを駅前から望む!

「糸魚川ジオステーションジオパル」を堪能し、再び北陸新幹線フリーパスの旅を再開!
糸魚川16:28発「はくたか567号」の自由席に乗り金沢へ。富山辺りで夕暮れ時になり、夕日に染まる立山連峰、富山の街を車窓に眺める。

金沢に着く頃にはすっかり暗くなり17:20着。
金沢からはIRいしかわ鉄道に乗り換え美川に向かう。
金沢からは再び「北陸おでかけtabiwaパス」の旅である。
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IRいしかわ鉄道小松行き

金沢17:35発小松行きに乗車。521系の4両編成でさほど混んではいない。
松任で多くが降り、車内は空いた状態になる。そして美川には17:55着。

美川下車の目的は温泉! 暗い中10分ほど歩き、温泉施設へ。
モール泉の水深がある湯船につかり、体の芯まで暖まる。
冬の時期の各地の温泉を訪ねる旅は暖まっていいものである。
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美川温泉

美川からは18:50発福井行きに乗車。521系4両編成。
小松に19:03着。
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小松駅

小松からは「北陸新幹線フリーパス」再開。
小松からは19:17発「つるぎ45号」の指定席に乗り敦賀へ。
敦賀まで各駅に停車。

外は暗くなり車窓は楽しめないので、小松で買った弁当で夕食タイムとする。
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夜の移動時間で夕食

敦賀には20:03着。敦賀駅東口を降りて、車で滋賀へ。
夜の北陸道、名神高速をスムーズに走り、21:30前に帰宅。
北陸新幹線フリーパス旅の1日目を終了する。

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この旅の続きは追って綴っていきます。どうかお楽しみに!

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