【2日目:2025/12/14(日)】北陸鉄道石川線,大糸線の旅
2日目は朝一番の琵琶湖線上り電車で出発する。今日は雨模様。
雨の田園地帯を駆け抜け米原6:38着。
米原から6:52発敦賀行きに乗り換える。敦賀行きは521系2両編成ワンマン運転である。高校生が多く乗っていてほぼ席が埋まっている。
長浜で高校生の入れ替わりがあるが、木ノ本あたりまで車内は賑やかな状況。
近江塩津で湖西線への乗り換え客が降り、空いた状況となる。
県境の長い新深坂トンネルを抜け、新疋田に停車し、敦賀に7:41着。
敦賀に到着 米原行きとなり折り返して行く この車内に忘れ物をしてしまう
敦賀からは8:06発「つるぎ2号」富山行きに乗り換え、北陸新幹線フリーパスの旅、再開である! 敦賀まではICカードで乗車してきたため、ICカードをタッチし一度敦賀駅改札を出る。
今日は従来からの正面改札口(西口)を降りる。
新しい建物が増築されて駅舎は広くなり、綺麗になった。
正面口側の駅舎を眺めた後、北陸新幹線フリーパスを通して改札を入り、長いエスカレータを乗り継ぎ、新幹線改札口へ。
正面口から跨線橋へのエスカレータ横に描かれた路線図付きの北陸新幹線イラストがイイ!
北陸新幹線で北陸を通り抜け、長野,東京まで直通で行けます!、ということが強く伝わってくる。
私が学生時代によく利用した夜行列車でも東京から敦賀まで乗り換えなしで行けるというものは存在せず(急行「能登」で臨時的に上野から福井までというものはあった)、北陸新幹線敦賀開業で敦賀から東京まで直通で繋がったのは、地元にとって意義が大きいことだと思う。
北陸各地と東京が新幹線で繋がった今、早く大阪方面にも延長し、北陸各地と大阪が新幹線で繋がって欲しい、とも感じる。
新幹線改札口を入ったときに、敦賀まで乗ってきた列車内に折り畳み傘を置き忘れてきてしまったことに気付く。
新幹線改札口を出、もう一度在来線ホームに行く。乗ってきた列車は既にホームになかった。気付いたのが遅かったので仕方ない。
時間ギリギリで「つるぎ2号」指定席に乗車。
金沢まで乗車し、IRいしかわ鉄道に乗り換え、北陸鉄道石川線を目指していく。
折り畳み傘は忘れた場所をはっきり覚えており、夜に再び敦賀,米原に帰って来るので、WESTERアプリから忘れ物の届け出をしておく。
「つるぎ2号」は途中福井にしか停車しないため、金沢まではあっという間である。42分の乗車8:48、金沢に到着する。
金沢からは9:00発IRいしかわ鉄道小松行きに乗り換える。
今日は雨の天気で、金沢駅の駅ナカで折り畳み傘を調達し、ICカードでIRいしかわ鉄道の改札口に入る。
小松行きは521系の4両編成、空いている。1駅だけ乗車し西金沢で下車、9:04着。
西金沢駅を降り駅前の新西金沢駅へ。北陸鉄道石川線に乗り換える。
結構雨が降っている。少し雨に濡れてレトロな感じの新西金沢駅に。
新西金沢駅
改札口で「石川線1日フリーエコきっぷ」(600円)を購入する。土日祝日限定で利用可能なお得なきっぷである。
新西金沢9:09発鶴来行きに乗車。
石川線で1編成しかない元京王3000系である。
天井に直接取り付けられた換気扇風の扇風機がイイ。
昔の地下鉄でよく見かけたもので懐かしい。
北陸鉄道石川線車内
雨の中、しばらく住宅地の中を進んでいく。
車両は古いが、金沢郊外の鉄道路線という雰囲気だ。
新興住宅地の駅陽羽里を過ぎるあたりから田園風景が見られるようになり、同時に山も近くに見えてきて、ローカル線的な風景となる。
曽谷、道法寺、井口、小柳、日御子と停車し、終着鶴来に9:36着。
古い立派な木造駅舎があり、改札口には駅員が立ち切符を回収している。
途中駅は全て無人の小駅ばかりだったのでとりわけ存在感が感じられる。
駅名板が毛筆体の文字でいい感じだ。
鶴来に到着した元京王3000系の北陸鉄道7700系
鶴来駅駅名板
鶴来駅駅舎
雨が結構降っているが、金劔宮を訪ねてみることとする。
駅舎を背に駅前を直進していく。すぐに白山市鶴来支所があり、町の中心部に駅があるとわかる。鶴来支所の横を通り、坂を上っていく。幹線道路に突き当たり、そこを右へ行く。
幹線道路は山裾沿いを町並みより一段高いところを走っており、眼下に鶴来の町並みを見ながら金劔宮を目指して歩く。
駅から15分ほど歩き、金劔宮に到着。
金劔宮
金劔宮の背後は森になっており神聖な雰囲気だ。参拝し別ルートで鶴来駅へ戻る。鶴来駅からかつての加賀一の宮駅方向に延びていた線路を少し眺める。
鶴来駅から先に少し線路が残っており、鶴来駅を出た先でカーブし進路を変えていたようだ。
今日は雨のため探索しないが、次の機会は是非、鶴来駅でレンタサイクルを借り、加賀一の宮へ、できればその先の白山下まで探索してみようと思う!
鶴来10:13発,野町行きに乗車。車両は先ほど乗ってきた元京王3000系。
野町から到着した元東急の7000系との並んだ状態で出発を待っていた。
鶴来駅で並ぶ北陸鉄道石川線の2タイプの車両
今度は金沢市内に向かっていくため、駅に停車するたびに乗客が増えていく。
新西金沢、西泉では乗客が降りていく。野町には10:45着。
往復で元京王3000系に乗り、元京王3000系を堪能できた!
野町はこじんまりとした終着駅だ。
改札口を出ると目の前はバスターミナルになっていて、金沢市中心部方面へ行く北陸鉄道バスが停車している。そのバスに乗り金沢駅へ向かうことにする。
電車からの乗換客が乗り終わって、10:47に発車。
町の中心部の香林坊、近江町市場の前を通っていき、金沢駅西口に11:03着。
金沢駅からは11:59発「はくたか562号」に乗る。
乗換待ち時間があるので、駅そばを食したく、改札外の駅弁,土産物店近くにある立ち食いそば店へ。
「白えびかきあげそば」を頂く、出汁が効いたつゆとかきあげとがマッチし美味しかった!
金沢駅で駅そばを頂く!
その後まだ時間があったので、土産物店等をぶらぶらして、コンビニで釜めし風ミニ弁当を購入して、新幹線改札口に入り、北陸新幹線フリーパスの旅を再開する。しかし新幹線開業後、金沢駅は店舗が充実したと思う。
新幹線改札口を出入りする人が多く、新幹線開業前に比べるとかなり利用客が増えたと感じる。
ホームに上がると「はくたか562号」に乗る人の長い列が出来ている。
「はくたか562号」は敦賀始発ということで指定席を予約していたが、これは指定席を取っておいて正解だった。
雰囲気的に多くは週末を北陸で過ごし、東京方面に帰る人たちだろうか。
「はくたか562号」で金沢11:59発。金沢駅からの乗客で8割がた席は埋まった乗車率になる。
この列車を糸魚川まで乗車する。今日は外は雨で立山連峰の雪山風景が見えず、残念。
駅そばだけでは昼食として足りないため、ミニ弁当を頂きながら糸魚川へ。
昼食に釜めし風ミニ弁当
糸魚川には12:49着。ここからは大糸線の平岩へ、姫川温泉に行く。
券売機で平岩までの乗車券を購入して、13:20発の大糸線南小谷行きに乗り換える。
乗り換え待ち時間があるので、昨日訪ねた「糸魚川ジオステーションジオパル」に行ってみる。私にとっては、何度訪ねても飽きないスポットだ!
昨日見学時間外で見れなかった「トワイライトエクスプレス」モックアップを見学することができる。
また、キハ52のボックス席に腰を下ろし、かつての大糸線の旅に思いを馳せる!
糸魚川ジオステーションジオパルのキハ52
乗り換え待ち時間を有効に過ごし、えちごトキめき鉄道の改札口を入る。
大糸線ホームはえちごトキめき鉄道の改札内にある。
在来線の糸魚川駅は、旧北陸本線のえちごトキめき鉄道がメインなのだ。
切り欠き式の大糸線ホームには、キハ120が1両編成で停まっている。
岡山県内で走るキハ120と同じ赤とオレンジの帯を付けた車両である。
大糸線のキハ120
白馬あたりにスキーへ行くと思われる外国人旅行客も乗っており、8割がた席が埋まった乗車率である。大糸線糸魚川~南小谷は乗客が少なく赤字路線と言われているが、この列車は結構乗っている。
北陸新幹線から白馬方面への鉄道ルートとして、利用を増やすこともできるのではないかと思う。
13:20、糸魚川駅を発車。えちごトキめき鉄道と数百メートル並行して走った後、カーブして分岐し、南へ進路をとる。
セメント工場を車窓に見ながら住宅と田畑が混在する中を走り、1駅目の姫川に到着。駅前に温泉施設があり、温泉に行くと思われる数名が下車。
姫川を出てからも住宅と田畑が混在する平地を走り、2駅目の頸城大野に到着。古い木造駅舎が残っていて、いい感じだ。
頸城大野を出ると山の中に分け入り、ローカル線の風景となる。
トンネルを抜け根知に到着。交換可能な駅で木造駅舎がある。
根知を出ると、姫川沿いに山中を行く。
姫川は大きな岩が転がる河原と、両岸が険しい山が迫る風景が展開する。
そして、車窓に雪が見られるようになってくる。
そんな車窓風景を見ながら、いかにもローカル線の旅を満喫する。
次の停車駅小滝は駅近くには発電所があるくらいで他に川と山しかなく
秘境駅といった感じだ。ここも木造駅舎が残る。
姫川と山の車窓
引き続き姫川沿いの山中を行き、下車駅の平岩に13:57到着。
駅付近には姫川温泉と小規模な町が広がる。
平岩では我々の他数名が降りる。
ホームには数センチ雪が積もっている。
今日は雨なので雪がべちゃべちゃになり、足元が悪い状況である。
かつては交換できる駅だったが、片方の線路は撤去され単線構造になっている。
駅舎はコンクリート造りのどっしりしたものだが、無人駅となっていて寂しい。
そんな平岩駅を降り、姫川を渡って姫川温泉の日帰り温泉施設へ。
姫川温泉
日帰り温泉施設はこじんまりとしており、中に入るとすぐ休憩室になっていて地元の人が多い感じ。
入浴券を買い温泉へ。脱衣室や浴室は小さいが、浴槽にはドバドバと湯が注ぎ込まれており、かけ流しで湯量は豊富なようだ。浴槽には湯の華が付着している。
浴槽に入ると熱めの湯で、少し浸かるだけで暖まる。肌もすべすべしてくる。
浴室からはベランダに出られるようになっていて、途中、熱い湯でほてった体を外の風に当てて涼む。
ベランダに出ると姫川と大糸線の線路を眺めることができる。
湯上り後、脱衣室で服を着ていると敦賀駅から電話があり、忘れ物の折り畳み傘を預かっているとのこと。
見つかってよかった! 帰路の敦賀駅で受け取ることにした。
その後、休憩室でくつろいでいると、管理人のおばさんが乳酸菌飲料を差し入れてくれた。大きな温泉施設にはない、心温まるおもてなしである。
列車の時間が近くなり、姫川温泉をあとにする。
山里の小さな温泉施設ではあったが、体も心も温まる素朴な場所だった。
平岩駅
平岩15:05発糸魚川行きに乗車。キハ120の1両編成で、今度の列車は空いていた。
左右に席を移りながら姫川と山の風景を楽しみ、途中根知での列車交換も体験して糸魚川へ。
根知にて
根知で交換した列車は2両編成で、後ろの車両は芸備線や福塩線で見られる広島色だった! 糸魚川15:43着。
糸魚川では15:50着のえちごトキめき鉄道「急行3号」入線を待つことにする。
今日は「玄海」のヘッドマークを付け、ローズピンクとクリームのツートンカラーの455系が入ってくる。
昨日は乗車を楽しんだ列車だが、見るだけでも楽しい列車である!
「急行3号」
「急行3号」サボ
「急行3号」は糸魚川駅に11分停車する。この糸魚川駅停車中シーンを写真にしっかり収める!
国鉄急行色だと撮影に熱が入ってしまい、11分という時間もあっという間に過ぎてしまう。
そして最後は、市振へ向けて発車していくシーンをスマホで動画撮影する。
しばし2日続けて乗って撮った急行型電車の余韻に浸り、えちごトキめき鉄道糸魚川駅改札口を出る。
糸魚川からは16:28発「はくたか567号」に乗車。
30分弱乗り換え待ちがあり、日本海側口にある地酒コーナーで糸魚川の地酒を土産に買う。
そして最後に「糸魚川ジオステーションジオパル」のキハ52ボックス席に身をゆだね昔の旅に思いを馳せるひとときを過ごし、北陸新幹線ホームへ。
16:28発「はくたか567号」の自由席に乗車する。
「はくたか567号」を富山で降り、Rさんとの2日間の旅の締めくくりとして、
夕食に富山の寿司を頂こうと思う。
富山には16:55着。少し早いが駅構内の回転寿司店に向かう。
早いと思っていたにも関わらず既に満席で順番待ち状態だった。
30分ほど待ち時間のようだったので順番待ちの券を取り、先に土産物を見ることにする。
土産物におかきを買って、回転寿司店に戻る。
回転寿司店では富山の地物ネタを中心に頂き、富山の味を楽しむ!
富山で地物ネタの寿司を楽しむ!
夕食をとり、富山18:25発「つるぎ43号」で帰路に就く。
途中、新高岡、金沢、福井にしか停車しない速達タイプである。
車中で晩酌タイム
富山から敦賀の車中、カニかまぼこをつまみに晩酌タイムとする。
敦賀には19:32着。
敦賀では正面口側の改札口で忘れ物の折り畳み傘を無事に受け取り、19:55発米原行きに乗るべく在来線ホームへ。
するとダイヤが乱れており、19:20発湖西線経由京都行きがまだ停車している。この列車で近江塩津まで向かうことにする。223系の4両編成。
19:50に敦賀駅を発車。上り線はループ線を通り新疋田へ向け高度を上げて行く。ループ線からほんの少しの間ではあるが敦賀市街地の夜景を望むことができる。
新疋田を出るとすぐ長い新深坂トンネルに入り滋賀県に。
近江塩津に20:10頃着。米原行きに乗り換えるため、ここで下車。
乗り換えのためホームを移動する。
駅周辺は真っ暗で駅構内もひっそりしている。
近江塩津では当初敦賀から乗る予定だった20:12発米原行きに乗り換える。
米原行きは8分ほど遅れて到着し、近江塩津を20:20出発。521系2両編成。
米原には当初到着予定の20:45から7分遅れ、20:52着。
20:54発新快速姫路行きに乗り換える。
姫路行きも4分遅れで20:58に出発。
4分遅れで最寄り駅に帰着。北陸新幹線フリーパス旅の2日目を終了する。
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