【3日目:2025/8/16(土)】飯田線全線乗車の旅
青春18きっぷ(以下単に18きっぷと記す)日帰り旅x3の3日目は滋賀の自宅の最寄り駅から朝二番の上り電車で出発し、東海道本線で名古屋へ。
名古屋からは中央本線で辰野へ、辰野からは飯田線へ。
豊橋まで飯田線を全線踏破し、豊橋からは東海道本線で帰ってくるという計画! ほぼ一日中列車に乗り続けるという、乗りまくりプランである!
飯田線は天竜峡~中部天竜が山深い中を行き、この区間は秘境駅と言われる駅も点在する。単にそのエリアまで往復する場合でも一日がかりとなるので、なかなか訪ねることができてない。そこで今日の旅では、この区間の車窓の眺めを堪能することを重点テーマとしたい。
また、飯田線には近く引退予定の213系が活躍しており、今回213系に乗れるかまたは撮れるかできればいいな、と考えて出発する。
この213系は以前は関西本線名古屋~亀山で活躍していた車両。
関西線時代にはよく乗ったことがあり、親しみがある。
自宅最寄り駅から朝二番の上り電車で出発し、米原6:56着。
7:07発特別快速浜松行きに乗り換える。列車は313系8両編成。
昨日に引き続き米原から東海道本線の上りに乗り継ぐ。今日も結構空いた状態で発車。
特別快速浜松行き
今日も伊吹山麓の田園風景を楽しみながら岐阜県へ。
大垣を過ぎ、乗客が増えてきて席が埋まる。岐阜を出ると快速運転となり、スピードを上げて木曽川を渡り、愛知県に入る。
転換クロスシートの車内設備に、特急同等のフルスピードの走りで、快適な旅である。これぞ特別快速、新快速に相応しいサービスだと思う!
岐阜を出ると尾張一宮のみに停車し、名古屋には8:12着。
名古屋からは8:16発中央本線高蔵寺行きに乗り換える。
315系8両編成。8両編成ということもあり混雑はない。
高蔵寺行き
金山、鶴舞、千種で乗ってくる人,降りる人が多い。
大曽根を過ぎるとガラガラになる。
ガラガラになった高蔵寺行き車内
高蔵寺には8:46着。8:52発中津川行きに乗り継ぐ。
乗り換え待ち時間で高蔵寺駅に途中下車してみる。
高蔵寺駅駅舎
高蔵寺駅は愛知環状鉄道の分岐駅で構内は広く、周囲は住宅地で、規模の大きな郊外の駅という感じだった。
高蔵寺からは8:52発中津川行きに乗る。高蔵寺までの列車と同じく315系8両編成である。
高蔵寺を出ると多治見までは、山間を通り抜け緑と渓谷の風景が展開する。
この渓谷の区間で、愛知県から再び岐阜県に入る。
以前ブログにも綴ったが、ここは愛岐トンネル群の旧線跡が残っている。
多治見からは里山の田園風景の中を快走し、中津川9:42着。
10:00発松本行きに乗り換える。
中津川駅に到着!
中津川駅で松本行きに乗り換え
10:00発の松本行きは211系3両編成。車内は座席の半分程度が埋まる乗車率。木曽路の宿場町に向かうという感じの旅行者が多い。
中津川を出ると木曽川沿いの山間をゆっくり進んでいく。
8月で緑が濃く、日差しが強く、時々渡る木曽川の支流の河原が日に照らされ白く映える。クーラーの効いた車内からそんな夏の自然風景を楽しむ。
宿場町の駅では乗客の乗り降りがありドアが開くと外の暑い空気が入ってくる。
塩尻には11:51着。塩尻からはJR東日本の路線となる。
塩尻駅ではエキタグのデジタルスタンプをゲットし、11:59発甲府行きに乗り換える。
塩尻駅にて
甲府行きは塩尻まで乗ってきた列車と同じく211系3両編成。これで岡谷に向かう。
みどり湖に停車し、長いトンネルを抜け、岡谷12:09着。
駅ホームには御柱祭のモニュメントが展示されている。
岡谷駅にて
岡谷からは12:29発天竜峡行きに乗り換える。
乗り換え待ち時間があるので、まずはエキタグスタンプをゲット、
そして改札を出、駅裏のスーパーへ昼食を買い出しに行く。
天竜峡行きは駅舎側の切り欠き式ホームの0番線から発車する。313系2両編成、ワンマン運転である。車内は立ち客もあり、結構混んでいる。
2駅目の辰野までは中央本線の支線を行く。
辰野では3分ほど停車し、JR東日本の運転士からJR東海の運転士に交代、車掌が乗ってくる。辰野からは再びJR東海の路線となり、飯田線を進んでいく。
飯田線に入ると駅間が近くなり、発車と停車を繰り返す。
辰野を出ると伊那市、駒ケ根市を通り抜けるため市街地もあり、各駅では多くの乗り降りがある。
辰野から乗ってきた車掌さんは車内での切符販売、駅での切符回収と忙しい。
だがそのおかげもあって、各駅での乗降、発車がスムーズだ。
ワンマン運転だと、各駅で降車する際、運転士後ろのドアからしか降りることができない上、運賃表を確認して運賃を支払うことになり、そのための停車時間が必要となる。飯田線は駅が多いので、時間のロスが大きくなりそうだ。
大田切駅の直前では天竜川の支流を渡る。
車窓右手には中央アルプスの山も見え、清流と山並みの景色がいい。
今回は乗ることを目的に訪ねたため、山並みと絡めた写真は撮れなかったので、以前撮影した山並みと飯田線の写真をいくつか上げさせて頂こうと思う!
大田切付近にて(2023/5/1撮影)
更に進み伊那福岡駅を出ると、大きくカーブして別な天竜川の支流を渡る。
鉄橋を渡るとき車窓右手には中央アルプスの山並みを望む。
大カーブは川を渡った先まで続き、川を渡ったカーブの先では今度は左手に南アルプスの山並みを望む。カーブを車輪を軋ませてゆっくりと走るので、風景を楽しめるとともにローカル線の雰囲気を大いに体感する区間である。
伊那福岡~田切にて(2023/5/1撮影)
やがて、冬場に中央アルプスと飯田線の写真を撮るために降りたことがある七久保駅に到着。古い駅舎の駅だが、この駅舎が近いうちに取り壊され、簡易的な駅舎に建て替えられるという。
味がある古い駅舎が取り壊されるとは、なんとも残念である。
七久保駅(2024/1/14撮影)
七久保付近にて(2024/1/14撮影)
市田駅辺りを過ぎると家が多くなり、飯田市の市街地の雰囲気になってくる。
飯田の市街地を抜け、終着駅天竜峡駅に15:09着。
岡谷から2時間40分の長旅であった!
天竜峡からは同じホームの向かいから15:12発豊橋行きに乗り換える。
天竜峡駅にて
天竜峡駅を出ると天竜川を渡り、早速、山岳地帯の谷沿いを進んでいく。
最初の停車駅千代は完全に山の中で人気もなく、秘境駅という風情になる。
続いて金野も山の中の秘境駅。ただ駅を訪ねてきたと思われる鉄道ファンが5,6名いて、少し賑やかだ。
その後は田本駅がホーム後ろがすぐ崖で、秘境駅度が高いと感じた。
温田駅は駅の周りに家々があり、山の中の町といった雰囲気になる。
その後、ダム湖の風景が車窓に展開し、平岡駅に到着。
平岡付近のダム湖の車窓
平岡駅はちょっとした町の駅といった雰囲気である。
平岡駅を過ぎると長野県と静岡県,愛知県の県境となる山岳地帯の最深部に入っていく。鶯巣、伊那小沢、中井侍、小和田と山の中の秘境駅に停車する。
鶯巣駅
続いて停車する大嵐はかつては日本一小さい村と言われた愛知県富山村(現在は豊根村富山地区)の玄関口である。
大嵐を出ると長いトンネルを抜け、水窪に。静岡県浜松市天竜区水窪町の中心駅で、天竜峡を出て以来の久しぶりの大きな町である。
水窪では対向列車が遅れており、対向列車が来るまでしばし停車する。
水窪駅にて
どうやら中部天竜より先の区間で大雨が降って、運転見合わせになっていたらしい。やがて対向列車が到着し、6分遅れで水窪を発車する。
その後、中部天竜でも10分ほど停車する。
停車時間で駅の様子を観察、出発待ちの岡谷行き213系を撮影する。
この駅の構内にはかつて佐久間レールパークがあって賑やかだったのだが、
今は構内にその跡形もなく、ひっそりとしていた。
佐久間レールパークとともに、豊橋と中部天竜との間で運転されていた
トロッコファミリー号を思い出す。
中部天竜駅 駅舎
岡谷行き213系
中部天竜を12分遅れの16:43に発車する。中部天竜で山岳地帯に終わりを告げ、今度はなだらかな里山の中を走っていく。まだまだ山の風景は続く。
中部天竜から先は、大雨が降った後で、線路の状況を確認するため徐行運転となる。浦川までは徐行運転を行い、浦川から再び通常速度の運転に戻る。
そのため、浦川で17分の遅れまで拡大する。
浦川駅
その後は元々の交換時間で遅れを挽回していく。豊橋にはほぼ定刻の18:24に到着。
豊橋では駅ナカの店舗で夕食に笹寿司を買い、18:31発新快速米原行きに乗車。313系8両編成で、豊橋を出ると早速フルスピードで東海道本線を駆け抜けていく。
辰野から豊橋までゆっくり辿ってきた飯田線と別世界という感じになる。豊橋発車時点では空いており、快適な車内で笹寿司をいただく。
金山を過ぎると大垣までは混雑した状況になる、そして再び空いた状態になって米原に20:39着。
米原にて
米原からは20:54発の新快速に乗り継ぎ、滋賀の自宅に21時半過ぎに帰宅。
3日間の18きっぷ旅を終了する!
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