「女性と男性の更年期は、こんなにも違う──だからこそ、知っておきたいこと」

記事
コラム
久しぶりに会った20数年来のママ友とのランチ。

気づけば話題は、
子どものことでも夫のことでもなく――
「健康」でした。

血圧が高いとか、血糖値がどうとか。

「寄る年波には勝てないね」と笑いながらも、
その笑いの奥には、
少しだけ本気の不安が混ざっていました。

年齢を重ねると、
自然と避けては通れない話題。

その中でも、
やっぱり出てくるのが「更年期」です。

女性の更年期は、身体が大きく揺れる。

女性は閉経に向かう過程で、
ホルモンバランスが大きく変化します。

個人差はありますが、
身体に出る症状は想像以上にしんどいものです。


ホットフラッシュ。
動悸。
イライラ。
肩や背中のこわばり。

私は通算して10年ほど、
その揺れの中にいました。

冬なのに突然汗が噴き出した日。

理由もなく胸がざわざわして、

「私、どこか悪いのかな」

と本気で怖くなった夜。

当時は“更年期”という言葉よりも、
「自分がおかしくなったんじゃないか」
という不安のほうが大きかった気がします。

病院にかかることもなく、
特別な対処もせず、

「そのうち終わる」

とやり過ごしてきました。

今思えば、
もっと自分をいたわってもよかった。

あの頃の私は、
ずいぶん頑張っていたのだと思います。



男性の更年期は、心が静かに揺れる

一方で、男性の更年期は、

身体よりも精神面に揺れが出やすい

と言われています。

眠れない。
やる気が出ない。
理由のわからない不安や落ち込み。

外からは見えにくいぶん、
本人も周囲も気づきにくい。

実際、身近な男性が急に元気をなくしたり、
怒りっぽくなったりする姿を見て、
「どうしたのだろう」
と戸惑ったこともありました。

あれもきっと、
“揺れ”だったのだと思います。

それなのに、

「気合いが足りない」
「弱くなった」
そんなふうに受け取られてしまうこともある。

目に見えない揺れほど、
孤独なのかもしれません。

知っているだけで、優しくなれる。

更年期は、
生きている以上、誰にでも訪れるもの。

避けることはできません。

でも、

これは怠けではない。
これは性格の問題ではない。
これは気の持ちようだけではない。

そう知っているだけで、
ずいぶんと自分を責めずにすみます。

そして、今しんどい思いをしている人を、
これから経験する人が支える。

かつて通った道が、
今歩いている誰かの灯りになれたら。

更年期という期間も、
ただ「つらい時期」ではなく、

理解と優しさを学ぶ時間
に変わるのかもしれません。

年齢を重ねることは、
衰えることではなく、

“理解できること”が増えていくこと

なのだと、私は思っています。


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