無意識の活用術3

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無意識の活用術3

今回は前回の内容に引き続き、無意識の活用術についてお話していこうと思います。

自分の望む人生を歩むためには、自分にいかに良い自己暗示を無意識に入れるのかが重要になります。
前回は無意識に現在進行形の暗示が大切だということを書きました。
暗示にはちゃんとしたルールが存在しています。そのルールを理解せず、間違った命令を出しても、間違った命令では自分の心や身体は正しく動いてくれません。
今回は無意識に対してうまく暗示を入れる方法を書いていきます。

肯定文で思い込む。
多くの人はは無意識に否定文をよく使っています。
カウンセリングの時に話をしていてもわかるのですが、「~してはいけない」とずっと思い続けているのです。
実はいくら否定文の暗示を入れても無意識には判断する機能がないため、そのまま暗示として受け取ってしまうのです。
例えば、「今からピンクの象を絶対想像しないでください。」と言われればきっとあなたはピンクの象を想像してしまうはずです。
この言葉を言われるまでピンクの象なんて思うことすらなかったのに、言葉を言われた瞬間想像してしまうのです。
そのためいくら「~してはいけない。」という暗示を入れても逆に「~したくなる。」わけなのです。
暗示は肯定文で必ず行ってください。

具体的に。
無意識は、具体的に表現されればされるほど、より自分がその状態にいると錯覚をしていきます。
例えば「私は夏の海の砂浜に横になっている。」というよりも「私は暑い夏のサンサンと輝く太陽の下で、目の前には魚が泳いでいるのが見えるぐらい透き通った綺麗な海がある。そして、焼きつくような熱い砂浜の上で背中が焼けるような感覚さえ感じながら砂浜の上で横になっている。」
といったような感じです。
人の想像力というのは、実は視覚だけを頼りに使っているのではなく、五感をフル活用して想像しているのです。
そのため、視覚的イメージだけではなく、音(聴覚的イメージ)や臭いや感覚(感覚的イメージ)といったものも同時に想像していきましょう。

繰り返す。
暗示は定着させるためには、繰り返すことです。
悩みを持っている多くの人は、実は必要のない暗示を無意識のうちに、繰り返し入れ続けているのです。
その無意識の自己暗示を繰り返すことで強力に入れることにより、自分で暗示をなかなかうまく解けず苦労してしまうのです。
自分の望む人生を歩むために、必要のない暗示はしっかりと解き、良い暗示を効率良く入れてみてください。


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