毒親の母。子供の私が今思っていること。

毒親の母。子供の私が今思っていること。

記事
コラム
毒親育ちさんのお話はたくさんしてきましたが
毒親育ちさんがこの課題をクリアした先に
親との関わりがどう変化するのかについては、あまり書いてきませんでした。

そこで、今回は私の経験に基づいて
毒親育ちを卒業した私が
現在、母にどう思っているのかを素直に書いていきたいと思います。


私の母は共感性がなく
私が気持ちを話したり
時には泣いたり怒ったりして感情をぶつけても
真顔で「そうなんだ」「わかった」と言うだけで
寄り添うことは一度もありませんでした。

特に嬉しくて報告するときは
眉を顰めて、あからさまに機嫌が悪くなり
無視をしたり、「へー」と返されるだけ。

母と話す度に
「あぁまた受け入れてもらえなかった…」と落ち込み
そんな幼少期を過ごした私は
人に自己開示することが怖くなってしまいました。

「大好きな人に自分を出すと
拒絶されたり、怪訝な顔をされてしまう。」

家族にも友人にも恋人にも
本心を打ち明けられず
苦しい気持ちや、辛さを一人で抱え込んでいた私は
孤独感をいつも感じ、
何も考えられないほど、呆然として過ごすうちに

その孤独感を埋めるように
クラブや飲み会で気分を上げて誤魔化すようになり
自分の気持ちや感情が把握できなくなっていったのです。

「私は一人じゃない。」
「だってこんなに楽しいもの。」

でもその反面で
仕事をしても続かず、何も思い通りにいかない。

ただ幸せになりたいだけなのに。

辛くて辛くて、目の前が真っ暗になっても
歯を食いしばって一人で超えてきた。

その強すぎる自負が、人への共感もできなくさせていきました。

そう、母と同じように。

それに気づいた時
母の深い孤独感に初めて触れることができたように感じたのです。

「あなたも同じだったんだね」
「お互い辛いよね」と優しい目で母を見ることができた。



愛したくても、愛し方が分からない辛さ。

近づきたくても、子供なのに怖くて近づけない苦しみ。

そしてそれを理解してもらえない孤独。

30年以上、本気で悩んできた私には
母の苦しみが手に取るように理解できました。

それからというもの
母に共感してもらうことに期待をしなくなり
「いいよ、怖くなっちゃったんだね」と思えるようになって
一緒にいるのが苦痛でなくなりました。

とはいえ、傷つけられることはお断りなので
いい距離感でお付き合いをしています。



毒親は連鎖するとよく言われていますが
その連鎖を、体験を通して深く理解していくと
「私はちゃんと愛されていたんだ」と気付け
連鎖を断ち切ることができます。

ただ、愛し方が分からない人はいて
それは私も同じだったということ。


道のりは長いですが
人を愛せない苦しみから
人を愛せる喜びへシフトできるのは
あなたが「そうしたい」と思わなければ始まりません。

その道のりをご一緒するのがカウンセラーです。

一度、その苦しみを話してみませんか?




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