恋愛は「愛着」が9割。

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コラム
ネットなどでよく目にするようになった
「愛着」という言葉。

「自分は愛着障害かもしれない」と
不安になってお電話をくださる方がおられるほど、一般的になってきました。

でも正しく愛着について理解されていないことが多く
不安を大きくしてしまったり
悩みをさらに深めてしまって拗らせているケースも少なくありません。

そこで今回は愛着について書いてみたいと思います。

「愛着障害」と「愛着スタイル」の違い

私のカウンセリングで度々
「私、愛着障害なんです」と自己申告される方がおられるのですが
よくよく聞いてみると
精神科などで診断された訳ではなく
ネット診断の結果を鵜呑みにしてしまっていることがほとんど。

実は、愛着障害は
生後9ヶ月〜5歳のお子さんに対して医師が診断するもので
大人になってからは「愛着スタイル」として用いられています。

これはWHO(世界保健機関)が
愛着形成されるのが、生後9ヶ月〜5歳の間と定義していることから
その期間に診断を行うことになっていますが
WHOが愛着障害という病名を定義している訳ではありません。

つまり

「愛着障害」も「愛着スタイル」も病名ではなく、通称名だということです。

ただ、この愛着形成においての問題は根深く
私も長く悩まされてきた一人なので
無視できないことだと感じています。

恋愛における愛着スタイルの特徴

■ 安定型
愛着スタイルの中でもっとも心が安定していて
感情表現をすることに素直で抵抗がありません。
人間関係の中で恐れを感じることがほとんどなく
感情に振り回されず、信頼関係を築いていけます。
他者との程よい距離感を保ち、相手も自分も大切にできるので
心に余裕があり、「仕方がない」と割り切ることもできます。

恋愛傾向・・・
安定型の恋愛は、パートナーに完璧さを求めず
相互尊重、相互理解の為の建設的な会話ができます。
お互いの個人的な時間や人間関係などを大切にし
パートナーに過度に依存したり、
過度に自立したりすることはなく、相互依存的なので
安定したお付き合いができるのがこのタイプです。

■ 不安型
親密な関係性になると不安を感じる愛着を持ち
嫌われることや裏切られることに恐れています。
これは自分自身の価値を低く評価し、相手を過大評価することから起こり
常に「私なんて」と考えることから人間関係がうまくいきません。

恋愛傾向・・・
「愛されたい」という欲求が大きい為、常に愛情表現を求め
足りないと感じるとで不安になり、
「私なんて愛されない」と自己否定してしまいます。
不安な感情を過度に我慢をするタイプと
不安ばかりをパートナーにぶつけてしまうタイプの2つに分かれ
感情的で恋愛に疲れやすく、悩みが絶えないのがこのタイプです。

■ 回避型
他者と深く関わり合いたいと望む一方で
その人が自分を傷つ蹴るんじゃないか
拒絶されるんじゃないかと信じることができません。
その為、自分の弱さや深い感情を共有せず
相手との距離が縮まると一定の距離を保つように離れてしまいます。

恋愛傾向・・・
パートナーを信頼することができないので
自分の内側を見せず、頼ったり甘えたりができません。
親密な関係になることを避け、一定の距離を保つので
パートナーとの関係も進展しないのが特徴です。
自立しすぎていることもあり、一人で生きていけるようにも見えるため
周囲を寄り付かせない雰囲気を持っていることもあります。

■ 不安回避型
不安型の特徴と回避型の特徴を併せ持つのがこのタイプ。
不安型の「嫌われたくない」という欲求の一方で
親密さを恐れ、突然突き放してしまうことがあり
本人もこの感情に悩んでいることが多いです。

恋愛傾向・・・
うまくいっている時ほど恐れが出やすく
距離が近くなると突然態度が冷たくなったり
中には別れを切り出したりしてしまいます。
近づいては離れを繰り返すので、関係が構築できず
本人も自分の感情のコントロールができないので
お互いに疲弊する恋愛になります。

愛着スタイルを克服するために必要なこと

愛着スタイルは病気でもなければ
一生改善の見込みがない特性ではありません。

そして
一人一人の育った環境が違うため
同じ不安型でも微妙に違う特性を持っていたり
不安回避型でも、どちらが多く出ているかによっても違います。

ネット診断だけでは不十分な部分が多いにあるため
自分がどのような愛着の特性があるのかを知ることが
改善への一番の近道です。

じっくりと向き合い
パートナーとの良好な関係を築くための
スモールステップから一緒に頑張りましょう。




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