日常のこと㉔ ~別れの朝~

記事
コラム
別れの朝 ふたりは
さめた紅茶 のみほし
さようならの口づけ
何も言わず 交わした


こんな歌いだしの昭和の名曲(1971年)
『別れの朝』~ペドロ&カプリシャス~


ご存じですか?


えぇ、わたしはもちろん歌えます✨🎤


いやぁ、1971年って!わたし生まれてない。


するってぇと…なんだ?


今から50年以上も前の曲なのかぁ。


いま聞いても色あせないなぁ、名曲っていいですよね💖


この曲をはじめて耳にしたとき、若かったわたしには理解できないことがたくさんありました。


コーヒーじゃなくて紅茶なんだ…。
なんで、こんなにも好きなのに別れるの?


とかね(笑)


若かったな、あの時(*´ ˘ `*)ウフフ♡



時は流れ、いまやどっぷりのアラフィフ。


人並みに恋して…いくつかの出逢いと別れを経験した今。


分かる・沁みる・ささる
やっぱりいいなぁ( ・∀・)イイ!!昭和歌謡🎵


分かるようになっても、慣れることがないのが別れのつらさ( ; ˘-ω-)


むしろ、歳を重ねるとさらに落ち込むものなんですよね。


そして、別れの痛手から立ち直るのに時間がかかります。

きょうはそんな『別れ』のお話です。


我が家は今年に入ってから自家用車の買い替えをしました。


長年一緒に暮らしていると自動車も家族。


わたしとこの車との出逢いは約13年前
2012年5月13日の日曜日


この日は母の日、よく晴れた午前中のことでした。


夫「あのさぁ、一緒に来てほしい所があるんだけど。」


かよ:心の中
(ぁ…。母の日ね。いらないから(笑)プレゼントなんて。
子どもの手前”お母さん”って呼ぶのは仕方ない。
が、しかし!あなたは子どもじゃないよ。)


やんわりと《お断りしますアピール》をするわたし。


いつになく強引にデートに誘う夫。


しまいには根負けして夫に付いて行くことにしました。


街にはカーネーションを持つ父子(。・ω・。)ノ♡🌹


微笑ましい気持ちでながめながら、おとなしく助手席にすわっていたのです。

そして、着いた先は[中古車販売店]🚙


当時乗っていたミニバンは燃費がよろしくなく
( ノД`)シクシク…


通勤・買い物利用に7人乗りは、サイズ的にも少しもったいない感じだったのです。


通勤用に小回りの利く軽自動車を探していた夫


イメージ通りの新古車(いまは未使用車と言うらしい)を見つけて、一瞬で惚れ込んでしまったというのです。


「見てみて!ほら、いいと思わない?」


顔色をうかがってくる夫


「あとは、奥さまのお返事しだいでございます。」


頭を下げてくる販売店の方(o_ _)o))


「え?やぶから棒に…なに?」


母の日サプライズを渋々ながらもほんのちょこっと喜んでいたわたし


結局はこの車、買うことになったのです。


でも、しばらくはだまし討ちに合ったような…。


スッキリしない気持ちでこの軽自動車のこと見ていました。


あの日から約13年の時がながれました。


祖母の最期の入院のときも、子どもがケガをした時も、旅行も一緒だった。


毎日、夫と一緒に出勤して一緒に帰宅する毎日。


いつしか大切な家族になっていました。


丈夫でないわたしの外出は、いつも夫が運転してくれるこの車だったのです。


1、2年前から故障箇所が増え、オイルの減りが早くなりました。


「そろそろかもね…これ以上は可哀そうだよね。」


家族で買い替えを決めてすすめてきたのに、別れは悲しいものでした。


別れの日、夫を乗せて出勤する最期の雄姿を記録に残そうと動画を撮ることに。

「ありがとうね。ながい間お疲れ様でした。」


助手席側のボディを労うようにそっと触れながらのお別れのとき。


”さようなら”は言えませんでした。


聞きなれたエンジン音、スタートはいつもの右ウインカー🚦。


遠ざかり小さくなるにつれて、大きくなるわたしの嗚咽(´;ω;`)


こうやって人は大人になるんだなぁ。


♪やがて汽車は 出てゆき
ひとり残る 私は
ちぎれるほど 手をふる
あなたの目を見ていた

言わないで なぐさめは
涙をさそうから
触れないで この指に
心が乱れるから
あなたの目を見ていた


これまでよりも深く歌詞の意味が分かるようになれたかもしれません。


入れ替わりで迎えた新しい車は、まだ転校生みたいな感じです。


これから思い出も増えて、絆も深まっていくのでしょう。


家族の一員として大切にしていくことも、先代の車に対する恩返しになるかな?


『別れの朝』感情が入りすぎてマイク🎤持ったらコブシまわしちゃうかも(^▽^)/


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