塾依存から抜ける学びを編集しているマモ〜です。
授業の前に必要な、学びの土台について発信しております。
今回は、親が見るべきは演習量ではなく、授業の再現性というテーマで話をしていきます。
私は学習塾で担任業務をしているのですが、先日、自分が担当している小学6年生の男の子のご家庭と話す機会がありました。
その中で、お母さんから、
「自学ではどういう問題集を、どれぐらいやったらいいですか?」
というご相談をいただいたんですね。
とても熱心で真面目なお母さんなので、少しでも勉強に向かってほしい。
中学受験を目的に入塾していて、受験まで残り8ヶ月弱しかない。
だからこそ、いろいろな問題を準備してあげたい。
そういったお気持ちだったと思います。もちろん、そのお気持ちはすごくわかります。
ただ、この子の状況を見ていると、そもそも前回の授業でやったことの再現が取れていないんです。
要は、前回先生と一緒に授業で触れた問題を、自分で一から解けない。
あるいは、人にわかるように論理立てて説明できない。
アウトプットできない。
そういったことが何度も起きていたんですね。
この状態で演習を積もうとしても、なかなか積み上がりません。どんな問題集を準備したとしても、「わからない」ということが起きてしまいます。
だから、お母さんにはこうお話ししました。
こちらの働きかけも不足していたことは重々承知しています。
ただ、まずは、
授業内容を本当に理解していますか?
再現できますか?
というところにフォーカスしましょう、と。
授業で10問触れたとしたら、その問題を何も見ずに解けるか。
人にわかるように説明できるか。
まずは、この2つにフォーカスしましょうとお伝えしました。
ここが積み上がらないと、いくら演習量をこなしたとしても、やはりものになりません。積み上がらないんですよね。
だから、演習量云々以前に、授業の再現性を取れるかどうか。まずは、ここを第一優先で見た方がいいと思います。
これは、個別指導塾に限った話ではありません。集団塾でも同じです。
集団塾でよくあるのは、かなり宿題の量が多いということです。
それを1週間以内に終わらせなければならない。
そうなると、生徒たちは何を思うかというと、まず最初に宿題に着手するんですよね。
もちろん、それはわかります。ページ数が多いから、早くやらなきゃいけない。終わらせなきゃいけない。
そう考えること自体は間違いではありません。ただ、それでも何より大事なのは、まず授業の再現性なんです。
授業中に先生が触れた問題を、ちゃんと1から10まで解けるか。ここが大切です。宿題は、それを前提に課されています。
授業で触れた問題の類題が、基本的には宿題になることが多いです。
場合によっては応用問題が出されることもあります。
ただ、その前提としては、
「授業で触れた問題をちゃんと理解している」
「だから、その考え方を使えるか」
「転用できるか」
を見ているわけです。
だから、授業の再現性を取ることなく、いきなり他のことをやるのは、順番が違います。
積み上がらないよ、という話なんですね。本日は以上になります。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、良い一日をお過ごしください。