古文克服のために自分でもできること
目を留めていただいて、ありがとうございます。いよいよ夏休み。受験の天王山とかいろいろ言われる時期です。この時期に講習授業や特訓授業をたくさん受けるという方も多くいらっしゃるでしょう。古文の勉強の目的は、最終的に自分で8~9割方文章の内容を理解できることです。100%はありえません。そんなの、大人だって、試験の制限時間内に完全理解なんてできません。だから、文章の完全理解はできないものだと思ってください。さて、その目標達成のためには、授業も大事かもしれませんが、自分で何かを身に着けるということもまた大切。以前、苦手な方が自分で勉強するのはなかなか大変だということを書きましたが、とはいえ、それでも一人でできることというのは、あるものです。例えば、◆助動詞の接続を全部覚える!…接続とは、助動詞のすぐ上の単語がどんな活用形になるかということ。文法書や教科書の巻頭か巻末に必ず一覧表があります。これを覚えると、助動詞の基本形が全部頭に入ることにもなります。◆単語を覚える…範囲を限定してやってみることを勧めます。例えば、単語集の重要語の形容詞、その基本の意味だけでもまず頭に入れるとか。そして何より…◆授業の復習をしましょう…受けっぱなしはもったいない。読解の授業を受けたなら、本文を全文訳できるか、できればその日のうちにやってみてください。大抵の場合、思った以上にできません。人間は一時間たつと、習ったことの半分くらいは忘れてしまう(特に嫌いなものは)とも言われています。詰まったところは、もう一度確認しなおしです。何でそういう訳になるのか、突き詰めましょう。調べても分からないところは、お友達や先生
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