塾依存から抜ける学びを編集している、マモ〜です。
授業の前に必要な「学びの土台」について発信しています。
いかがお過ごしでしょうか。
今回は、「受験したいのに勉強しない子に、親がまず見るべきこと」というテーマで話していきます。
私は学習塾で、担任という役割をしています。日々、生徒本人、保護者の方、そして科目を指導する先生方と接しています。
そのなかで、いま担当している小学6年生の男の子の話です。その子は、中学受験を目的に入塾しました。
本人としては、「受験はしたい」と言っています。でも、勉強はしたくない。
よくある葛藤を抱えている状態です。
口では、「勉強しなきゃと思っている」と言います。ただ、実際にはスマートフォンをめちゃくちゃいじっています。
パソコンも自分のものを持っています。さらにiPadも持っています。まさに、デジタルネイティブ世代のお坊ちゃんという感じです。
自習室にいたとしても、「ちゃんと勉強しているのかな」と思って様子を見ると、全然違うことをしています。
そういうこともよくあります。ただ本人は、何度も、「勉強しなきゃいけない」とは言っています。
こういう場合、自分の意志で何とかしようとしても、うまくいかないことがほとんどです。
人間の意志力なんて、たかが知れています。大人でも子どもでも、そこまで大きな差はないと考えています。
この子に必要なのは、覚悟だと思っています。受験のために、何を捨てるか。ここなんですよね。
でも、まだ捨てられない。具体的には、目先の快楽です。スマートフォン、iPad、パソコンから得られる快楽です。
そこを捨てないと、なかなか受験の土俵には立てません。
学力の面でも、4年生、5年生で本来身につけておかなければいけないことが、まだ身についていません。
これは、どの科目にも言えます。前提として、学習習慣もまばらです。集中力も低いです。
電子機器に振り回されているというより、電子機器にあふれた環境にいる影響が大きいと感じています。
そういう環境では、集中力は育ちにくいです。学習習慣も、なかなか身につきません。
ただ、素質や素材が悪いわけではありません。
頭の回転はいいです。
発言にも光るものがあります。
「この子、いいものを持っているな」と感じる場面もあります。
ただ、土台がありません。学習習慣。集中力。環境設計。
そういった学びの土台が、まだ整っていないんです。
前提となる学力も、まだ低い。素地は悪くない。
でも、土台がない。そういう状況です。
だから私としては、「電子機器は、こちらで預かったほうがいいと思うよ」と伝えています。
目の前にあると、どうしてもいじってしまうからです。本当に勉強に集中したいなら、スマートフォンやiPad、パソコンは預けたほうがいい。そう伝えています。そうしないと、目先の快楽にどんどん流されてしまいます。
勉強できる状態にならないまま、結果として受験でも望まない結果になってしまう可能性が高いです。
ただ本人は、まだ覚悟を決めきれていません。スマートフォンやほかの電子機器を、こちらに預けようとは思えない。
そういう状況です。一方で、別の生徒は覚悟を決めて、電子機器をこちらで預かるようになりました。その結果、状態はよくなりました。やはり環境は大きいです。
勉強以前に生活習慣も少し気になります。
たとえば、寝るのが普通に12時過ぎです。それに加えて、エナジードリンクもしょっちゅう飲んでいます。「本当に大丈夫かな」と思います。
ご飯も、あまり食べていないようです。親御さんも忙しいようで、そのあたりをどれくらいフォローできているのかも、正確には分かりません。
連絡もなかなかつきにくいご家庭です。こういう前提となる生活習慣、学習習慣、環境設計が整っていないと、受験はかなり難しいです。
特に中学受験は難しいです。そういう状態で、いくら授業を増やしても、成果につながりにくい。これが、私の見解です。
最後に、今回の話に関連して、ココナラで提供しているサービスを紹介します。
「受験したい」
「勉強しなきゃいけない」
そう口では言っていても、本人の中で何が引っかかっているのか、うまく言葉にできていないことがあります。
勉強以前に、
「自分は今、何に困っているのか」
「本当はどうしたいのか」
「何が嫌なのか」
を整理できていない状態です。
そういう状態で授業だけを増やしても、なかなか前に進めません。
そこで、ココナラで中高生向けの言語化・自己理解サポートを行っています。
勉強を教えたり、答えを与えたりするサービスではありません。90分のオンライン対話を通して、本人の考え、感情、経験を一つずつ整理していきます。
勉強、進路、人間関係、将来の不安など、今引っかかっていることで大丈夫です。
対話のあとには、整理された気づきやポイントをまとめたメモもお送りします。
「何を考えているのか分からない」
「親が聞いても黙ってしまう」
「勉強や進路についてモヤモヤしている」
そんな中高生に向けたサポートです。
価格は3,000円です。
即効性のある成績アップを約束するものではありません。
ただ、本人が自分の状態を言葉にできるようになることで、勉強への向き合い方が変わるきっかけになることがあります。
親子だけで話が進みにくい場合は、第三者との対話を使ってみてください。
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